ハグハグの日々 Ⅳ  ~ 南日本海人、ライダー変身

ご訪問有難うございます。南日本海人、夏山裕のブログです。家族を愛し、人生に感謝して、日々をハグしながら送っています。

青春記の磁力

2009年10月26日 | お気に入りの本・映画・アート
 いけないいけないと思いながら、ついにこの間買った、たかのてるこの「ガンジス川でバタフライ」を寝床で読み始めてしまった。9時半に寝て、早起きするつもりだったのだが、就寝は11時半になってしまった。
 青春記というのはどうして、こうも面白いのだろう。特に、主人公が実際に旅をしたり、冒険をしたり、愚行をするドキュメンタリーは、どうしようもなく楽しい。
 この「ガンジス川でバタフライ」も面白いということはわかっていたので、読み出したら止まらないだろうな、と考えていたのだが、予想通りになってしまった。
 内容については触れない。だが、このバイタリティ、と怖い者知らずのエネルギーは、私のような中年男性にはとてつもないあこがれだ。なぜ、こんな青春時代を送らなかったのだろうかと、読んでいて悔やまれることしばしばである。

 悔やんでばかりいてもしょうがないので、歳は食ってはしまったが、これからの人生を悔いのないように、彼らを見習ってエネルギッシュに生きようと思う。

 さて、最後に面白青春記をいくつか紹介しておこう。(似たイメージの。)

 「わしらは怪しい探検隊」
 椎名誠。言わずとしれた青春記本の王様、椎名誠の出世作である。

 「ワセダ三畳青春記」高野秀行。
 あれ? 高野? これたかのてるこさんと親戚ではないだろうな。

 「あの頃ぼくらはアホでした」
 東野圭吾。遠くには旅はしないが、青春の愚行を堪能させてくれる。

 「シスコで語ろう」高橋三千綱。
 一昔、いや、二昔前だが、青春小説をかかしたらすごいよ、の高橋三千綱先生のアメリカ漫遊記だ。

 ほかにも、古いが「やぶれかぶれ青春記」小松左京や、「ニコルの青春記」C・W・ニコルのエコロジー風味あふれる青春記などもある。

 作者も物語も違うが、共通しているのは実際に著者が青春を駆け抜けた記録であるということだ。

 青春はまぶしい。

 本は面白い。

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