ハグハグの日々 Ⅳ  ~ 南日本海人、ライダー変身

ご訪問有難うございます。南日本海人、夏山裕のブログです。家族を愛し、人生に感謝して、日々をハグしながら送っています。

懲りない本棚ルーレット…5

2010年11月06日 | お気に入りの本・映画・アート
 今日はもうやめようと思ったのである。

 いいかげん、こんな手抜き、飽きられて、見捨てられるぞ、と。だが、まて、一応、アクセス数を見てみようと、アクセス解析のボタンを押すと、あら、増えているじゃないの。どうしてなの? 
 こんなのでいいの?

 とまあ、それじゃ試しにもう少しやってみようと、手を抜くわけである。

 うちの本棚は、一番大きいものが、幅約1メートル30センチ、高さ1メートル80センチ、棚の数は、7段だ。他にも本棚はあるが、これが一番大きい。本棚は奥行きがあるので、前後二列に置いてあるところもある。この方式でいくと、半年ぐらいは、やっていけるかな。しかし、後の方になるにつれて、同じ作家や著者のものが出てきて、苦しくなってくるにちがいない。うそうそ、こんなもん、そんなに続けないよ。
 書架は、だいたい、自分で入れた配置なので、おおかたどんなものがどこにはいっているか、なんとなく覚えているつもりだ。
 最近、日本人の作家が続いているので、今日ぐらいは、海外の著者のものと思い。およその当たりをつけて、抜き取った。

 えいやっ!
 
 どばーんんん!!

 なんだこりゃ? 外国作家は外国作家だが。
 ジャック・フットレル『思考機械』だと? 地味だ。かなり地味なミステリーだ。
 ミステリーの中でも、ある意味極端な部類だ。ベッド・デテクティブと言ったかな。発音が悪いか。
 とにかく、純粋な論理と奇想天外な発想をもとに推理をすすめて、事件を解決するというタイプの探偵が主人公のミステリーだ。シャーロック・ホームズタイプの探偵と言ったらいいだろうか。 
 知恵と論理の限りを使って事件や謎をといていくタイプだが、捜査もしないわけではない。

 短編集だが、この中でも注目は『13号独房の問題』という作品だろう。
 脱獄不可能だという監獄から、「そんなことは可能だ」と主張する探偵の話がもとで、実際にその牢屋に彼を閉じ込めることになる。そして…というお話だ。かなり、無理のある論理だったりもするが、つじつまは合うように書かれている。
 こういった話は、秋の夜長に寝床の中で読むのにもってこいだ。寝床の暗い中で、ストーリーの中の閉鎖的な空間を思い、そこから脱出するという奇想天外な話を読むわけである。どうであろう、興味しんしんではないか。
 見事、探偵が謎、(この場合は牢獄の脱出問題)を解いたところで、解放感を感じるというわけである。そして、そのまま眠りの世界に解放されるという塩梅だ。

 やや、おタクっぽいと言われればそうだが、いや、芸術はおタクだ。
 ある意味、人生もおタクと言えなくもない。そんなごタクは、タクさんだ。っタク。…とまあ、おじさんギャグのダジャレを連発したところで、そろそろ、今日はお開きということで。

 じゃ、中締めは、はい、田中さんお願いしまーす。よろしくです。

 …だんだん、ごまかしかたが、雑になってきたな。

 あれ? 本の表紙の画像をアップして気付いたが、昨日の浅田となんとなく表紙がにているなあ。なんだか、不気味な男(とくに○ゲ頭の点が共通だ)が、テーマになったカバーだ。
 恐ろしい偶然だなあ。
 

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