ハグハグの日々 Ⅳ  ~ 南日本海人、ライダー変身

ご訪問有難うございます。南日本海人、夏山裕のブログです。家族を愛し、人生に感謝して、日々をハグしながら送っています。

首尾一貫&やっぱり本棚ルーレット

2010年11月05日 | お気に入りの本・映画・アート
 今日は、仕事で体を使った。

 草刈りをしたのである、草刈りをした後に、看板を立てた。不動産に関する看板である。
 その土地は、私の友人の関係の土地で、今度仕事で扱わさせてもらうことになったのだ。去年、資格をとった私のその関係での初仕事である。とった資格での最初の仕事であり、われながら、首尾一貫した流れでとても心地よいのだ。
 ゆえに、草刈り、看板立てと言えども非常に熱が入ったのである。単純にいえば、私はこの土地がかわいくてかわいくてしかたがなかったのだ。
 手の鎌で最初行っていたが、ボリューム的にすごいので、機械を使おうということになり、念願の草刈り機初デビューとなるところであった。ところが、草刈り機の調子が悪く、エンジンがかからなかったのだ(涙)。
 こんなもの手でやらないといけないのだ、やっぱり。と思いなおして、手の鎌で続行した。
 もう一人の人と、作業をしたのだが、あまりの熱中で、夕方に帰るころになると足の指がつったりしていた(笑)。
 
 そういうわけで、今日はもう、ほとんどエネルギーはない。
 すなわち、今日も本棚ルーレットでお茶を濁すというわけだ。はは。(笑いごとにしてしまう。)

 うーん、えいや! 

 あっらー、なんと浅田次郎だ。

 『勇気凛凛ルリの色』、講談社文庫だ。
 あの自衛隊あがりの、(いや、くずれか、いや出身、いやまあいいや)浅田次郎さんだ。(今二回、浅田次郎と打ったが、二回とも変換の最初が「痔ろう」だ。なんとかわいそうな名前なんだろう。)
 浅田さんと言えば、知る人ぞ知る、『泣かせの浅田』だ。
 人間を泣かせるツボを熟知している作家だ。私はこの人の小説にどれだけ泣かされてきたことか。あんた、ひどい、ひどいよ…ちがうか。

 しかし、本当にすばらしく涙線を刺激するストーリーであり、文章である。『天国への100マイル』とか、『見知らぬ妻へ』とか、読んでみなさいよあんた。
 『うらぼんえ』なんて、もう、どれだけ涙が出るんだろうという感じであった。ちょっと、マゾっぽいけれど。

 その『泣かせの浅田』の小説ではなく、これはエッセイ集。浅田次郎のエッセイは、これが小説とはうってかわって、大爆笑ものなのだ。とにかく、いったん、彼のノリに乗せられてしまうと、本を読みながらどわっはっはっはとなってしまうことしきりである。

 もしかしたら、彼も小説の「泣き」とエッセイの「笑い」で、精神的なバランスをとっているのかもしれない。
 人生、バランスが大事である。

 読んでない人、ぜひ読むよろしある。
 面白いぞ―。どわっはっはっはっはっはっはっはっは…。はは。は、…また明日ね(涙)。

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