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いかん、喉がガラガラしている。やばいぞ。
今日は早く寝なくては。
すばやく本棚を開き、今日は日本人作家がいいなと思いながら、目をつぶったまま、とりだす。
じゃーん!
『チャンピオンたちの朝食』カート・ヴォネガット・ジュニア、早川書房だ。ええ? これで書くの? 今日。
カート・ヴォネガット・ジュニア、SF界でも有名な独特な作風の作家だ。
短い短文や、エピソードをつないで書く長編が目につく。中には、自筆のヘタウマなイラストなども描かれている。
ペシミスティックな基調に、一見、ドタバタ風の荒唐無稽なストーリィ。でも、よく読みこんでみると、何かが心に残る。そんな作家だ。
『チャンピオン…』、これはどんな作品だったかな。
これが一言では表現できないところが、ヴォネガットなのだ。アメリカ社会を痛烈に批判している。そのことはわかる。強烈なパロディ精神だ。
そして、一説では、ヴォネガットの代表作とも言える『スローターハウス5』と一対になった作品であるという。『スローターハウス5』は第二次世界大戦中起きた広島よりも悲惨だったとも言われる、ドレスデン爆撃のことをテーマにした作品だ。私の記憶では、『スローター…』は重いテーマを、SFというオブラートに包んで出したもの。
そして、この『チャンピオン』は軽そうなドラマの裏にはてしなく重たいものを底に流れさせているような印象がある。
一見、スラップスティックなストーリーを読み進んでいくが、どことなく、絶望的なムードを感じてしまう。コミカルな文体とは裏腹に、身をよじって、何かを叫んでいるような感覚がある。
たぶん、この本を書くことによって、ヴォネガットは何かを乗り越えたのかな。
よくわからない、紹介ですまないが、実際、この本は読まないとわからない。そして、読んでも、なかなか、ピンとこないときもあるだろう。
読み返したら面白いのだが。
さて、字数も尽きたので、今日はこのへんで。
だが、楽しい作品ではある。
その他いろいろ。(←これも読んだらわかる。)
今日は早く寝なくては。
すばやく本棚を開き、今日は日本人作家がいいなと思いながら、目をつぶったまま、とりだす。
じゃーん!
『チャンピオンたちの朝食』カート・ヴォネガット・ジュニア、早川書房だ。ええ? これで書くの? 今日。
カート・ヴォネガット・ジュニア、SF界でも有名な独特な作風の作家だ。
短い短文や、エピソードをつないで書く長編が目につく。中には、自筆のヘタウマなイラストなども描かれている。
ペシミスティックな基調に、一見、ドタバタ風の荒唐無稽なストーリィ。でも、よく読みこんでみると、何かが心に残る。そんな作家だ。
『チャンピオン…』、これはどんな作品だったかな。
これが一言では表現できないところが、ヴォネガットなのだ。アメリカ社会を痛烈に批判している。そのことはわかる。強烈なパロディ精神だ。
そして、一説では、ヴォネガットの代表作とも言える『スローターハウス5』と一対になった作品であるという。『スローターハウス5』は第二次世界大戦中起きた広島よりも悲惨だったとも言われる、ドレスデン爆撃のことをテーマにした作品だ。私の記憶では、『スローター…』は重いテーマを、SFというオブラートに包んで出したもの。
そして、この『チャンピオン』は軽そうなドラマの裏にはてしなく重たいものを底に流れさせているような印象がある。
一見、スラップスティックなストーリーを読み進んでいくが、どことなく、絶望的なムードを感じてしまう。コミカルな文体とは裏腹に、身をよじって、何かを叫んでいるような感覚がある。
たぶん、この本を書くことによって、ヴォネガットは何かを乗り越えたのかな。
よくわからない、紹介ですまないが、実際、この本は読まないとわからない。そして、読んでも、なかなか、ピンとこないときもあるだろう。
読み返したら面白いのだが。
さて、字数も尽きたので、今日はこのへんで。
だが、楽しい作品ではある。
その他いろいろ。(←これも読んだらわかる。)