南日本海人、くしゃみに喜ぶ

　くしゃみが出た。くしゃみが出来た。くっさめ、くっさめ、これは狂言。
　何を喜んでいるかというと、ここのところ腰痛のため、くしゃみが出来なかったし、しないようにしていたのである。何故かというと、くしゃみをすると腰にずんとひびいて痛いのだ。そのため、くしゃみを催すと、鼻のつけねをつまんでくしゃみを止めていたのである。みなさんご存知だろうか？　くしゃみが出かかったら、鼻のつけねをすばやくつまむと、出かけたのが止まるのである。
　くしゃみをしてしまうと、腰にこたえるため（これは腰痛持ちの人の常識）、そうやって止めていたのだが、ちょっとこの前から調子がよかったり、鼻をつまむのが遅れて「半くしゃみ」が出てしまったが、なんだか大丈夫だったことがあり、今日試しに、立ち上がって中腰で（くしゃみの反動のクッションを）用意してやってみたのである。
　すると見事なくしゃみが一発！　しかも腰もなんともなかったのである。
　ばんざーい、ばんざーい。苦節一八年、やっとまともなくしゃみが出来た、うっうっ…と泣いている場合でもない。
　これもあのサプリメント、『グルコサイン・コンドロイチン』のおかげであろうか。それとも地道にウォーキングを続けたおかげであろうか。重たいものを持たないように努めてきたからであろうか。はたまたそれら全部の効果か。
　理由はともかく、くしゃみが出来るということは幸せなことなのである。
　くっっさめ！　　はああ、くっっさめ！！
　この狂言のフレーズが気に入ってしまった。