なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

笑い仏でにっこり・・~当尾の秋(6)

2018-11-15 05:26:46 | 植物
当尾石仏の道をさらに進みます。
書き忘れたかもしれませんが、今回は星夫との二人連れです。
基本車を使って出かける場所には一人では行かない(行けない)ので‥



道の脇にはアキノキリンソウの小さい花。



山の紅葉が始まりかけていました。






ほどなく、このエリアで一番有名な「笑い仏」に到着です。
こちらは観音、勢至の二菩薩を従えた阿弥陀三尊像。
岩船寺が願主となり、永仁7年(1299年)に大工末行が作ったという銘文が残っているそうです。



薀蓄はともかく、この温かい笑顔を拝見すると、心がほどけてくるような気持ちになります。
なので、他の場所はパスしてもこちらだけは必ず足を運ぶことにしています。




すぐそばには、どう見ても土に埋もれたお地蔵様がいらっしゃいます。
なんで掘り出さないのかと俗人の私は考えますが、土のお布団を着てすやすや眠っておられるので起こさないようにしているとかしないとか。
その安らかなお姿から「眠り仏」として親しまれているそうです。



草が刈られたようで何もないように見えましたが、ハナイバナ発見です!



逆光のアメリカイヌホオズキが綺麗だったので・・・




辻に戻ってきました。ここから右手に行くと岩船寺、まっすぐ行くと元の場所に戻ります。
岩船寺に行くルートはたったの400mとはいえ、岩がゴロゴロした結構な急坂を登っていく場所があります。
車を浄瑠璃寺門前に残していたこともあり、素直に戻ることにしました。



帰りの道でも、行きには見つけられなかった植物を見つけました。

イヌコウジュ

                
                 クサギの実          
                 

光を浴びるチカラシバの群れ


                 セイタカアワダチソウの蜜を吸うハチ
                 

そして田んぼの畦脇でみつけたクルンクルンちゃんたち。
ゲンノショウコの実です!


(自分の写真はどれもピンボケだったので、星夫に分けてもらいました。)


駐車場で見つけたこの花。最近よく見かけるアメリカイヌホオズキとちょっと雰囲気が違う。
花が大きくて綺麗!


実と萼が離れているので、純正イヌホオズキのようです!
確かに百聞は一見にしかず、一度見ると、見分けが付く感じですね。



最後にひとつ、無人販売所で見つけました。



右端に「宇宙芋」の文字と、金属光沢のあるお芋。
前に京都府立植物園で見つけて投稿したとき、案外皆さんご存知で驚きました。
そう、あのウチュウイモの巨大なむかごが食用として売られていたんです。

星夫が喜んで早速購入。
近くの畑で生っているところを見ることができました。



                家に帰って撮ったのが右の写真。5円玉と比べても相当大きいです。
                

で、どうやって食べたかですって?
実はまだそのまま置いてあります。むかご自体食べたことがないので、結構ハードル高いです。
どなたか、宇宙芋の美味しい食べ方教えていただけませんか~









コメント (6)
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