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なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

宇治川11月(3)~華麗なるナンキンハゼ

2018-11-26 05:17:10 | 植物
晩秋の草刈が終わると、冬季恒例の宇治川河川工事が始まります。
河川敷のノブドウエリアに入れなくなり、堤防上の道路から見下ろすだけになります。
11月、宇治川を眺めながら堤防上をあるいていると、ところどころ赤く染まった木が見えます。

2週間前、11月10日にはまだ緑も混じった木が見えました。



お隣のマルバヤナギの緑とのコラボがとっても素敵。




他の場所にはオレンジ色の木も・・・



同じ木で、ほぼ同じ場所にあるのに、どうしてこの違いがでるのでしょう。




11月23日には、オレンジの葉は散ってしまい、紅葉はますます鮮やかに。





こちらにも・・・



拡大すると、一面真っ赤!




宇治川に生える木はそれほど種類がなく、エノキ、アカメガシワ、アキニレ、センダンと、このナンキンハゼ。
上流にはこれに加えてトウカエデも一部野生化していますが、下流にはみられません。
ということで、下流で真っ赤になっている木はほぼナンキンハゼと思って間違いないようです。

ナンキンハゼはトウダイグサ科ナンキンハゼ属(前はシラキ属だったのに・・・)。
中国原産で公園に植えられたり、街路樹になっています。
秋に実がなり、白い蝋質の種が鳥に食べられ、その落し物であちこちに広がっているようです。

奈良公園などでは、元々の植生を脅かすとして駆除が行われていますが、秋の紅葉はなかなかものものだそうです。


<参考写真>

奈良公園で昨年7月に見たナンキンハゼ。こんなに大きくなるのですね。
今はどうなっているのでしょう。紅葉していたら見てみたい!




なんのひねりもない投稿でスンマセン。
ジョーさんのプレッシャー、半端ない・・・^^;
コメント (14)
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