また行ったんかいな~と呆れられるかもしれませんが、またまたまた宇治田原町のやんたんに行ってきました。
緊急事態宣言下、お気に入りのやんたん会館は閉館中。
それでものどかな空気に惹かれ、のんびりと散策・・・
そこで見た花や実をご紹介しますが、今回は、写真の後に名前を載せています。
よく見られる花ばかりなので、当てっこしながらご覧くださいね~
(ほぼ見た順番に載せてま~す)
歩き始めてすぐに地面に割れた緑の実が落ちているのに気づきました。
見上げると・・・何かご存じでしょうか。
「よく見られる花」と言ったそばから、「あまり見ない実」ですみません。
カヤ(イチイ科カヤ属)でした。初見です!緑色の実は翌年熟し、種が脱落するそうです。
種をあく抜きして煎った時の香りから、和製アーモンドと呼ばれることも。
ちょっと食べてみたいかも~
隣にあったこの赤い実。
前に白い花を投稿したコバノガマズミ(ガマズミ科ガマズミ属)の実だと思います。
(なお、前回までWikipediaの記載通り「レンプクソウ科」としていましたが、2017年の国際植物学会議で、
レンプクソウ科はガマズミ科に変更されたようですので、今回はガマズミ科としました。)
これらの木の下に真っ赤なあの花が・・・
今年初見のヒガンバナ(ヒガンバナ科ヒガンバナ属)。
この後いたる所で咲き出したので、今となっては「ああ、ヒガンバナ」みたいな感じですが、この時はすごく新鮮。
山里に似合う光景です。
近くにあった、紫色の可愛いお花。
ヤブラン(キジカクシ科ヤブラン属)です。
わが家のヤブランはじめ、よく見かけるヤブランはほとんど花が開いていません。
でもここのヤブラン、結構綺麗な花が咲いていました。
しかも数が多く、林縁、林床に多数姿を見せていました。
稲刈りが終わった田んぼにいたダイサギ。
何を食べているのでしょうか?
集落を流れる小川の周りには色々な植物が。
ノカンゾウ(ツルボラン科ワスレグサ属)が今頃一輪だけ咲いていました。
水面のキラキラに浮かぶこちらの花は・・・
ヤナギハナガサ(クマツヅラ科クマツヅラ属)です。
集落には、帰化植物も結構在来種と共存しています。なぜか可愛い花限定・・・
民家の脇に沢山の花を付けた大きな株を発見!なんでしょうか。
オトコエシ(オミナエシ科オミナエシ属)でした~
宇治川畔にも沢山咲きますが、こんなに大きくなったのはあまり見ません。
望遠で見てみると・・・おやまあ、花の陰にカマキリがいますね。
文字通り、頭隠して尻隠さず・・・
だんだん山の方に近づいてきました。
去年も見かけたあの場所に・・・咲いていました!
ミゾカクシ(キキョウ科ミゾカクシ属)です。
ミゾカクシは溝が隠れるほど繁殖する、別名のアゼムシロは畦に蓆を駆けたように繁殖する・・・
といずれもその繁殖力の強さを表す名前です。
でも昔はともかく、今私の地元の水田などでミゾカクシを見ることは少なくなっています。
それだけに、懐かしい気持ちになりました。
集落を抜けたところに咲き始めていたアザミの仲間です。
もう名前を調べるのは諦め気味・・
隣のこちらは前にも林内で咲いていたお花です。
オニルリソウ(ムラサキ科オオルリソウ属)ですね!
空色の花が可愛いです。
意外に毛深く、大きい棘だらけの引っ付き虫のような実がなることから、「鬼」瑠璃草となったのでしょう。
写真を撮っていたらズボンに実が沢山付いていました。
後はお馴染みの面々・・・
イタドリ(タデ科ソバカズラ属)です。
この写真では分かりませんが、拡大すると雄蕊が沢山見えたので雄株でした。
まだ咲き始めが初々しいこの花は・・
かろうじて対生の葉が写っていますね。ヒヨドリバナ(キク科ヒヨドリバナ属)です。
時々ヒヨドリバナにもアサギマダラが来たりするので、要注目。
最後はこちら。
ゲンノショウコ(フウロソウ科フウロソウ属)です。
地元では赤しか見られません。というか、花自体ほとんど見かけません。
実物はもっときれいな濃いピンク色でした。
ということで、今回のやんたんのお花はこれにて終了~
え、滝は?とおっしゃるかもしれませんが、残念ながら期待していた花はまだ堅い蕾のみ。
あとは変わり映えしないので、今回は省略。
また緊急事態宣言があけたら行ってきますね!
【撮影:2021/9/11 宇治田原町】
最新の画像[もっと見る]
- 今年もヤナギバルイラソウの花園~山科川2024/10上旬(1) 23時間前
- 今年もヤナギバルイラソウの花園~山科川2024/10上旬(1) 23時間前
- 今年もヤナギバルイラソウの花園~山科川2024/10上旬(1) 23時間前
- 今年もヤナギバルイラソウの花園~山科川2024/10上旬(1) 23時間前
- 今年もヤナギバルイラソウの花園~山科川2024/10上旬(1) 23時間前
- 今年もヤナギバルイラソウの花園~山科川2024/10上旬(1) 23時間前
- 今年もヤナギバルイラソウの花園~山科川2024/10上旬(1) 23時間前
- 今年もヤナギバルイラソウの花園~山科川2024/10上旬(1) 23時間前
- 今年もヤナギバルイラソウの花園~山科川2024/10上旬(1) 23時間前
- 今年もヤナギバルイラソウの花園~山科川2024/10上旬(1) 23時間前
ヤブラン、
そう言えば、開いている花って見たことないかも
つぼみが、並ぶのが、もうヤブランと決めつけていました^^;
去年も見かけたミゾカクシ、
去年もここで見たとか、分かります。
今年もまた見れたと嬉しくなりますね。
オニルリソウ、
花はルリソウなのに、鬼とは、なるほど、
実は、ひっつき虫なんですね^^
おはようございます。
やんたん、お好きなんですね。
我々の年代はやんたんと言えばヤングタウンの略でした。
それこそファンでした。
初めてこのブログ読んだ人は、やんたん?
と思われるでしょうね。
宇治田原の湯屋谷の呼び名「やんたん」。
大滝と言う地名。
宇治田原は好きな街です。
オニルリソウと男郎花間違えました。
山でよく見かけるヒヨドリバナ属の花、でもヒヨドリバナを知りませんでした。
この時期に咲くのですね。勉強になりました。
残念ながら、まだ見たことがありません。
いや~、今日のやんたん里散歩はスイスイ読み進めることができました。
私の知っている花がかなり登場して、自信をもって”当てっこ”できました。
何と、12問中5問正解の41点でした~。
いつも、0点~10点しか取れない落第生の私からしたら大躍進です。(^O^)/
ヒガンバナ、ノカンゾウ、ヤナギハナガサ、イタドリ、ゲンノショウコはOKです。
今日登場した初見の花の中では、ヤブランが一番印象に残りました。
花が開く前の葉とか、花後の実は見たことがあるような気がしますが、花を見る
のは初めてです。トリミングして見ると結構綺麗な花ですね。
オミナエシは知っていますが、男郎花??
名前だけは知っていますが、実物には逢ったことありません。
名前が後だと、エ~~そうなんや?が多いような。
やはり野のお花は、細かい所が解りにくいです。
ヤブラン、私もお花撮りたかったのですけどね・・・
未投稿のファイルに残って無いから投稿済んでますね。
けど今日見てみます。
もう実になってるかな?
花の名当てクイズとも言えないお遊びに付き合っていただき、ありがとうございました!
カヤは図鑑か本かなにかで見たことがあり、葉と実でひょっとして・・と思ったら当たりでした。
実を食べてみたいです。
ヤブランの花、こんな感じで咲いているのは珍しいですよね。
ジャノヒゲやヒメヤブランはたいてい花が咲いていますが、今回は穂が長くて花が沢山ついていたので、違うと思います。
attsu1さんも、去年見た場所を確認に行かれますか?
私もそうです。
同じ花が咲いていたら嬉しいですし、なかったらガッカリしたり、心配になります。
宇治川でも一年限りで見られない花が沢山あります・・・
はい、お恥ずかしいくらい、やんたん好きです。
家から比較的近く、人が少ないけれど、人気(じんき)がよく、ほっとする場所です。
山の中だけではなく、里にもいろいろな花があるのが楽しいです。
(派手な園芸種が逸出しているのも結構沢山みかけます)
ヤンタン、fukurouさんにとってはヤングタウンだったんですね。
湯屋谷で「やんたん」、軽い感じでいいな~って思いますが、近くのお茶屋さんで「やんたんって何がありますか?」と聞いたときに「何もないところですよ!」と断言されたのが気になりました(笑)
オニルリソウ
わすれな草に似て可愛いですね
初めて見ます。
ヤブランもう咲いたのですね、素朴で好きです。
イタドリもこの状態が好きです。
明日1日30度で涼しくなるそうです。
胸の痛みも良くなってきました。
涼しくなったら外での撮影開始です。
色々な植物をご存知なのに、その辺の山にいくらでも咲いている印象のヒヨドリバナを見たことがないというのが意外でした。
「ちょっとした山」というのがひょっとしてないのでしょうか。
御陵の森にもお散歩コースにもありますが、ひょっとして、西の方が多い花!?
ぜひ探してみてくださいませ。
今日はちょっと忙しかったです。
やんたん、何度言っても発見がありますね。
最初の実、イチイに葉は似てるけど、実が大きいなと思ったら、カヤですか。
初めて見ました。
ヤブランの花、綺麗に撮れてますね。
オトコエシ、あまりに大きいので分かりませんでした。
オニルリソウ、綺麗で可愛いのに、トゲだらけの実になるとは!
なつみかんさんにはいつも勉強させて貰っています。
有難うございます。