GW後半、一日フリーの日があったので京都府立植物園にいってみることにしました。
せっかくなので色々寄り道してから行くことにし、北山の3つ手前の今出川駅で下車。
最初は新緑の京都御苑から。
今出川御門を入ったところです。
右手の背の高い木、前に実を拾ったムクロジです。
ムクロジ科ムクロジ属で、偶数羽状複葉が特徴。
実は石鹸代わりになり、種は羽根つきの羽根の玉に。
隣の小さい木はカナメモチ。
可愛い花が咲き始めていました。
赤い葉がアクセントになりますね!
イロハモミジの新緑が今の時期が最高。
ついつい写真を撮ってしまいます。京都御所の塀がいい背景になってますね。
左下に写っている監視カメラには要注意。少しでもこの内側に入ると大音量で注意されます。
バードバスに行くために木々が生い茂る御苑内を横切っていきます。
そこで不思議な木を見つけました。
見上げると・・・
3本の木が絡み合って大きな樹冠を作っています。
それにしてもこの3本の木は何なんでしょうか。
中央の1本の上の方、葉の写真を撮ってみると・・・
イチョウでした~
そして、右側の木はと言うと・・
この葉脈はエノキですね。樹皮が比較的すべすべしているのも頷けます。
そして、もう一本のすべすべの木はなんでしょうか。
同じように葉を見てみましたが、全縁で常緑。
一つだけ小さい赤い実が残り、蕾も見えました。
モチノキ科っぽいですが、決め手がありません。
ソヨゴならもう少し葉が波打っているはず。
クロガネモチの名残の実だとしてもちょっと高木すぎです。
ナナミノキはゆるい鋸歯があるので、こちらも違う・・・
こちらは将来の宿題として、このモチノキ科の木、イチョウに抱きついていました。
前にも一度ブログで紹介したことがありましたが、京都御苑にはこのような木が沢山あります。
前に見たときは、アカマツと〇〇でしたが、今回はイチョウと〇〇が色々。
こちらもイチョウとエノキです。
木の観察にはもってこいの場所ですね!
そして下草はといえば・・・
キンポウゲや・・・
ヨツバムグラですね。
下の方に色々な花が可愛いお花畑を作っていました。
シロツメクサ、キンポウゲ、レンゲなどなど
都会の公園なのに、まるで森。
お目当てのバードバスですが、人は沢山集まっていましたが、鳥はいません。
近くの人の話では、昨日も一日何もあらわれず、今日もいないとのこと。
やはりGW中は人が多いので鳥も避けているのでしょうか。
その話を聞いて、先を急ぐことにしました。
近くに咲いていたこちらの花。
ツクバネウツギの花が満開でした!
植物園にもありますが、ここまで花付きのいい木は初めて見ました(左)
萼が羽根つきの羽根のような形なので、ツクバネウツギの名が(右)
ということで、京都御苑を通り抜け、今度は下鴨神社糺の森を通っていくことに・・・
途中、賀茂大橋から鴨川デルタを見たところです。
連休中にしては、人出は少なかったですね。
【撮影:2024/5/5 京都御苑】
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私からするとミニ京都旅行と言った感じです
三つ巴の木、
どうしてこうなるんだと不思議ですが、
成長を競った?もしくは仲良し?
さすが、京都府立植物園ですね(@_@)
今朝は、曇り空、
梅雨が近いのを感じますねぇ~
そしていつの間にか、京都御苑で見られる樹々の緑が濃くなってきています。
三つ巴の木。こんな樹々が京都御苑の中にもあったのですね。
自然林では2種類の樹木が抱き合って生えているのを時々見ますが、3種類は珍しいです。
しかも植栽した庭園の樹木では、2種類でも見たことがありません。
御苑となる前から生えていた樹々なのかもしれませんね。
ウマノアシガタやヨツバムグラは、林道を歩いているとよく観ます。
レンゲは久しく観ていません。
御苑の中では貴重な植物が観られますね。
こんな少ない時もありますか
いつも通るときはいい被写体があり、長らく遊びます
今日は強風&肌寒い一日でした。
朝とっても蒸し暑かったので半袖で出かけたら、帰るときには17℃。
凍え死にそうでしたよ(笑)
京都御苑のいい所は、大きな木が沢山あるところです。
一番目立つのはアカマツですが、イチョウやエノキなどの落葉高木も沢山あります。
そして、なぜかそれらが寄り添うように生えているのをよく見かけます。
どういう仕組みなのか分かりませんが、京都御苑特製なのかもです。
この日は結局4か所歩いたので、歩数が23000歩を超えました・・・
賀茂大橋からの光景、前に行った時より人が少なくて驚きました。
子どもの日なのに・・・
地元の親子連れなどが多い場所なので、もっと別の場所に行ってたのかもです。
それか時間が早かった?
三つ巴の木は私も初めて見ました。
2種類の木が寄り添って生えているのは沢山あるのですが、そのほとんどがアカマツとのセットになっています。
今回、この組み合わせの3本は本当に珍しいです。
御苑は明治維新前は貴族の邸宅が並んでいた場所で、貴族の好みで植えられた木々が今も残っているそうです。
また、外周には山城原野の樹林と呼ばれる、ムクノキやエノキの樹林があります。
もうちょっと近かったら毎朝でも歩きたいところです・・・
新緑の京都御苑、なつみかんさんの表現を借りれば、「都会の公園
なのに、まるで森」本当に別世界の光景ですね。
同じことが東京の皇居にも言えると思いますが、大都会のど真ん中
にこのようなオアシスがあるということは、嬉しいですね。
今回の内容で私が一番目に留まったのが、3本の木が絡み合った大
きな樹冠です。この絡み合った木の姿も興味深いですが、私が感心
したのは3本の木の正体を推理するなつみかんさんの観察力です。
葉の形、葉脈、鋸歯の切れ込み、樹皮、実、木の高さ等々あらゆる
部分を見て、その木の正体を見破る姿は、まるで探偵か刑事のよう
です。
これだけ微に入り細に入り、木の体を観察された木は、恥ずかしく
て落ち着かなかったのかと推察します。次回からは木に警戒される
かもしれません。(笑)
おっしゃる通り、ここは親子連れや学生さんたちが、いつもわいわい遊んでいますね。
この日は子供の日だったので、子供は遊園地やイベントなどほかのお楽しみだったのかもしれませんね。
私は足に自信がないので、自分で渡るのはちょっと躊躇してしまいます。
橋の上の景色が一番いいですね!
オフの楽しみは植物(と鳥)を見ることですが、こうやって森を歩くと、やっぱり私は木が好きなんだな~って思います。
今回のように、三つ巴の木など見つけると、ワクワクして、なんとかして名前を知りたいと思ってしまいます。
幸い、中央のイチョウと右のエノキはすぐに分かりましたが、左の常緑樹がなかなか分からず・・・
最初はネズミモチの仲間か何かと思いましたが、赤い実が生っていたのでこれは違うと。
その後は家に帰ってから夢中で調べましたが、結局決め手がなく、花の時期に再訪することにしました。
以前は木を見ても全然名前が分からず、どれを見ても緑なのでほぼスルーしていました。
こんなに木好きになったのは、旧みん花に登録してからなので、まだ10年にもなっていません。
でも今はこうやって森の中を歩いて観察するのがとっても楽しいです。
東京ではおっしゃる通り皇居がこれにあたるのかもしれませんね。
新宿御苑なども緑が多そうですね。
東京の方が意外と緑が多い印象です。