やんたんに行った帰り、いつもの天ヶ瀬付近で小休止。
その時偶然見かけたのがこちら。
お~、咲いてる咲いてる! カエデドコロ(ヤマノイモ科ヤマノイモ属)です。
この2週間前に行った時は花の気配もありませんでした。
それがこんなに満開に!
この時はトイレ休憩に立ち寄っただけだったので、翌朝再訪。
白虹橋を起点に左岸を宇治公園まで、朝霧橋を渡って右岸を白虹橋で戻りました。
そこで見たのがカエデドコロ祭り~
こちらは駐車場所のすぐ横で見つけた花。
お次は大規模です。
このフェンス一杯に広がっているのがすべてカエデドコロです。
この場所は私が初めてカエデドコロを見た場所。
オレンジ色の花がびっしり咲いていて驚きました。
近くで見られるヤマノイモ属の花には、ヤマノイモ、オニドコロとカエデドコロの3種類あります。
どれも雌雄異株。
ヤマノイモとオニドコロはマイアルバムを見るとどちらも花期が8月上旬。
それに対して、カエデドコロは8月下旬から9月上旬に花が咲きます。
今年はちょうど花のタイミングに出会えたようです。
白虹橋を渡ります。
天ヶ瀬トンネル、放流していないときはこんな感じです。
橋を渡ったとこにもカエデドコロ。去年も咲いていた場所です。
律義に毎年咲きます。
それにしても疑問が・・・
見る花はどれも雄花ばかり。雌株はいったいどこにあるのでしょう?
見逃しているだけなのでしょうか。
左岸を下流方向に向かいます。
吊り橋のたもと、今年は見逃したブッドレアの返り咲き。
ここにもオトコオミナエシ!
山すそにはヤブランがぽつぽつ。
切られたと思っていたマユミ、生き延びて実が生っていました。
府道3号線との合流地点付近にはクズの花が沢山。1週間前には咲いていなかったのに。
可愛い雲が浮かんでいたのでパチリ。いつものシイ林とともに。
木々の間から青い川面が見えます。
何度見てもホッとする光景です。
おっと、あそこにもカエデドコロが・・・増えてますね~
同じ木ばかり撮ってしまいます。クマノミズキ(左)とトウカエデ(右)。
宇治公園、塔の島にはノゲイトウが咲いていました。
わが家にも、咲いています。
ン十年前に宇治川からわが家の庭に移住したノゲイトウの子孫です。
朝霧橋を渡って右岸を上流方向に歩いていく途中、またもやカエデドコロ発見!
右岸でみるのは初めてです。
時計を見ると、時刻は8時35分。
9時のシンデレラ、今日は遅れるわけにはいきません。
急ぎ足で戻ります。
あ、イタドリ!
それでも花を見つけるとパチリ。
右岸には花が少ないので、この後はとっとと戻りました。
そうそう、前に宇治川の河岸の崖に沢山のゴミが不法投棄されているのを前に紹介しました。
そのゴミですが、警察が引き上げてくださったようです。
ありがとうございました!⇒
できれば犯人を捕まえて、二度とこんなことしないように懲らしめてほしいです。
明日は、代り映えしませんが、散策途中で見た鳥さんです。
流し読みしてくださいね。
【撮影:2023/9/10 宇治川】
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ヤマノイモ科ヤマノイモ属ですか、
どんな実になるんでしょうね
カエデと聞くと秋が近づいていますよね^^
ブッドレアの返り咲き
返り咲きとほんの少し、ブッドレアを感じない咲き方なのも、返り咲きを感じますね
クズの花が沢山
クズって言うと暑い時期に咲いているイメージなんですが、
ここ最近で咲いているのを感じています。
今年は、少し遅いのでしょうか、
それとも今頃?
記憶があやふやです^^;
10cmぐらいの小さいアキノタムラソウを見たんですよ。
普段見るのと違ったので、嬉しかったんです
普段の行いでしょうか^^;
天ヶ瀬はダムの名前で知っていますが、もともとは地名だったのでしょうか?
大分県の日田市に天ヶ瀬という所があります。もともとは天ヶ瀬町で、渓流沿いの温泉で有名なところです。
以前宿泊したことがあります。
宇治市の天ヶ瀬も、ダムができる前は渓流がきれいなところだったのでしょうね。
さて、何度も訪ねたところでは季節になると、(ここにあの花が咲いているはず)などと思ってしまいます。
私の場合は白山ですが、なつみかんさんの場合はそんな場所がたくさんあって、そのひとつが宇治川沿いなのですね。
カエデドコロはよく知らない植物です。でも毎年咲いてくれるのは嬉しいですね。
オトコオミナエシは、初めて聞いたときから印象に残る名前でした。
検索してみると、なつみかんさんの記事にもありましたが、オトコエシとオミナエシの自然交雑種なのですね。
どっちが父でどっちが母なのでしょうか? オトコエシの特徴が強いので、きっとオトコエシが母なのでしょうね。何だか奇妙な関係です。
おはようございます。
カエデドコロ花盛りですね!
やはり雌花は少ないようですね。
冬近くになってカエデドコロの群落そばをとっても果実はまれにしか見かけません。
子どものころ、ヤマノイモの仲間の果実を唾液で濡らして鼻の頭に貼り付けて遊んだことがあります。(笑)
果実の中の種子は翼があって風に乗って遠くまで飛ばされるので旺盛な繁殖力なのでしょうかね?!
素晴らしい健脚ですね。
それに9時までにお帰りとは、やんたんに出発されたのは早朝ですか?
気合が入っていますね。
さて、オニドコロみたいな花が黄色い!と思ったら、カエデドコロと言うのですか。
沢山咲いていて綺麗ですね。
全部雄花なんですか。
ヤブランはうちでも咲いています。
葛も咲いて来ましたね。
オミナエシとオトコエシの自然交配、どっちがお父さん?とshuさんが書かれていますね。
そりゃあオトコエシでしょう。
オトコが付くんですもの。😉
カエデドコロの花を初めて見たのは、白虹橋のたもとにある、4枚目の写真にある場所です。
最初はオニドコロかと思ったのですが、色がオレンジ色なので???となりました。
時間がたつと色が変わるのかと最初思いましたが、葉の形もちょっと違って、カエデドコロと判明しました。
ブッドレア、この場所で咲いているのを今年は見ていなかったのでちょっと嬉しかったです。
クズは今の時期ですね。
秋の花という印象です。
甘い香りが特徴ですよね。
アキノタムラソウはまだ見ていません。
小さい花は可愛いですね。
今月は沢山道草をみたので、月末の整理が大変そうです^^;
やんたんの帰りにトイレを借りに5分くらい車を停めたときに最初の2枚を撮りました。
翌朝のシンデレラ散歩で再訪したというわけです。
天ヶ瀬というのはあくまでダムの名前で、地名は宇治市槙島町槙尾山となっていました。
後ろの山が槙尾山というのは分かりますが、槙島町というのが地元民にとってはすごく意外です。
(全然違う場所にある地名です)
季節になると咲いている花を予想するのが白山というのがカッコイイですね!
カエデドコロはあっちでもこっちでも最近見かけるようになりました。
一度名前がわかると、そういうことがままあります。
オトコエシが母ですか。
さざんかさんのご意見は違うようです(笑)
カエデドコロの雌花はこれまで数回しか見たことがありません。
圧倒的に雄花の方が多いですね。
オニドコロの方は今年不思議なことに雌花しか見ていないのです。
咲く時期がずれているのかと思いました。
もう少し後で行った時に、また探してみたいと思います。
ヤマノイモの果実を鼻の頭にくっつける遊びですか!
面白いですね。
私たちが子供のころに鼻の頭にくっつけたのはバラの棘です。
今思い出しました。
懐かしいですね~
本文にも書いたように、やんたんの帰りのトイレ休憩でカエデドコロを見たので、翌日の散歩でもう一度見に行きました。
天ヶ瀬に早朝にいくのであれば、15分程度しかかかりませんので楽勝です。
オニドコロとカエデドコロはよく似ていますが、花の色と葉の形が違います。
雌花を見つけてみたので、もし今週末行けたら見てきます。
今日は激しい雨が何度も降っていますが、これが過ぎるといよいよ秋がくるようですので・・
ヤブランは日陰でも咲いてくれるので、わが家でも細々と咲きました。
オトコオミナエシのお父さんは、私も直観的にはオトコエシでしたが、shu先生の考察ではオトコエシはお母さんなんですね。
でもよく読むと、オトコオミナエシはオトコエシの変種とも書いていますので、お父さんでもあり、お母さんでもあるのかもです^^
「宇治川畔はカエデドコロだらけ」というタイトルだけあって、最後までカエ
デドコロ一色でしたね。私はカエデドコロという名前の植物は聞いたことも見
たこともありません。
これほどたくさん宇治川畔で繁殖しているなら、私もどこかで出会っているは
ずだと思い調べました。そうしたら、何と千葉県の最重要保護生物(A) レッ
ドリストに指定されているようで、以下のように表記されていました。
「千葉県は自然分布の境界に位置するのでしょう。県内の自生地はわずかです。
もともと風前の灯火状態であるところに開発の手が及ぶと、一発で絶滅する恐
れがあります」
これを見て、千葉県でカエデドコロを見る機会は少ないので、私が知らなくて
当然だと安心しました。(笑)また、本日登場した植物で私が知っているのは、
ブッドレア、オトコオミナエシ、クズ、イタドリだけでした。
すると、オトコオミナエシはオトコエシとオミナエシの雑種ではなく、オトコエシの種内倍数体間の交雑種のようだと書いてありました。
文献)池田博ら、著しい種内倍数性を示すオトコエシ(オミナエシ科)に関する系統地理学的解析、平成29年5月30日 科学研究費助成事業 研究成果報告書
https://kaken.nii.ac.jp/ja/file/KAKENHI-PROJECT-25440203/25440203seika.pdf
オミナエシは関係がなかったようですね。