なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

高原の花に華麗なチョウの舞~たじま高原植物園2023/8下旬(5)

2023-09-06 05:32:17 | 植物

これまでたじま高原植物園の植物を中心にご紹介しましたが、最終回の今日は花に来るチョウです。
蝶よ花よと育てられ~じゃないですが、対になるくらい花にチョウは付き物です。
花はチョウに花粉を運んでもらい、チョウは花に蜜を貰うという持ちつ持たれつの関係。
チョウの口(口吻)は蜜を吸うのに特化した、渦巻き型のストローになっているくらいですものね。
まあ、チョウだけではなく、ハチやアブも来るのですが、意外と撮りにくくて・・・
ということで、たじま高原植物園で見たチョウ、花とセットでご覧くださいませ~

最初は薄暗い林内でお休み中のモンシロチョウです。


近くに咲くゲンノショウコの蜜を吸っていたセセリチョウの仲間です。
自分の庭に来るのは白い点々のならんだイチモンジセセリばかり。
なので、他のセセリは全然分かりませんが、おめめパッチリなのは一緒ですね。


ヤマジノホトトギスの蜜を吸うこちらのチョウは、これまた違う種類のようです。
最初の種類より少しオレンジ色が強い感じ。
それとも、光の当たり方でしょうか。う~ん、わからん。


オタカラコウにおなじみのイチモンジセセリもいました。これは分かります!


セイヨウフジバカマの蜜を吸っているこちらもセセリチョウの仲間のようです。
セセリチョウ図鑑で探してみると、キマダラセセリに似ているような・・・
色々いるのですね。


このセイヨウフジバカマですが、フジバカマ同様蝶の楽園となっているようでした。
一つ一つの花はそれほど派手ではなく、小さいのにそれほど美味しいのでしょうか。
こちらにたむろしていたのがこちらです。


クロアゲハですね!
オレンジ色の斑紋が綺麗です。

もう一頭やってきました。
こんなに沢山あるのに、他人(他蝶)の蜜は甘く見えるのか、至近距離で吸蜜。
やってきたのは青が美しいカラスアゲハでしょうか。


クロアゲハも光が当たると構造色で羽が青みがかって見えますが・・・


カラスアゲハの青は吸い込まれそうに綺麗です。
ちゃんと撮りたいと思いつつ動きが早すぎてどうにもなりません。
こちらのアゲハは、クロアゲハにしては青みが強いですが、どうでしょうか。


いちいち種類を気にするより、蝶の舞を愛でましょう。


こちら、オタカラコウの蜜を吸いに来ていました。
セイヨウフジバカマに拘りがあるわけではなく、オタカラコウやフシグロセンノウにもふわふわ。
後翅の突起がないのですが、もともとないのか取れてしまったのか不明。




チョウを撮っていたら時間がすぐにたってしまいます。
その割に、ほとんど撮れていないという(泣)

秋の気配漂うたじま高原植物園にはトンボも沢山いました。
こちらはもっと素早くて、飛んでいたら写真はお手上げ。
お休み中のところをお邪魔した写真が数枚あるのみです。
サラシナショウマの蕾に止まるトンボ。アキアカネ♀でしょうか。


オタカラコウの上にも・・・こちらは♂ですね。


止まっていると捕まえたくなります。(私は子供か!)
で、結構捕まるんですよね~


ということで、長々と続けたたじま高原植物園、おしまいです。
ベンチはあるし、イヌのお散歩もOKみたいで、ベンチにリードを引っかける金具がありました。
近くにいる人はいいでしょうね~
 

明日は先週末行った宇治田原の正寿院(風鈴寺)を投稿しますね。
他にも、宇治川や京都府立植物園もちょこっとだけ在庫がありますが、季節外れになりそうなので・・・
ではまた明日!

【撮影:2023/8/20  兵庫県香美町たじま高原植物園】

コメント (16)
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