そろそろ京都府立植物園の特集終わらせないと、ハスが賞味期限切れに・・・(笑)
ということで、今日は京都府立植物園の主に植物生態園で見かけた実たちです。
実というと秋や冬というイメージがありますが、意外と夏にも実っています。
秋に備えて緑の実もありますが、しっかり色づいているものも・・・
例えば・・・
まるでサンゴジュのように真っ赤ですが、こちらはガマズミ(レンプクソウ科ガマズミ属)。
京都府立植物園でこんなに真っ赤になった実を見たのは初めてです。
アジサイ園にあった木で、この実を食べに来ていた鳥の声で気づきました。
生態園は日当たりの関係か、まだこんな感じです。
お次は、前回もご紹介したこちらの実。
水滴がついていたので頑張って何枚も撮ったのですが、いまひとつ・・・
お日様が出ていたらもっとキラキラ光って綺麗だったでしょうね~
ゴモジュ(レンプクソウ科ガマズミ属)の実です。
どアップにしたら、なんだかサクランボみたい♪
遠目にはこんな感じで、まだ「真っ赤~」にはなっていません。
続きましてはこちら。
何かと思ったら、ヒメコウゾ(クワ科ヒメコウゾ属)の実でした。
クワ科だけあって食べられそうですが、食べた人の話ではざらついて、埃っぽくて美味しくないそうです。
見るだけにしておきましょう。
緑の実もいくつか見られました。
その中から2つだけご紹介。
ツリバナ(左)とハクウンボク(右)です。
ツリバナはいずれ真っ赤に熟してぱちんとはじけますが、ハクウンボクはこのままです。
こちらは初見の実。というか、木自体これまで意識してみたことがありませんでした。
樹名板をみると、カンコノキ(トウダイグサ科)と書いてあります。
そして、よく見ると、超ミニサイズの花が咲いている!
その上、一つだけですが、赤い実が・・・
調べてみると、近畿から沖縄までの海岸沿いに生える木ということです。
雌雄異株で、こちらは実がなっているということは雌株なんでしょうね。
実は最初は白いカボチャ型で、熟すと白い殻がはじけて、この写真のような赤い実が出てくるみたいです。
こんなところでしょうか。
トップのガマズミに沢山来ていた鳥はメジロ。
久しぶりに出会ったので写真撮らなきゃ、とカメラを出しているうちに隣のウワミズザクラに移動しちゃいました。
それでも頑張って何とか1枚・・・
お!よく見ると二羽いますね。
調子に乗って撮っていると、なんとか少し見られるメジロが撮れました。
え、モデル代ちょうだいって?
ところで、上の写真でまるで松葉のように細い葉?茎?が気になりました。
あとで調べてみると、ウワミズザクラの果柄のようです。
ここに小さくて赤い実が沢山付くようですが、多分落ちるか食べられるかしたんでしょうね~
明日は京都府立植物園の最終回です!