なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

赤系の花集めました♪~京都府立植物園2019年7月 (5)

2019-07-20 06:01:21 | 植物

昨日は青系でしたが、今日は赤系を集めてみました。
結構な種類があり驚き@@
全然まとまりがありませんが、とりあえず生態園の花から・・・

イセハナビ(伊勢花火;キツネノマゴ科イセハナビ属)
ユキミバナやスズムシバナも同じ属ということで、その語源を調べましたが不明でした・・・
なぜに伊勢の花火??



お次も優しいピンク色。
イヌゴマ(犬胡麻;シソ科イヌゴマ属)です。
名前の由来は前にも説明した通り、果実が胡麻みたいなのに食べられないからという、犬に失礼な語源です。
今回はあちこちに結構沢山咲いていました。

次はエゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子;ナデシコ科ナデシコ属)です。
河原ではなく、山地の日当たりのよいところに咲くそうです。
優しい感じの花ですが、前に降った雨のせいか、少し傷んで乱れ髪のような花弁になっていました。




次もエゾ仲間、エゾミソハギ(蝦夷禊萩;ミソハギ科ミソハギ属)
お盆のお供え花として、農家などでは普通に栽培されており、自生はまれだそうです。
エゾミソハギは全体に毛が生えていますが、ミソハギは無毛だそうですので、容易に区別できます。
これも雨のせいでお行儀悪く横になっています。
よく見ると、雌蕊がかわいいです。



池のほとりにばさばさと咲いていました。行ったタイミングが悪かったか・・・

            

昔は単なる雑草と思っていましたが、最近はアレチ・・・が増えたので山野草の趣に見えてきました。
ヌスビトハギ(盗人萩;マメ科ヌスビトハギ属)です。
実が盗人の足(って何や?)みたいで、引っ付き虫になります。



花のアップ。なかなか美形ですね。 

       

普通のハギも咲き始めていました。
名札がついておらず、正式名称は不詳です。ミヤギノハギ??



お次はクサアジサイ(草紫陽花;アジサイ科クサアジサイ属)です。
その名の通り、草本のアジサイです。
野生で見かけるのは白が多いのですが、ここでは優しいピンク色の花を見つけました。


     
いつ見ても惹かれる形、ハグロソウ(葉黒草;キツネノマゴ科ハグロソウ属)です。
花弁が上下二枚に唇のように開き、その中からちょろちょろと蕊が覗きます。
名前の由来は、葉が黒ずんでいるからだそうですが、全然そんな風には見えません。



ちなみにこちらはバッチリ黒い、ハグロトンボ(羽黒蜻蛉)



ラストはこちら。ハスの花びらのピンク、落ちてもどきっとする美しさです。

(つづく)

コメント (8)
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