宇治市植物公園GW特集最終回です。
この植物園は元々山野草系はそれほど多くないのですが、今の時期は自主的に生えている野草(雑草とも言う)で彩られています。
特に今回目に付いたのがこの2種類。
個体数が多く、咲いている場所も多かったのがこちら。
イワニガナ(キク科ノニガナ属)です。別名のジシバリの方が有名かも。
オオジシバリほど大きくなく、柄がある丸っこい葉が特徴。
黄色い絨毯のようになったイワニガナを初めてみました。
もうひとつ、群生していたのがお馴染みのこちら。
シロツメクサ(マメ科シャクジソウ属)です。
特にあのうさちゃんがいる芝生には巨大なシロツメクサが沢山!
しゃがみこんで四葉のクローバーを探している人も結構いました。
こんな感じで群生しています。
他にも色々。栄養や手入れが行き届いた場所で、旬の野草が伸び伸び暮らしていました。
ニワゼキショウ(アヤメ科ニワゼキショウ属)
色違いも・・・
オニタビラコ(キク科オニタビラコ属)
花付がハンパではなく、わが家のプランターに居候しているのと同じ花とは思えません。
同じくキク科のハルジオン(キク科ムカシヨモギ属)。
ヒメジョオンの方は舌状花が短くさっぱりした感じですが、ハルジオンは糸のように細くなよなよしており、優しい少女の風情です。
葉が茎を抱くのが特徴。
ピンクがかった花が特に可愛くてお気に入り♪
同じくキク科のお馴染みさん、綿毛になっていました。
セイヨウタンポポ(キク科タンポポ属)です。
修景池の畔の芝地にはマツバウンラン(オオバコ科マツバウンラン属)が風に揺れていました。
モミジ林にはこんな野草も。
お馴染みタチツボスミレ(スミレ科スミレ属)も林下では少し違った風情に・・・
季節には蛍舞う水辺に咲く、キツネノボタン(キンポウゲ科キンポウゲ属)
田んぼには普通に見かける雑草ですが、毒があるからさわったらあかん!と子供の頃言われたことを覚えています。
こうやってみると風情ありますよね。
そうそう、ふつうのキンポウゲは今そこここで見かけますが、なぜか植物園では見ませんでした。
道草図鑑・植物園バージョンになってしまいましたね(笑)