先週の日曜日、早く目が覚めたので思い立って宇治川上流にお散歩に行きました。
9時までに戻らないといけなかったので、2時間ほどの駆け足です。
お目当てのあの花は見られたでしょうか。
前に平等院で藤の花を見たのは4月30日。
当然もう藤は終わったと思っていたのですが、静かな平等院門前商店街のお店の前にまだ美しい藤の花が・・・
最盛期にはどのお店の前にもこのような鉢植えの藤の花が置かれ、華やかです。
途中で宇治川沿いの遊歩道へ。
イロハモミジなどの落葉樹のトンネルを歩きます。
新緑が一番美しい季節・・・
こんなところに巨木。
縦に剥がれたような独特の樹皮は、そう、ムクノキ(アサ科ムクノキ属)です!
実が美味しいらしく、鳥が食べてあちこちに種を運んでくれます。
そのお陰で、いまやなつみかん家にもムクの木が・・・
さらに先に進むと、垣根に絡みついたこの花。
もうテイカカズラ(キョウチクトウ科テイカカズラ属)が咲いていました。
風車のような五弁の花です。
宇治川畔にはテイカカズラが沢山あるので、これは期待できる!
と思って勇んで見に行きましたが、残念! まだ花は影も形もなく、硬い蕾があるだけでした。
でも赤い葉が綺麗。
川辺のトウカエデ。
目にも鮮やかな明るい緑の葉と、若々しい実。
山側に目をやると、もこもこと白いものが沢山くっ付いた木。
ど迫力のカナメモチ(バラ科カナメモチ属)でした!
写真ではまるでカリフラワーのようですが、良くみると蕊の美しい素敵な花です。
そして、みたかったあの花、今年も咲いていました!
スイカズラ(スイカズラ科スイカズラ属)です。
岩にあごを乗せるように咲いている花を見つけました。
良くみると、周り中びっしりと咲いています!
咲き始めは白ですが、徐々に黄色くなり、このように黄色と白が混じった光景となります。
別名の金銀花はこの様子から。
近くには咲いていません。
ガードレールの向こうに咲いていた花を手を伸ばしてなんとか撮ったのがこの写真。
スイカズラは吸い葛で、花を口にくわえて吸うと甘いことから名付けられたそう。
甘い香りに甘い蜜、手の届く場所になくて、確認できなかったのが残念です。
すっかり満足しました。
次に、早春ジロボウエンゴサクなど色々見つけた山肌に移動。
何かみられたでしょうか?