なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

流れ橋、ふたたび・・・(前編)

2019-05-03 05:55:52 | 植物

ふと思いついて、流れ橋に行ってみました。
流れ橋に行くには、やわた流れ橋交流プラザ(四季彩館)に車を止め、標識に従って少しだけ歩きます。
頭の上では、しきりに「土食って虫食って・・・」の鳴き声が響き、スイスイと飛び回るツバメ。
雛のピーピー言う鳴き声も混じります。
もうしっかり大きくなって軒下に止まっていますが、餌はまだとれないようで、親鳥を待っているようです。



ひな鳥に見送られながら流れ橋へ。
先日と違い、菜の花に彩られていました。
ちなみに、葉柄があるのでセイヨウカラシナのようです。



雨が少ないせいで、河川敷は広大な運動場のようになっていました。
どんどん橋を進んでいきます。
下の砂地には、石を使って色々な文字が書かれていました。
著作権があるかもしれないので載せませんでしたが(笑)、「令和」と書かれた大きな石文字もありましたよ!



左手が黄色いのがわかるでしょうか。
宇治川の堤防のセイヨウカラシナはもう終わってしまっていますが、こちらではこれこの通り。
目に鮮やかな黄色!



こんな光景を眺めながら対岸に渡ると、ナヨクサフジが咲いていました。
思えば、初めてナヨクサフジを見たのがこの木津川堤防。
なんと美しいと感心したのですが、在来種を駆逐する外来種と知って微妙な気持ちになったのを覚えています。



日暮れが近づいてきました。
前回行った時はお天気がよかったので美しい夕日が見られましたが、この日は曇天で、雨までぱらついてきました。
足元が悪くなる前に急いで戻ります。



大学生でしょうか、河川敷で大勢の若者が楽しそうに騒いでいました。

元の場所に戻って、こんどは少し堤防沿いを歩きます。
それほど花はありませんが、それでもそんな花、こんな花が・・・

 
       アカツメクサ(マメ科シャジクソウ属)           カラスノエンドウ/ヤハズエンドウ(マメ科ソラマメ属)

 
セイヨウヒキヨモギ(ハマウツボ科セイヨウヒキヨモギ属)     クスダマツメクサ(マメ科シャジクソウ属)                   


そして、今回初めてみたのがこの花。花の感じはどこかで見たような・・・

        

そうだ、この4弁花はスズシロソウにそっくり。
スズシロソウといえば、アブラナ科ヤマハタザオ属・・・ひょっとして、と調べてみたら。
ハタザオ(アブラナ科ヤマハタザオ属)でした!
全体はこんな感じでひょろ~んと長くて、目立たない感じです。

                  
                  

ということで、最後に初めての植物がみられて満足、満足でした。
明日は流れ橋(木津川堤防)から流れ橋交流プラザまでの途中でみた植物たちをご紹介します。

(つづく)

コメント (8)
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