議会雑感

国会のルールや決まりごとなど、議会人が備忘録を兼ねて記します。

国会回数の内訳

2015-12-26 | 国会雑学
これまで、「国会の召集-その1」から「国会の召集-その4」で召集に向けた流れを概観してきました。

9日後の1月4日には、第190回国会が召集されますが、その内訳について見てみたいと思います。

まず、このブログを始めたばかりの時期に「通常国会の召集時期と回数」で、昭和22年5月20日初めて召集された国会を「第一回国会」と呼び、以降は、常会、臨時会、特別会を問わず、会期ごとに順次回数を追って第何回国会と呼ばれていることを紹介しました。

もうすぐ召集される国会が190回目、ということになりますが、常会、臨時会、特別会の内訳は、下記のとおりです。

○常会  66回
○臨時会 100回
○特別会 24回

1月4日の召集というのは、平成4年に常会召集が1月になってから、最も早い召集です。

というわけで(?)、召集が早かった例と遅かったこれまでの例を見てみます。

召集が早かった例

平成21年: 1月5日召集
平成10年: 1月12日召集
平成20年、平成22年: 1月18日召集

召集が遅かった例

平成6年、平成13年: 1月31日召集

いずれにしても、1月4日召集だと、関係各所、特に事務局は大変ですね・・。

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