議会雑感

国会のルールや決まりごとなど、議会人が備忘録を兼ねて記します。

政府4演説に対する質疑

2018-01-25 | 国会ルール
○参議院先例録302

国務大臣の演説に対する質疑は、演説の翌々日以降に行うのを例とする

国務大臣の演説に対する質疑は、当初演説の翌日以降にこれを行うのを例としたが、第41回国会以降は演説の翌々日以降(常会及び総予算を審議する特別会については演説後3日目から)に行うのを例とする。

なお、質疑の日数は、常会及び総予算を審議する特別会においては2日間、臨時会及び特別会においては1日又は2日間とするのを例とする。


1月24日(水)の衆議院本会議から、政府4演説に対する代表質問が始まりました。

政府4演説の聴取は、1月22日(月)の衆参本会議で聴取していますので、1日空けた格好になっています。

また、政府4演説の場合、衆参両院で3日間行われることになっています。

1日目:衆議院(午後)
2日目:参議院(午前)、衆議院(午後)
3日目:参議院(午前、午後)

というわけで、1月25日(木)は2日目にあたりますので、午前が参議院、午後が衆議院ということになります。

質疑順序は、基本的に大会派順ですが、最大会派が与党である時は、最初の質疑者に限り、野党の最大会派の所属議員とする例がほとんどです。

今回は、野党の最大会派が衆参で異なっている状態で、下記の質疑順でした。

1月24日(1日目)衆院 1.立憲民主党代表、2.自民党幹事長
1月25日(2日目)参院 1.民進党代表、2.自民党参院幹事長

なお、政府4演説及びその質疑が行われる本会議には全ての大臣が出席し、議場の大臣席(ひな壇)に着席します。

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