金生町の近くでシラゲガヤを見つけたときはとても懐かしくうれしかった。
もう20年以上前東京郊外で初め出合ったときはなんてキレイなイネ科なんだろうと感激した。
白くてフワフワとやさしげで個性的でシャープなイネ科植物の中では特異な感じだ。
ほとんどのイネ科植物はドライにして月日を重ねると茶色になるがシラゲガヤは白さを保ち穂が散ることもない。
去年25回野草(イエツァオ)展を終えたが15回展までは草や木の実で作ったリースを出品していた。
リースを作るにはどうしても欲しい素材で7月ごろの暑い中東京郊外の野山をシラゲガヤを探してよく歩いた。
いつも夢中になる植物があり忘れたころに出会うとそのころのことが思い出されて懐かしい。
真ん中あたりに写っているのはヘラオオバコで荒川河川敷ではほとんど年中見られるが金生町ではあまり見かけない。
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