このレトロな感じのイスは50年以上前のものです。
私達兄弟は皆座りました。
家が道路にかかったため期限付きの立ち退き新築で多くのものを捨てざるを得なかった中家の者はこのイスを残しててくれていました。
かなりひどい状態でした。
左右を支える棒も無くなっていたので同じらいふるいちゃぶ台を壊したときの棒を使うと少し大きいですが違和感なく収まりました。
座るところは落ち着いた感じの色合いにパッチワークした布を張りました。
この壊れやすいガラスの大瓶も大事に残しててくれていました。
外国で作られたみたいで底に”N”という字が書かれていて、50年以上前父が和紙を作っていたころ紙を作るための液体が入っていたビンです。
違うビンですが東京生活の間ズーットそばに置いてくらしていたのも持ち帰っています。
便利で新しい家ですがやっぱり思い出のある懐かしいものがある生活は嬉しいです。
東京の空は青空か曇りであまり雲の表情はありませんが金生町の空は雲の表情がステキです。
もう部屋にイスは足りていたのですが夕空が一番きれいに見える場所にイスの位置を決め7:00から7:30分までゆったりと座りビールを飲みながら眺めていました。
それでイスの名前が”雲のイス”になったわけです。
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