
見樹不見林・コロナNO1。
木を見て森を見ずと日本語では言う。
縦横156,50センチ.

上使用の木は9月の台風14号で倒れた畑のナツメの木の枝。
ベースは医療用資材。
黒い部分使用の畑でできたツノゴマ3点は創作前より決まっていた。

”樹”を表すツノゴマ部分。
別名悪魔の爪と呼ばれるが”樹”日本語では木をイメージした。
枯れると黒くなるクスノキの若い枝を合わす。
茶色部分は森を表す。
木には実もつく。
下の部分も上と同じくナツメの木を使う予定だったが変更。
上下木だと動きがなくなる。
何を素材に使おうかと考えていたらふと母から聞いた千人針を思い出した。
たった一目だが千人の思いがこもった一針は弾丸も通さなと言われていたものだ。
弾丸はもちろん通すが創作していると一目の威力は感じる。
医療用資材と同じ材質の海で拾ってきたナイロンロープを解いたのでチクチク縫う。
マスク解禁になってもいまだに周りはマスクマスク。
マスク、消毒、ワクチン接種なんのその、コロナは縦横無尽に活躍だ。
千人針を信じた日本人は同じくマスクを信じいまだ不変。
外国では日常はマスクをつけてない生活だ。
いまだに科学に基づいた政策で”見樹不見林”状態だと感じ創作。
創作途中。NO1 NO2

おなじく森をイメージした茶色部分では木で作ったリングも実をイメージして使用。
使用の木の枝は木肌の明るいナツメや萩の枝など。
グリーンの部分は森を表す。
下のグリーン部分は少し明るくした。

上ブリーン部分。
第39回野草(イエツアオ)展
日時 2022年11月20日(日)~12月4日(日) 10:00~18:00
場所 ギャラリー作唯
t電話 0896-72-6808
住所 四国中央市金生町下分742
テーマ 見樹不見林・コロナ