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野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

越後獅子の歌

2018-11-12 21:31:24 | 野草(イエツァオ)展

 

数年前より越後獅子に興味を持っていた。

私にとっては角兵衛獅子の呼び名のほうがなじんでいたが西条八十作詞で美空ひばりが歌う越後獅子の歌が有名なので越後獅子とした。

35回野草(イエツァオ)展のテーマが越後獅子と決まってしまいどこから掘り下げて行こうかと不安になった。

自分のことなのに決まってしまったはおかしいが本当に急に決まってしまう。

とりあえずユーチーユーブで歌を聴き越後獅子が出る小説を数冊読んだ。

悩みながらだがタペストリー越後獅子もできた。

できたが思っていた以上に若い人たちは越後獅子のことを知らない。

それで西条八十の詩を川窪万年筆制の笹ペンで書いた。

越後獅子の歌  西条八十

笛にうかれて逆立ちすれば山が見えます故郷の

私しや孤児街道ぐらし

流れ流れの越後獅子

 

今日も今日とて親方さんに芸がまずいとしかられて

バチで打たれて空見上げれば

泣いているよな冬の月

 

打つや太鼓の音さえ悲し雁がなくなく城下町

暮れてこいしや宿屋のあかり

遠く流れて人踊り

 

所変われど変わらぬものは人の情けと袖時雨

濡れて涙でおさらばさらば

に消えゆく旅の獅子。

何回も読んでいるうちどのフレーズも越後獅子をイメージできる言葉でできていると思った。

それで一番から4番まで順番に書いていくのをやめた。

一番から4番までの一番上の歌詞、2番目の歌詞、3番目の歌詞とかためて書いた。

一番上の歌詞は上のブロック、2番目は下の左に、3番目の歌詞は下の右のうロックに。

全体が面白い形になった。

 

             第35回野草(イエツァオ)展

 

 日時   11月18日(日)~12月2日(日)

 

 場所   ギャラリー作唯  四国中央市金生町下分742

 

 電話   0986-72-6808


 

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第34回野草(イエツァオ)展の報告NO17(差し入れ)

2017-12-06 18:47:26 | 野草(イエツァオ)展

ギャラリー作唯で野草(イエツァオ)展を開き始めのころはものめずらしさで来てくれる人もいたが今はどんな創作の世界が

広がったのだろうと来てくれる人たちに落ち着いた。

今回で10回目だが10回来てくれた人たちもいる。

作品を前に創作過程を説明するのは楽しいがよく来てくれる人たちは登山だったり旅行だったり釣りだったりとそれいい世界を持ち、話を聞くのも楽しみだ。

先日ギアナ高地へ行ってきた人に差し入れをいただいた。

グアテマラは政情不安定で物もなくやっと買えたチョコレートでパッケージは立派だがチョコレートをくるんでいる紙はそっけない。

その上のペットボトルに入っているのは宮古島のクロアズキ。

買ってきた豆をまき収穫したものだ。

来年蒔くのが楽しみだ。

自家製の渋抜き柿やミカンもいただいた。

寒さで色づかないきれいなグリーンのパッションフルーツの実は会場に飾らせていただいた。




 

 

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第34回野草(イエツァオ)展の報告NO16(10回目)

2017-12-05 21:42:51 | 野草(イエツァオ)展

 今回の野草(イエツァオ)展はギャラリー作唯で開き始めて10回目になる。

9回目は漂流、8回目は座敷童、7回目は村上水軍をテーマに創作したが今回は書を組み込んだ作品のしろ、くろ、あか、のタペストリーを創作した。

一回目も書を組み込んだ作品の”まがたま”を創作している。

まがたまは壊した我が家の居間の天井板だったので愛着がありずっと私の部屋に飾っていたが今回は新作のしろ、くろ、あか、のタペストリーと並べて飾った。

一回々を精一杯重ねてきたので少し振り返ることのできる10回目は感慨深いし見てくださった人たちがいたからこそと感謝の気持ちでいっぱいだ。

ギャラリー作唯で開き始めたときは新しい場所でどんな形の展覧会にしたらいいかもわからなかったが自然と文京区で開いていたようになった。

一年過ごした収穫祭だと言っていたが自分と向かい合い創作するのでストレスはない。

10回目を一区切りとしてまた新たな気持ちで回を重ねたい。



 

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第34回野草(イエツァオ)展の報告NO15(目玉おやじ)

2017-12-04 22:38:09 | 野草(イエツァオ)展

目玉おやじのワラシクンは去年漂流をテーマに作ったランチョンマットの上に飾った。

フジツボの花器には目玉をイメージできる丸い実を生けた。

7回目になるワラシクンシリーズの今回は切り倒された木っ端を使って作りたかったが最後に残った木っ端は大きくてすぐには作れなかったので最初は下に写っている小さな流木ではじめ上の一反もめんのワラシクンを作た。

今まで作ったワラシクンたちはあまり目立たない場所で頑張ってくれている。

漂流をイメージして作ったワラシクンアホウドリは郵便受けの上に置いた。


 

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第34回野草(イエツァオ)展の報告NO14(会場の花)

2017-12-03 21:17:09 | 野草(イエツァオ)展

会場にはツルを縫うシリーズで作った花器に採集してきた花を生ける。

畑に植わっているグァバの木に10月の中ごろより黄色い実がたくさんなったが最後の一個が会場を飾ってくれた。

グァバの実は熟れるとすぐ落ちるが寒いので一週間ほど実はついていた。

畑で採集したアカマンマは意外と水持ちがよく最終日まで頑張ってくれそうだ。

右側のポチポチと実がついているようなのは杉の花だ。

採集したのは11月半ば、もう花粉振りまくすん全状態。

右側はアセビ、もうつぼみが付いている。

同じく杉の花、実がまだ青い。

野生の黄色い菊。

白菊も野生。

同じ場所で採集した。

真ん中あたりの白い花はソバの花。

金生川河川敷のいたるところで咲いていた。

 

同じくソバの花を生けた。

枝ものの名前はわからないが花が咲いてた頃採ったので実がついている枝は上のあたりにしかなく採るのに苦労した。

去年の会場の花


 

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第34回野草(イエツァオ)展の報告NO13(コースター)

2017-12-02 21:20:20 | 野草(イエツァオ)展

はじめて電動のこぎりを使って作ったコースターに花器などを置いて飾った。

コーヒーカップも置いた。

オブジェも置いてみた。

のコースターを買ってくださった人はコーヒーカップとお菓子を置いて使うそうだ。

出された人は戸惑うかもしれないがちょっと楽しい使い方だ。

使い方もいろいろありコースターも工夫の余地がありそうだ


 

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第34回野草(イエツァオ)展の報告NO12(差し入れ)

2017-12-01 18:24:23 | 野草(イエツァオ)展

早く見てほしいと心待ちしている人だがいつも後半にやってくる。

それもしょうがないと差し入れをいただき納得する。

今回も自家製の特大ミカンをふくめいろんな形のみかんを段ボールに入れその上に色鮮やかなグリーンのシュロと黄色い銀杏の落ち葉とイチョウの枝で作ったオブジェ。

吟味してみかんを採りシュロの葉とイチョウを用意してオブジェを作るだけでもかなりの時間がかかるだろう。

それにユニークに包装されたきんかんの束。

毎回気合の入った差し入れをいただくたびに次回はもっと頑張らなくてはと思う。

イチョウの枝のオブジェには皮とお茶の実で作ったイチョウの実である銀杏のようなものもしっかりくっつけられていた。

とても忙しい生活の人なのに。。

 

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第43回野草(イエツァオ)展の報告NO11

2017-11-29 21:49:30 | 野草(イエツァオ)展

ギャラリー作唯で野草(イエツァオ)展を開くようになって10回目になるが会場にどんなお花を生けることができるのかも楽しみの一つだ。

今回は初めてヒムロを生けたいと思った。

山に行き採集してみるとかなりイメージが違う。

もっと葉が密に茂っていると思っていたがかなり隙間が空いている。

子供のころクリスマス飾りをする木として父が採ってきてくれたが隙間が空いていた方が飾りつけをするにはいいが今回生けるイメージとしては違っていたので予定の場所には生けなかった。

飾りつけをしなくてもクリスマスツリーの形なので合す花材が難しいと思ったが畑で可愛い実をつけているフユサンゴと生けた。

はじめてヒムロを花材にできてうれしかった。

一輪挿しの祈りちゃんにもフユサンゴを生けた。

フユサンゴは勝手に畑に生えてほぼ一年中かわいい実をつけている。




 

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第34回野草(イエツァオ)展の報告NO10(額皿)

2017-11-28 19:20:14 | 野草(イエツァオ)展

切り倒された桜の大木を素材にした額皿を今回は無残にブルドーザーで掘り起こされた部分が目立つように一個を下に置いて飾った。

ツルを縫うシリーズの作り方だとツルを編む方法と違い大小の空間ができるのですべて花器になる。

おとしを置きシュウメイギクとオカザンゴを生けた。

]

3月に開いたクラフト展(イエツァオグループによる)の時は桜の木っ端で作った額皿をワラシクンとは別々に飾ったが今回は一緒に飾った。

下左の額皿はクラフト展(イエツァオグループによる)の時はどうして桜の木っ端を素材にしたかの経過を書いたのを飾ったが今回は飾らなかった。

経過は今回流木の板に紙を貼り書き直した。

川之江文化会館が建ったとき桜は植えられた。

 建てかえるころ桜は大木になった。

 花が咲き人々は楽しんだ。

 なのに植えられた手で切られた。

 天にゆだねた命を全うすることもなく

 切られた根っこがブルドーザーで掘り起こされたのを見て立ちすくんだ

 すてられる寸前の根っこを持ち帰った

 もう一度咲かせたい

我が家に音で表れるワラシクンと額皿を創作した

 




 


 

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第34回野草(イエツァオ)展の報告NO9(天井の花)

2017-11-27 21:25:02 | 野草(イエツァオ)展

去年は漂流というテーマに沿って天井の花を生け、今回はダンチクを生けたい気持ちで生けた。

下には妹のきんかんとのコラボベストで色が今の季節に会いそうな3角の形のベストを飾った。

床には3角形の底の無い花器を飾った。

今日は詩を作る人が来てくれた。

一つの表現をするにもいろんな言葉を考えるというが飾り付けもいろんなことを考えて飾る。

お互いに創作するもの同士。

話が弾み良い時間を過ごせた。

 

 

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第34回野草(イエツァオ)展の報告NO8スカーフの飾り方

2017-11-26 22:23:43 | 野草(イエツァオ)展

左のシルクの絞染めスカーフを買ってくださった人が面白い結び方をした。

その結び方をすると紺に近い濃いグリーンの上着にとてもにあった。

左の絹地スカーフは白布をヨモギ鉄焙煎で下染めしてカラムシのミヨウバン媒染で染めたが右のスカーフはカラムシミヨウバン媒染だけだ。

初めは同じくカラムシミョウバン媒染の絹布でのスカーフ2本を同じ結び方をして並べて飾ったが冒頭の飾り方の方が動きが出た。

展覧会ではお客様のいい感覚をいただくことが多い。

展示場所を変えた。

植物とスカーフ。

 

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第43回野草(イエツァオ)展の報告NO7(花壇では)

2017-11-25 08:19:59 | 野草(イエツァオ)展

ギャラリー作唯の前の花壇は日当りがいいので一年中何かの花が咲いている。

花ではないが今鮮やかな黄色の柚子の実が目立つ。

実り始めて3年目、金生町暮らしを始めた10年前の7月、ナツカンを食べた実を蒔いたのが芽吹き柚子を接ぎ木した。

去年は12個だったが今年は29個。

玄関の花と一対のようだ。

広くない花壇だが柚子のような記念樹が数本植わっているが一昨年植えたイチゴの木に花が咲いた。

ドウダンツツジやスズランの花と似て小さく下向きに咲く目立たない花だが存在感は十分。

すぐ近くには3月に開くクラフト展(イエツァオグループによる)のとき咲いてくれるスイセンの原種のような植物が葉を茂らせている。

その他花は小さくなったがミニ芙蓉、花アロエ、ハーブの花も咲きにぎやかだ。


 

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第34回野草(イエツァオ)展の報告NO6

2017-11-24 22:40:43 | 野草(イエツァオ)展

今年の1月川之江文化会館が建て替えのため切られた桜の大木が切り倒された木っ端を持ち帰り素材として3月に開いたクラフト展(イエツァオグループによる)では額皿とワラシクンを作ったが2個の木っ端はどうしても作れなかった。

それが思いがけずしろ、くろ、あか、のタペストリーを作った後すんなりとワラシクンシリーズとして素材になってくれた。

”切られザクラのワラシクン”

去年の漂流をイメージした作品で漂流の歌の歌詞で”揺れ動く心に冬の日がいつか来る春待てという”のフレーズをイメージしつくったランチョンマットと一緒に飾った。

もう一個の木っ端は”鬼太郎のワラシクン”になった。

前回来てくださった人には木っ端は全部使い切りましたと言えたのが嬉しかった。

11月に開く野草(イエツァオ)展は自分の収穫祭と思って毎年開き続けてきたが1月に持ち帰ったときはこんなに早く作品になるとは思ってなかった。

今年は大収穫の年だ。


 

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第34回野草(イエツァオ)展の報告NO5(飾り方を変えて)

2017-11-23 22:32:19 | 野草(イエツァオ)展

会場には去年の漂流をテーマした作品も飾っている。

去年は漂流についての本も読んだし無人島での暮らしもいろいろ想像した。

昨日フィリッピン沖で遭難し船は発見されたが乗組員は不明のニュースが報道されていた。

去年テーマにした漂流は帆船時代、今とは違うが船が遭難したニュースには敏感になっている。

船が見つかり乗組員がいないのはどうしたことかと心配していたが全員無事発見のニーユースがあった。

思わずうれしくなって手をたたいた。

無人島で暮らしをイメージして作ったコースターやランチョンマットなどは去年とは違った飾り方で見ていただいている。



 

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第34回野草(イエツァオ)展の報告NO4(絞り染めスカーフ)

2017-11-22 18:53:34 | 野草(イエツァオ)展

3枚並べて飾たのを見ると暑い真夏に染色し絞り染め模様を邪魔しないようにちくちく縫ったことを思い出す。

あまり細かい作業なので左のヨモギ鉄焙煎のスカーフ2枚でやめたかったが頑張って右のカラムシミョウバン媒染の絞り染めもちくちく縫った。

並べて飾ると頑張ってよかったと思うが染めたのが綿布なので今の時期では寒々しい。

ありがたいことに3月のクラフト展で作った妹のきんかんとのコラボベストが春にしては暖かそうだったのが今の時期にはちょうどいい。

合わせて飾った。

コラボベストは1~2月にかかけて作った。

ヨモギ染めNO1 NO2 カラムシ染めNO1



 

 

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