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野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

木の皮を剥ぐ時期

2011-07-16 17:43:33 | 野草(イエツァオ)展

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木を切り倒して皮を剥ぐ作業は時間とエネルギーがかかる。

アカメガシワの皮を剥ぎながらすぐ近くに生えるヒサカキの数本もの株立ちの灰色の木肌を見ていると剥いだクリーム色の枝と合わせたかったがエネルギー切れでその日は帰ったが気になっていた。

ここ数日猛暑が続く。

山小屋は自宅より4キロで標高は100メートルにも満たないと思うが緑いっぱいなので爽やかだ。

ヒサカキの株立ちと皮を剥いだアカメガシワを合わせた

太い幹は下へ軽めの枝はヒサカキのちょっとした出っ張りや枝を利用して上方へ固定した。

手前には小さなアカメガシワの木が写っている。

どこにでも芽吹く木だけれど作品作りの素材にするため切り倒した。

今回は木の皮がほしかったが剥いだ後の枝もいろいろと利用したい。

木の皮を剥ぐには芽吹き始より8月ぐらいまでが良いといわれている。

今は自然にあわす時間が多い生活だ。

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皮をはいだら

2011-07-13 21:54:15 | 野草(イエツァオ)展

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家に持ち帰ったコウゾは太目の部分なのでカッターで切り目をつけて剥いでいった。

剥いだ木肌も剥いだ皮の内側もきれいなクリーム色だ。

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皮を剥ぐ前に写したがこの枝の皮から強靭で美しい紙ができるとは思えない。

秘めたるパワーといおうかこの世に存在するものそれぞれがいろんなパワーを持っているものだ。

この素材と向かい合ったらどんな作品が出来上がっていくのか楽しみだ。

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コウゾ

2011-07-12 21:31:52 | 野草(イエツァオ)展

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華やかなオレンジ色のコウゾの実だ。

グリーンの勢いが盛んな今とても目を引く。

実は甘くて食べられるが少しいがらっぽくて美味しくはない。

幸い実を食べる目的で探してはなかったが目を引く実なのでかんたんに木を見つけられた。

目的は皮だ。

第28回野草(イエツァイ)の作品作りの素材としたい。

甘い実なので鳥が好んで食べて撒き散らすのか山道を歩きながらでもよく見かけるが細い木が多い。

幸い山小屋近くでコウゾにしては大木を見つけた。

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双幹だったが片一方だけを切った。

直径5センチ。

それでも細い枝がたくさんあり細い枝の皮をはぐだけで3時間もかかった。

太めの幹の皮は持ち帰ってはぐことにした。

その日のうちに皮をはがないとはがれぬくくなる。

タケノコもだけれど野菜類にしても採ればなるべく早く処理したほうが美味しく食べられる。

植物と付き合っているとかなり神経を使うが楽しい。

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再度木の皮に・・

2011-07-11 21:58:04 | 野草(イエツァオ)展

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去年に続き又アカメガシワの木を切り倒し皮をはいだ。

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切り倒した木を皮をむける状態にして並べた。

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真ん中に写っているアカメガシワを切り倒したが直径10センチぐらいで高さは10メートルほどで高い。

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前面に写っている幹を切ったがすぐ後ろにはもう小さなアカメガシワが育っている。

草並みにどこにでも芽吹いている木だ。

炭にもならないと炭作りの人はいうが赤い新芽の葉はかなりの薬効があるようだしはいだ皮は私にとっては良い素材で27回野草(イエツァオ)展ではいろんな作品に使った。

今年も又皮に向かい合ってみたい。

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ものと対話する生活

2010-12-11 21:31:22 | 野草(イエツァオ)展

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くすのきの枝を使った花器にアカマンカと一緒に生けているのはコマツナギだ。

ギャラリー作唯の前に植えているが4月より咲きはじめ野草(イエツァオ)展が始まってもまだ咲きつづけていた。

華やかではないが楚々と逞しく好きな花だ。

長い間楽しませてくれたお礼に私の収穫祭でもある野草展にはれの舞台として参加してもらったがとても水揚げがいい。

萩の花なぞと同じ豆科なので水揚げは悪いと思っていたが意外な発見だった。

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布ぞうりのベースで作ったスリッパを飾っているのは台風で折れたくすのきを使って作ったオブジェだ。

そのオブジェを作った10年後オブジェを作った木の切り落とした部分でくすのきを使った花器を作った。

縁があって手に入った素材とはとことん向かい合う習慣がいつの頃からか出来た。

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26回野草(イエツァオ)展より出品している布ぞうりもそういう気持ちより作り始めた。

日常の生活において布類はあふれている。

ゆっくりと手間と時間をかけて向かい合うと布ぞうりやマットにうまれか変わっていく。

ものに追われる生活でなくものと対話する生活がしたい。

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カワラナデシコ花盛り

2010-12-10 21:01:47 | 野草(イエツァオ)展

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ギャラリー作唯の周りにある少しだけの土の部分に春植えたカワラナデシコが思いがけず11月1日にけなげに咲いてくれた。

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10月の野外教室の頃より畑一面に咲いていたアカマンカマをツルを縫うシリーズの”ツルのお皿”にペットボトルをカットしたおとしをおき、木の実のお皿をその上に載せてたくさん生けた中へカワラナデシコは急きょ特別参加。

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3月に開いた第6回クラフト展(イエツァオグループによる)でも

ツルのお皿と木の実のお皿のコンビでヤナギヤしだの芽ぶきを生けた。

思いがけなく咲いたカワラナデシコの花の特別参加はうれしかった。

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きれいな人に

2010-12-09 21:10:53 | 野草(イエツァオ)展

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野草(イエツァオ)展のために作ったのではないが衿はあるが付けたのではなくカットして出来た衿なし服や バスタオルを草木染して作った直線裁ち服も創作になるので出品した。

飾り付けのベースに第24回野草(イエツァオ)展に出品したヤエカワカンバや流木を皮でつないだタペストリーを使った。

2枚では寂しいので裂いた布を編んだのを部分的に使ったベストを急きょ作る。

それに第6回クラフト展(イエツァオグループによる)で出品した妹のきんかんとのコラボベストも数枚飾ったところ初めて見た人がにと2枚も買ってくれた。

きんかんが”買ってくれたのはきれいな人?”と聞くので”とてもきれいな親子だよ”と言ったらうれしそうだった。

買ってくださったのを会場に着て来てくれる人もいるが今回買ってくださったのは遠方からの人なので着た写真を送ってくれるようにお願いした。

裂いた布を編んで作ったベストも毎回来てゆっくりと作品を見てくださる人の元へ行ったのはとてもうれしい。

精一杯の思いと力をこめて作った作品をしっかりと受け止めてくれそうな人の元へいくのは次の作品に向う大きな力になる。

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棚頭

2010-12-08 22:08:10 | 野草(イエツァオ)展

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ツルを縫うシリーズ第2弾”花器”をクラフト展(イエツァオグループによる)で作った”ツルのお皿”に続いて作ったが長い竹の流木のデザインがなかなか出来ず15個目ぐらいにシュロ皮のカーブ部分も入れてやっと出来た。

わりと大きく盆栽でいう棚頭になりうる作品だが今回は花を生ける気持ちにならなかった。

そしたら出番が来た。

会場の花を生けていたツルを縫って作った”花器”が好む人の手に渡っていったのだ。

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棚頭の代役はこの花器しかない。

前棚頭だった花器に生けていた長いトクサを長い流木の竹で支えセキショウとナガホシロバナワレモコウと生けた。

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私の手から離れた前棚頭だった花器。

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手を離れてみると

2010-12-07 21:15:41 | 野草(イエツァオ)展

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干す道具をイメージして作ったバスケットが今回は額と花器になった。

書は”キセキの自覚”をアクリル絵の具墨で書いたのと石に”時無止”時は止まること無しと金文でアクリル絵の具で書いたのを飾った。

いい具合にバスケットの縁にトクサがとおったので下にフジツボの花器を使って生けた。

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小さいサイズのバスケットは額になった。

ひがんばなさんは2つのバスケットを10月に開いた野外教室で使ってくれた。

バスケットを見て漆塗りの一枚いたの上に飾ればいいだろうと言ったひともいた。

干物を作るイメージで作ったが作り上げてみるといろんな顔を持つ作品になったようだ。

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ガンピの皮で作った花器

2010-12-06 22:06:30 | 野草(イエツァオ)展

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”新聞紙タペストリー”に使っているアカメガシワの皮や新聞紙のブロックをつないでいるのはほそくさいたとても切れぬくいガンピの皮で手前に写っているのはわりと広く採れた皮で作った花器だ。

ツルを通す穴を機械であける時うすくても繊維が強靭な為かアカメガシワの皮より抵抗を感じた。

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花器は第6回クラフト展(イエツァオグループによる)で初めて試したツルを縫う(右側のバスケット)手法を再度使って作った。

後ろに写っているのは最初につくったツルを縫うバスケットだ。

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島原から

2010-12-05 22:03:18 | 野草(イエツァオ)展

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島原に住む友達夫婦より電話があった。

”今どこにいるの?”と言ったら”ギャラリー作唯の前”と答えた。

おもわず”バカ”と言ってしまった。

彼らとは20年近く会ってない。

知り合ったのは上京してすぐ花屋で修行していた30年以上前になる。

ご主人とは修行仲間でまだ付き合い中だった現奥様共々楽しいお付き合いをさせていただいていたが彼らは島原に引越しした。

年一回出す野草(イエツァオ)展の案内と彼らがくれる年賀状での付き合いだったがなんとなく心が通じ合っている安心感がありいつか会えると思っていた。

それでもなんの連絡もなしに玄関口にやってきたのは私を驚かせたかったそうな・・

こんたんがわかっていたから”バカ”と言ってしまった。

彼らが結婚するきっかけは私が作った。

毎月一本焼酎を送ると言っていたのに数十年ぶりに一本持ってきた。

子育てはほぼ終えたものの2人ともまだ現役でスケジュールを聞いてみるとよく来られたものと思う。

島原からは700キロで車で9時間。

ひたすらギャラリー作唯へ向ってきてくれた。

13時ごろ着くなり話が弾み野草(イエツァオ)展が終わった18:00よりそのまま2階の居間に上がりありあわせのもので宴会。

20年のブランクなぞひとつも感じない。

ご主人が驚くほど奥様は私が作った果実酒を飲んでいたと思ったらやっぱし翌日は2日酔い

気持ちよくはめをはずしてくれたようだ。

来た理由は非日常な私にひたすら会いたくて来たらしい。

ハードな仕事をしている奥様にどうしても野草(イエツァオ)野外教室に参加させたいとも言ってくれた。

非日常な場を求めている人達はたくさんいると言ってくれるが野外教室参加者は少ない。

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写真の木の皮と竹の流木とアオツヅラフジのつるであんだ花器は彼らの住む島原へ行った。

木の皮の部分に縄文を感じると彼は言っていたが彼が好んだ花器ではない花器が彼女に選ばれ島原へ行った。

野草(イエツァオ)展はただただ回を重ねているだけだけれど開いてよかったと心から思える出来事が毎回ある。

朝9時過ぎ彼らは島原へ向った。

たくさんの人にエネルギーをいただいて次は来年3月に開く第7回クラフト展(イエツァオグループによる)に向うことになる。

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アカメガシワベース

2010-12-03 21:26:57 | 野草(イエツァオ)展

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東京で開いていた野草(イエツァオ)展より見続けてくれていたみやそわすれさんは新作のアカメガシワベースがいいと言ってくれた。

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作品自体はシンプルだが額代わりに書や絵をかけたりバスケットや花瓶などもかけられる。

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アカメガシワとワイヤーだけで作った。

制作して時間がたってあらためて見るとどうやって作ったのだろうとフト思ったりする。

新聞紙タペルトリーが仕上がった後作れた。

集中して創作モードにならないと作品は作れない。

 

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元気ひらめきの元・・

2010-12-02 22:23:39 | 野草(イエツァオ)展

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新しく出来た友達よりステキなビンに入ったお酒をいただいた。

美味しくお酒はいただいたあとビンを眺めていてフト思いついた。

かなり前、既製の花瓶にあきたらずガラスビンに穴をあけて花瓶を作ったことを。

急にその花瓶に会場の花を生けたくなった。

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”新聞紙NO1”のそばにも穴あきビンの花器を使って花を生けた。

東京より送ってきたまま忘れていたのに。

ただ自然に話したり付き合っている中で元気がでたり新しいひらめきが生まれたりする友達はありがたい。

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会場の花

2010-11-29 23:27:28 | 野草(イエツァオ)展

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去年の野草(イエツァオ)展では白いスズメウリ、畑のグリーンのフウセントウワタ、赤いヒヨドリジョウゴを生けた。

ことしは野山ではスズメウリもヒヨドリジョウゴも見かけずトクサとナガホシロバナワレモコウを採ってきた。

金生町で初めて開いた第25回野草(イエツァオ)展に作った”机・椅子・花器”に思い切って生けた。

三宅島で拾ってきた穴あき石にペインテングした花器にも応援してもらった。

東京では出来なかったが金生町で開く野草(イエツァオ)展では会場に野の草を生けられるのがうれしい。

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花が枯れると会場を開く前に採集してきて生ける。

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エネルギー源

2010-11-28 22:23:07 | 野草(イエツァオ)展

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横浜に住む幼馴染のお母さんが野草(イエツァオ)展にきてくれた。

一度見て欲しいと思っていたが一般的でない作品だし90歳近い彼女には負担になるのではないかと迷っていたが9時から開かれる朝市で時々会うのでDMを持っていったらぱったり会った。

幼馴染には私の作品のことは聞いていたらしく喜んできてくれた。

いつも白髪をすきりまとめ童女の様にとても可愛らしい。

朝市であうと”おばさーん”と声をかけて手を握り合うだけだけどあえるととてもうれしい。

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”机 椅子 花瓶”の作品に見入っている彼女だが子供のころから私を知ってくれている為か丁寧に興味を示し見てくれた。

幼馴染は”よっぽど私に食べさせたかったのか、痛みやすいイチジクを送ってきた”といっていた。

いくつになっても甘えることなく人を気ずかえる強くてやさしい人なのだろう。

27回続けて開くことが出来た野草(イエツァオ)展は来てくださる人にエネルギーをいただきながらやってこられた。

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