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野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

回を重ねているだけだけど

2010-11-26 22:15:23 | 野草(イエツァオ)展

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40年前の古新聞を友達よりいただき修理できた”新聞紙NO1”はでんと会場の一角に陣取っている。

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新しい新聞紙で修理した場所は左側で目立つ。

40年前の古新聞で修理した場所はシュロ皮の右側だがあまり違和感がない。

本当に古新聞が手に入ってよかった。

ほとんど何でもお金で手に入る世の中だが年月で色づいた古新聞はなかなか買えないだろう。

今日は東京での野草(イエツァオ)展によく来てくださっていた人より”急に思い出したのよ”と電話があった。

今回はDMを送らなかったのに。。

野草(イエツァオ)展は同じ時期に開いて27回目。

東京を引き上げるとき毎回野草(イエツァオ)展に行って巣鴨の地蔵道りでムカゴを買うのが楽しみだったのにと言われた人には少しだけど採集できたムカゴを送って2回目。

丁寧なお礼の手紙をいただいた。

ただただ回を重ねる野草(イエツァオ)展だがいろんな人達の心をいただき生きる力になっている。

明日は又遠方より友達が来てくれる。

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ダイコの海

2010-11-25 22:07:13 | 野草(イエツァオ)展

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赤いペンキが残った流木とシュロ皮の茎の部分を使ってアオツズラフジで編んだ花器を三宅島で拾ってきた穴あき石を使い赤などのアクリル絵の具でペインテイングした”叫び”とを赤色と海つながりで今回はあわせた。

今日も完全無農薬の立派なダイコが6本も届いた。

葉っぱを切り落として湯がきながら6本の白いダイコをどの作品とあわせようかとかんがえた。

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チョット悲壮な感じの”叫び”の元へ並べた。

その後たんざくに切りリンゴも同じように切りユズの皮と白だしと酢をかけて食べたが酒の肴には最高。。

泊りがけで野草展(イエツァオ)展を見に来てくれる友達に今回はダイコずくしだと電話した。

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目指したい方向

2010-11-24 21:21:55 | 野草(イエツァオ)展

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宮内フサさん89歳の時の作品だがもちろん野草(イエツァオ)展に飾っているわけではない。

人形収集家の高橋さんが私に見せるために会場に持ってきてくれたものだ。

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わに祭会場の東の里の骨董やで手に入れた少しかけた人形と完全な状態の人形も持ってきてくれた。

かけた人形は土でベースが作られている。

完全な人形は張子だ。

かけた人形のほうが古いそうだ。

完全な人形を壊して構造を見るのはイヤだけれどかけているから見えたと言っていた。

本職が建築家の高橋さんはいろんな方向から私の作品を見てくれる。

フサさんのような天真爛漫でのびやかな作品はまだまだ作れないけれどやっぱし目指したい方向だ。

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山仲間

2010-11-23 22:01:06 | 野草(イエツァオ)展

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展覧会を開いてうれしいのは普段会えない人達がひょっこりきてくれることだ。

野草(イエツァオ)展は私の収穫祭と称して自分が一年過ごしてきたことを表現する自分に向って作った作品の発表会なのでDMもそんなに配ってない。

それに一般受けする作品でないので興味を持ってぽつぽつ見に来てくださった人達とのんびり話しをするのが楽しい。

今日は立派な柿の枝つきを持って山仲間がやってきた。

東京では考えられない差し入れだ。

この柿の枝はどの作品とあうのかとウロウロとさがした結果”まがたま”におちついた。

柿は夕食後いただいたがぱりぱりと新鮮でとろけるに美味しかった。

東京生活30年以上、もちろん山仲間とはその間あってはいない。

今が落ち着いていいと山仲間は言っていた。

しっかり生きてきての今なのだろう。

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新聞タペストリー小

2010-11-22 21:12:54 | 野草(イエツァオ)展

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今日は一日中雨だった。

それでも野草(イエツァオ)展を気にしていてくれる人達は来てくれる。

毎回手作りお菓子を持ってきてくれる人が初日にはこれなくてと珍しく買ってきたお菓子を持って現れた。

京都土産だ。

9月に結婚したお嬢さんの嫁ぎ先の京都へ紅葉見物へ行ってきたそうだ。

イモの子を洗うがごとくの混雑だったが京都の紅葉はすばらしかったと話してくれた。

今日は仕事途中にお土産を届けるだけで後日休日に見に来てくれるとのことで帰っていった。

金生町でもクラフト展(イエツァオグループによる)も含めて5回目の展覧会。

東京でもそうだったが展覧会を軸にしての心楽しい人間関係も出来てきた。

写真はカラスザンショウの皮を使って作った新聞紙タペストリー小。

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第25回野草(イエツァオ)展で作った”まがたま”とあわせた。

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第27回野草(イエツァオ)展始まる

2010-11-21 21:55:44 | 野草(イエツァオ)展

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無事初日を迎えることが出来た。

今回は来年予定されている紙のまち資料館での企画展出品を頭に置いての飾りつけになった。

右端は「水面」で第16回野草(イエツァオ)展の作品で反古紙を使った。

次が「新聞紙タペストリー」で今年の新作。

次は第15回野草展で作った「3等分」牛乳パックを溶かして再度紙状にしたのを使った。

次は第26回野草(イエツァオ)展で作った「天空を舞う」これもわざわざ作った反古紙を使っている。

以前の作品でも並べ方を変えるとちがった雰囲気に見えるのがたのしい。

今日はおばあさんにつれられて小学一年生のおう君がやってきた。

とにかくものをつくるのが大好きなおう君は会場へ入るなりバフウ人形で遊び始めた。

それから歌うように”ひーらめいたひらめいた”言うので”なにがひらめいたの”と聞くとドングリで作る鉄塔や五重塔の話をしてくれる。

何度も何度も歌っていたのでいろんなものがひらめいたようだ。

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恐竜も大好きと言うので絵を描いてもらった。

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天真爛漫、うらやましいほどのびやかな絵だ。

展覧会を開いたからこそおう君がやってきてこんな絵を描いてもらえた。

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古新聞

2010-11-17 21:31:21 | 野草(イエツァオ)展

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”新聞紙NO1”をリメイクしたものの新しい新聞で修理した箇所がきにかかる。

いい具合に古い新聞を持っていそうな友達がやってきた。

昔書いた絵をはさんでいるのがあるからと早速持ってきてくれたのは見事に色づいているが濃淡がある。

濃い色のは昭和42年で薄色は昭和61年。

どちらの色も”新聞紙NO1”の新聞紙部分になじむ色合いだ。

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右はたが新しい新聞紙の色。

私が造形の素材として使うものはお金で買えるものは少ない。

今回の”新聞紙タペストリー”に使った豆がらも豆を採って捨てる寸前にきれいと思いとっておいたのを使ったしアカメガシワの皮も山小屋の入り口に生えているのを切り倒して皮を剥いだ。

今回の色付いた古新聞は自分ではどうしょうもなく諦めていたのでうれしかった。

新聞紙の上に置いた貝も波と砂であけられた箇所が気にいって植物を植えた。

その垂れ下がっている枝をクモが糸を張る支柱にした。

私もいろんな物を素材にするがクモも同じだ。

        第27回野草(イエツァオ)展

日時 11月21日~12月5日(日) 10~18時

場所 ギャラリー作唯 四国中央市金生町下分742

電話 0896-72-6808

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新聞紙NO1

2010-11-15 22:41:28 | 野草(イエツァオ)展

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リメイクも難しい。

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アミでベースを作り新聞紙とイネ科植物を使った立体は1999年の第16回野草(イエツァオ)展に出品した。

縦横60,65センチと大きく東京より引越しの時は処分する気持ちになっていたがよもぎさんの「どこにもないものなのに」と言う助言で持ち帰った。

今回のメイン作品は”新聞紙タペストリー”なので新聞紙を使った作品第1号の”新聞紙NO1”をリメイクすることにした。

ながめているとイネ科植物を外したくなった。

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外したがなんの素材を新しく組み込むかは思い浮かばない。

2週間ほどしてシュロの皮を使おうと思いついた。

金生町生活になり畑開墾時に切り倒した大きなシュロの木を使った作品を色々と作っている。

シュロ皮が身近に感じるようになったから思いついたのだろう。

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使用する素材さえ決まれば作業にはあまり時間はかからないが困ったこことを発見。

所々で抜け落ちている新聞紙部分があり新しい新聞紙では11年かけてじっくりと色付いた茶色の新聞紙再現は難しいことだ。

急きょ天日に干したが無理だった。

少し目立つが白い新聞紙を補充した。

  第27回野草(イエツァオ)展

日時  11月21日(日)~12月5日(日) 10:00~18:00

場所  ギャラリー作唯 四国中央市金生町下分742

電話  0896-72-6808

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布の利用方法

2010-11-12 22:24:13 | 野草(イエツァオ)展

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絣模様の絹布を裂いたり切ったりすると織り糸がほつれて細

編みをしても編みこめない状態の糸ができる。

それが動きになって面白いがそれがいろんな箇所に絡まっていて、編み間違って解くのは簡単でない。

一段解くのに編むより時間がかかる。

半日かけて編んだのがその日の内に解けなかったが一日無駄になったとは思わないときめたが少しおちこむ。

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横に切った布を使って出た模様。

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縦に切った布を使って出た模様。

その布だけでは使い道がなくても布ぞうりに編んだり裂いて編んだり織ったりといろんな利用方法がある。

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裂いた布を編んでベストに挑戦

2010-11-11 21:22:32 | 野草(イエツァオ)展

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布ぞうりのベースに布を裂き細編みでカバーを作ってくっつけたスリッパを作りながら解いた着物を思い出した。

紺地にオレンジ系の大きな絣模様。

裂いて編めばどんな模様が出来上がるのか試してみたくなっりベストを作ることにした。

クラフト展では編み物が得意な妹のきんかんにパッチワークを作ってもらってコラボでのベスト作りだったが今回は細編みなので一人で作ることにした。

布を裂くのに着古して繊維の弱くなった布やうすい布であれば一センチ幅ぐらいだと裂けるので作業が早いがしっかりした布だとちぎれて裂けない。

手持ちの布はしっかりした絹織物。

一センチ幅で細編みすると分厚くなりすぎるので結局は5ミリ巾でハサミを使いカットした。

5ミリより細くなると切れやすい。

簡単に裂いた布で編むつもりが巾をきめるだけで試行錯誤し、いざ切り始めると時間がかかること、かかること・・

のべ7時間ほど切った。

やっと編めると思って記念撮影。

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アクリル絵の具と竹ペンで

2010-11-10 20:38:30 | 野草(イエツァオ)展

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2月に石田直司さんによるリトグラウ講習会に行き書を書くベースに模様をプリントした紙に”キセキノ自覚”を書こうと思い立った。

プリントの線は黒色で強く墨では書きたくなかったのでアクリル絵の具のブルーで書き書く道具は竹ペンにした。

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少しブルーの字の感じが強いかなと思うぐらいだ。

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全体像。

  

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第27回野草(イエツァオ)展のDM

2010-11-09 21:43:05 | 野草(イエツァオ)展

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新聞紙タペストリー”の一部分を写して第27回野草(イエツァオ)展のDMを作った。

使用素材のアカメガシワ、新聞紙、豆がら、ガンピ、ワイヤーは全部写っているしアカメガシワと豆がらのブイ字型が並んだのが気に入っている。

バックがグレーのコンクリートなので”第27回野草(イエツァオ)展の字を何色にしてどの場所に入れるか少々悩んだ。

今回は来年の11月”四国中央市紙のまち資料館”企画展での個展が決まったので「紙」に少し気持ちを向けて制作した。

”新聞紙タペストリー”は俵屋宗達”槙 檜図屏風”を本で見たのがヒントになった。

         第27回野草(イエツァオ)展

日時   11月21日(日)~12月5日(日) 10:00~10:00

場所   ギャラリー作唯 四国中央市金生町下分742

電話   0896-72-6808

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キセキの自覚

2010-11-06 21:40:22 | 野草(イエツァオ)展

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池田晶子のエッセーを自分なりに短くして書き目に付く場所に貼っている。

元気が出る呪文代わりに時々読む。

筆で作品として書くには少し文が長い。

なかなか短い文に出来なかったがやっと出来たので書いた。

台紙は紙袋をちぎって張り合わせて作った。

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キセキの自覚

生きるとはどういうことか

生きるとはつまり死んでないことだ

生きるためにロードウしトウソウし苦しみなやむ

生きるをしらないままにすべてはなされる

おどろくべきことだ

生きるをなんであるか知るために考えねばならぬ

すなわち内省することだ

しかし人間は「内省」さえりかいしなくなった

外ばかし見ているからだ

そして言う内省なぞしていたら生きてゆけない

しかし生きるがサイダイのモンダイでなかったか

生きるとはどういうことか

自分とはなにか

考えるとこの当たり前ナゾだと知る。

ナゾとは別名キセキ

キセキの前に天下国家なぞ些事

そういう視点を人は必ずカクトクするはずだ

世の中はどうなる

世の中を作っているのは一人一人の人間

生きるというキセキを自覚すればよい

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布ぞうりから

2010-11-05 21:51:23 | 野草(イエツァオ)展

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第6回クラフト展のとき布ぞうりを作る作り方をベースにしたスリッパを作った。

その時カバー部分は既成のヒモで編んだが少しの部分を布を裂いて編んだ。

一センチ幅ぐらいに裂いて細編みにしたが面白いので今回はカバー部分を全部裂いた布で編んだ。

私は今はやりの省エネ生活をもう何十年もしている。

時代の先端をいってた訳になる。

東京生活では出来なかったが金生町生活では生ゴミは全部畑の肥やしにしている。

冷暖房もほとんど使わない。

布ぞうりはその生活のいったんとして作り続けるつもりだ。

小さな布切れでもあまり美しくない布だって芯にすれば利用できる。

着古して色あせた布は深みのある新しい布では出ない色あわせができる。

ズボンやシャツを解くのに時間がかかるが解いた布たちが布ぞうりに再生するととてもうれしい。

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毎回作り始めには今回はこの布から作っていこうと布をきめる。

今回はブルーの作業ズボンを解いたのをまず始めに使った。どこにでもある色だがはじめの写真では真ん中、次の写真ではかかとの部分に使った。

なんのへんてつもない色がなんとなく生き生きとした色に見えてくる。

布ぞうりというくくりの中での制作だが竹皮やシュロを使ったぞうりも出来た。

今回は布ぞうりのスリッパを編むことによりどんな世界が広がっていくのか楽しみだ。

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同じくカーブしてたから・・

2010-10-07 22:04:04 | 野草(イエツァオ)展

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筒状の花器を作るので少しカーブした竹の流木を拾ってきて編んでいると手元にあったシュロ皮が付いている葉の茎の部分もカーブしているのに気がつき合わせた。

26回野草(イエツァオ)展でもシュロ皮を使ったが今回は又ちがった使い方が出来た。

バックのグリーンの凹んでいる場所の向かい側にはポストがあるのでグリーンをカットした。

歩道にはみ出ししまったが出たもの勝ちというのか踏まれもしないで健やかだ。

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