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セゾン・ド・ユー

時々更新フォトダイアリー、北の四季とエトセトラ

上から目線?

2011-11-14 22:56:25 | エトセトラ

土曜日の朝だというのに、ぶるんぶるんと音がする。
見上げると、カラマツのずっと向こうに怪しげな影…。

手を振ってみたけれど、見えたかな?

今回は、目線を変えてユー地区を上から覗いてみる。

 

 

 

 

上から見ると、こんな感じらしい。

生憎の曇り空、時折陽も差すが、地上の一部を照らすだけ。

普段の行い?が、天候に出たようだ。

 

 

 

 

 

 

奥の方に見える、アタマの丸い山がいつぞやの「癒しの森・音夢路(オムロ)」。

右側中程の、かすれた場所にある小さな林が、いつものカラマツ林。

ユー地区は酪農地帯だから、畑はみんな牧草・採草地だ。

 

 

 

 

 

 

体験飛行のヘリは、ずいぶんと高いところを、ぐるんと回って行ってしまった。
搭乗者には、手を振るからと言っておいたのだが、果たして見えたのか、どうか…。

 

【搭乗撮影者後日談】
余りにも高度があったのと天候のせいで、手を振る姿どころか、市街地も
ボンヤリとしか見えなかったとか。

ザンネン、でも、ありがとう。

 

今回のところは、ユー地区スクープ映像ということで、勘弁してもらおう。

 

 


家はとろとろ、外は吹雪

2010-12-23 20:15:13 | エトセトラ
押し詰まった休日、吹雪気味の一日となった。
重い雪がべったりと積もるような降り方は、北の国らしくないのだが、
そう言っても仕方がない。

こんな日は、薪ストーブをとろとろ焚きながら家の中に居るのが
一番いい。






しっかりと熾きになってしまったら、扉を開けても煙らない。
この状態にして、ピザを焼くと美味しいのができる。









とろとろしていたら、旧友からの荷物が届いた。
毎年忘れず送ってくれる。






「星子」という梅リキュールなのだが、ウメ以外のブレンドが特殊らしく
独特の風味がある。
口のところが、ちょいとクラシックになっている。

ラベルには、1979年から研究・開発をはじめ2005年に世に出た、と由来書き。
26年の開発期間を持つ梅酒(リキュール)というのはすごい。
星子のホシは、梅干しのホシかな?と思うのは私だけ?

ありがとう。












ちょっと外に出ていて戻ってみると、玄関先に荷物が二つ。
南方の遠い国からの荷を解いてみると、瑞々しいダイダイ。
送り主の庭に生ったのを手摘みしたものだ。

ダイダイは「代々」に通じ、縁起物との添え書きがあった。
南の国では、鶏鍋の醤油と混ぜたり、焼き魚やナマコのスダチ
として使われ、ぶ厚い皮はお風呂に浮かべるそうだ。

その、「ぶ厚い」皮をむくと、部屋中に南からの香りが立った。

ありがとう。











もう一つの到来は北の国の地酒、知る人ぞ知る北の銘酒だ。
銘は「十一州」とある。
その昔、ここ北の国が十一の州と八十六郡から成っていた
ことを由来とする。
酒造米「吟風」百パーセントの純米吟醸、まずかろうはずがない。
いい正月になりそうだ。

ありがとう。










午後やや遅くなって吹雪が止んだ。
湿気を含んだ重い雪は屋根に留まらず、軒下アルプスとなって
溜まる。

あんまり溜まらない内に「ママさんダンプ」にて移動することに
なるが…、今日は、たくさんの到来物に囲まれて豊かな気持ちの
まま、とろとろ燃える薪ストーブから離れないでいよう。


薪ストーブの周りは暖かく、
外は、また吹雪…。




年末恒例の

2010-12-19 21:54:15 | エトセトラ
今回は、どうもまとまりのないコトになりそうだ。

ユー地区の鎮守の森を裏側から見たところだが、前日からの
雪を纏ってこんもりと繁った姿がいい感じ。

ここに来たのにはワケがある。









コレ作りのためだ。
ちょっとグロだが、腸詰めされた豚肉である。
これを乾燥→燻煙→ボイルするとウィンナーソーセージになる。










途中、作業後屋の外に出ると太陽の東側に幻日ができていた。
淡く彩色かかっている。

この日は、夜9時過ぎまで燻煙をかけてソーセージを仕上げた。
燻煙作業の後は、着ている服がぜんぶ燻煙臭になる。
これも、恒例だ。











日も場所も変わるが、遠くにオホーツクの海。
昨夜仕上げたソーセージを、毎年楽しみにしている?所へ
届けに来たときの一枚。

ああ、やっぱりまとまりのない事になってしまった。



毎年の年越し

2010-01-01 22:02:30 | エトセトラ
年越しは、いつもこの行事。
大晦日から新年にかけてのイベントが、かれこれ二十数年
続いている。

「ユー地区」の名物行事に育ったのかも知れない。



名物行事・イベントというのは、このお神輿担ぎ。
「ユー地区」は、酪農が主産業なので、牧草ロールのお神輿が
主役になる。

二百キロを超える牧草ロール御輿を、鎮守の神社まで1キロ余り
担いで練り歩き、地区の安寧と一年の豊作を祈願する。



「セイヤー」「ソイヤー」のかけ声掛けて、深夜の市街地を行く。



「ニューイヤーフェスティバル」という、もっともらしい名前が
付いている。




神社に着いたら神主のお祓いを受けて、御輿で練ったお札を奉納
する。





牧草ロールは会場に移し、御輿に乗った年女・年男が新年の
カウントダウンに合わせて点火する。

この後は、冬の花火、イベントのスタッフ提供による燗酒、甘酒、
団子汁、などの振る舞いで新年を迎える。

地元の学校を卒業して各地に散った同級生、里帰りの家族、そして
地元の人たちが新年を祝う。

今回は、地元のホテルに宿泊しているタイからの観光客も来場し、
北の国の年越しを体験した。
この祭りに、何かを感じて南の国に戻ることを願う。


「ユー地区」の一年が実り多き年であるよう祈りつつ、舞い酒を
振る舞いつつ酔っぱらった。

毎年の…





   ※ naomintこの中に居ります!

恒例行事 ~年末編~

2009-12-20 16:49:00 | エトセトラ
年末恒例のベーコン、ソーセージ作りをした。
1週間前に塩蔵・調味(砂糖、香辛料)した豚バラ肉を水洗いし、
燻煙機(乾燥庫)の中に吊す。



ソーセージの場合は、もう少し面倒だ。
豚等の肉を適当な大きさに切り、塩蔵・調味まではほぼ同じ。
(調味は、塩、砂糖、胡椒、セージ等適当に。今回は、詰める
直前にフレッシュでセージと卸し金で摺ったオニオンを追加)

1週間後にミンチに掛け、脂身と合わせて再びミンチ。
体温で肉の温度を上げないよう気をつけて練りを入れる。
(この工程の巧拙でソーセージをかじったときのプリプリ感に
大きな差が出る)




塩抜きした羊腸(ケーシング)にミンチ肉を詰め込む。
(これがいわゆる「腸詰め」)
これはウィンナーの太さだが、フランクフルト用の豚腸もある。
長いままだと始末に悪いので、結び目を付けて乾燥庫へ。



毎回、ユー地区の施設を使わせてもらっている理由がこの乾燥庫
兼燻煙機。
柄は古いが、20キロほどの豚肉が一度に処理できる。


ベーコンと共に3時間ほど炭火で乾燥させて、燻煙に入る。



燻煙といえばチップだが、今は「スモークウッド」という便利モノが
ある。
チップを棒状に成型した製品で、サクラ材、ナラ材など色んな種類が
販売されている。
これなら、ゆっくりと長時間、容易に燻煙することができる。



ソーセージは、3~4時間燻煙した後、生肉の状態なので75℃
ほどのお湯に入れて20分ほどボイルする。
氷水であら熱を素早く取って出来上がり。

ベーコンは、そのまま一晩低温で燻煙して翌朝出来上がり。
これが、今回の成果品。






最近は、便利な真空パック機が出ているので、これを使っている。
(ロールになったビニール製パックがややお高いのが難)

シールを貼って、素性!を明らかに。
売り物ではないので、ここまでしなくてもいいのだが、本物?らしく
なるので、ここのメンバーには好評。





一方、わが家の小屋ではご近所の奥さん方が集まってこちらでも
恒例行事。

朝から薪ストーブに火を入れていたので、屋根の雪がすっかり落
ちた。



小屋での恒例行事は、餅つき。
それぞれの日程が合わないとかで、今年はやや早めの決行となった
ようだ。

家庭用の餅つき器が活躍のため、杵・臼担当はいらない…が、
結局、餅切りの仕事が残っていた。

誰かが、餅が固まる前にハサミで切ると簡単だと聞いてきたので、
以来、専用の裁ちばさみで餅を切る。


年越し、新年と餅を食べる権利!ができた?
伸(の)しが強すぎて、今年の餅は少々薄目だな。




小さなお供え二そろい。
一年丸~くまとまった?