「君の膵臓を食べたい」 住野よる 著 双葉社

　悔いの残らないように、本当にやりたいことをやる…
　それは、人生の終わりが見えてきたときにやればいい…
　私は、「生きる」ということについて、今までそんな風に考えていた。
　しかし、いつ、自分の人生が終わるのかなんて、死ぬ瞬間までわからないのだ。
　つまり、誰もが、今、この瞬間を、悔いのないように一生懸命に生きることの大切さ。
　正反対の生き方をしている二人の人生が交差しようとするものの…
　全力で生ききろうとするヒロインから「生きること」を教えていただきました。

　浅田真央さん、あなたを苦しませる原因は膝だけなのでしょうか…
　腐りきった連盟、悪意に満ちた減点ばかりするジャッジたち、酷評ばかりのマスコミ、金ばかり取られて不公平な採点に何も言えない我が国のスポンサーども…
　でも、あなたの笑顔を見たいと思う人々は、世界中にいます。
　できることなら「あなたの左膝を食べたい」…
　あなたの笑顔を再び見られるのなら…