なんくるのひとりごと

日々の想いを言葉にしてみたい

意志を表現

2007-01-17 13:43:40 | 日記
あっこちゃんがお座りできるんだって。
えっ、もう?そんな気持。

産休明けで入園したとき、片手に乗るほどの大きさだった。
抱っこしたら、懐にスポット入った。

とても小さな子だった。のに・・・。
もう8か月にもなったんだって。まるで人ごとのように思われるかな?
違うのです。いまでも見た目がとても小粒で・・・。

5か月のヒデノリよりもコトミよりもとても小さいので、ついつい
すこし、人見知りがでる頃にさしかかったんだって。

久しぶりに抱っこ。軽々と懐に納まる。
暖かいので薄着に着替えて、しばらく遊んでもらうことにした。
そのうち、お腹がすいたような、唇を動かして何かを求めているので。
部屋に戻ると、しょくじにのじかんで~す。というわけで。

では、わたしでよければ「食べさせようか」と。
こんなに小さな口にごはんが入るの?なんていいながら「あーんして、美味しい美味しいよー」と小さなスプーンを。ちゃんと口を開けてもぐもぐ、アコの口元が動く。

光ったおかゆ。おいしそう。
とにかくよく食べる。「えっこんなにたべるの?」面白いほど美味しそうに食べる。

小さな碗の約半分を、食べた頃から唇を閉じる仕草。
「お腹いっぱいなのねーもうごちそうさまかしら」といいながらスプーンを口元へ。

アコの表現が面白い。どうぞ、というわたしの目をじっと見つめながら、唇はとじたまま。ごちそうさま?とわたし。
何もいわずに、唇はあけない。これって凄い!意思表示をしっかりとするんだ。

担任はいつものことなので、「もちろんですよー」の表情。
こんなに小さいのにこんな表現ができるんだと、わたしはもうあまりにも
しっかりとした意思表示に驚き。

満足したら、手足をばたつかせてテーブルを離れたい。遊びたい様子。
もうしっかり人間なのだ!。
こっくりこっくり座ったままとろんと眠りたい顔のケイジくん。癒されるー。

天使って身近にいるものだねー。

もみじの葉

2007-01-17 11:23:46 | 日記
庭のモミジが黄色に色づいた。

ハラハラ、ハハラと落ち葉。
ミズキがせっせと落ち葉を拾う。
両手一杯に何枚も重ねる。

みてみてと得意そうに見せる。
「いい?うごかすよー」とモミジの枝を大きく揺するわたし。
ハラハラハラとモミジの葉が散る。

まるで大きな雪がマイ降るように。
ハラハラと気持ちよく舞う。

「おおっ」子どもたちに歓声があがる。

砂の上に黄色やオレンジの葉が散る。
我先に子どもたちが落ち葉拾いに興じる。

ナナミもマナもハナもわたしもわたしもと落ち葉拾い。
アイがメソメソ。どうしたの?とたずねる。「わたしもひろいたい」と
「泣いたら拾えないよー」とはなに諭される。

3才になったら、物事の道筋を理解して友達を諭せるんだ。
小雨が降った。

庭で遊んでいた子どもたちは、先生に急かされて軒へ。
知らんぷりで、そのままガジマルの木陰で遊ぶ子もいる。
大きな黒い雲の間か光も差す。

濡れるほどでもない。暖かいし、そのまま遊びたい。
軒下へ避難した子も、小雨の中へと一人一人と出陣。
先生があっちへ向いてるすきに庭へと・・・。

これほど面白いスリルはない。いいなりにはならないぞー。
ぼくもわたしも、小雨なんて平気ダーい。
ハナがわたしの真似をして、モミジの枝を揺する。
動かない。なんどもやる。動かない。子どもの力。

もっともっと、と、ばかりにこどもたちが何人も枝を動かす。
窓から見える紅葉の葉はだんだん紅葉がすすんだ。
秋というより冬に紅葉が沖縄なんだとつくづく。