国際的な和食の筆頭は寿司だろう。日本を代表するに相応しい料理だし、世界の食文化の常識を覆すだけのインパクトのある料理だ。
第二の国際食はラーメンだろう。カップラーメンが先行して地均し役をしたので本格的なラーメンを受け入れられる土壌が世界中に整えられている。今後国際食として定着することは間違いない。
ラーメンは中華料理ではない。中国の地方料理に似たものがあるがもはや全く別の代物だ。札幌の味噌ラーメンや博多のとんこつラーメンなどの形で独自の進化を遂げた料理だ。
第三の国際食は意外なことにカレーライスになりそうだ。よく知られていることだがカレーライスはインド料理ではなく西洋料理として日本に伝わった。出汁文化とは全く異質なスパイス料理であるにも関わらず、あるいは全く異質だからこそ、国民に圧倒的に支持された。ルーツであるインドのカリーの研究と並行して出汁やコーヒーを使うなどのカイゼンも加えられた。こんな日本式のカレーライスがインド・タイ・台湾・中国などで「和食」として広まっているそうだ。
異文化の受け入れ方として、そのまま受け入れる方法と独自のアレンジをする方法がある。本物志向の人にとってはアレンジは邪道だろうが、ことラーメンとカレーライスに関してはアレンジすることで成功している。料理においても日本独自の「守破離」の精神が生かされている。
第二の国際食はラーメンだろう。カップラーメンが先行して地均し役をしたので本格的なラーメンを受け入れられる土壌が世界中に整えられている。今後国際食として定着することは間違いない。
ラーメンは中華料理ではない。中国の地方料理に似たものがあるがもはや全く別の代物だ。札幌の味噌ラーメンや博多のとんこつラーメンなどの形で独自の進化を遂げた料理だ。
第三の国際食は意外なことにカレーライスになりそうだ。よく知られていることだがカレーライスはインド料理ではなく西洋料理として日本に伝わった。出汁文化とは全く異質なスパイス料理であるにも関わらず、あるいは全く異質だからこそ、国民に圧倒的に支持された。ルーツであるインドのカリーの研究と並行して出汁やコーヒーを使うなどのカイゼンも加えられた。こんな日本式のカレーライスがインド・タイ・台湾・中国などで「和食」として広まっているそうだ。
異文化の受け入れ方として、そのまま受け入れる方法と独自のアレンジをする方法がある。本物志向の人にとってはアレンジは邪道だろうが、ことラーメンとカレーライスに関してはアレンジすることで成功している。料理においても日本独自の「守破離」の精神が生かされている。