薬はもともとは毒薬だ。少量で体に顕著な影響を及ぼす危険物だ。最も身近にある毒物だ。例えば血圧降下剤を高血圧症ではなく低血圧症の人に投与すれば危険な状態を招く。残留農薬や食品添加物より遥かに危険だ。有害かつ有益で、有益性のほうが大きいものが薬として認められているにすぎない。「毒にも薬にもならない薬」だけが絶対安全な薬(?)だろう。
薬の効果は「毒を以って毒を制する」と考えるべきなのだが、毒という意識が希薄だから薬好きの人も現れる。
比較的毒性の低い胃腸薬でさえ困ったことを引き起こす。体調を崩してある特定の物質の分泌量が減った時にその物質を胃腸薬として飲めば体調は良くなる。しかしその薬を長期間飲み続けると胃腸がその物質を分泌することをやめてしまう。使わない筋肉が衰えるのと同じ現象が胃腸にも起こる。その結果その薬を一生飲み続けねばならなくなってしまう。
私は薬は極力飲まない。風邪をひいても寝たら治る。出勤しなければならない場合だけ不本意ながら市販の風邪薬を飲む。たまにしか薬を飲まないからよく効く。薬は習慣性があるので頻繁に飲んでいると段々と強い(危険な)薬でないと利かなくなるそうだ。
薬の効果は「毒を以って毒を制する」と考えるべきなのだが、毒という意識が希薄だから薬好きの人も現れる。
比較的毒性の低い胃腸薬でさえ困ったことを引き起こす。体調を崩してある特定の物質の分泌量が減った時にその物質を胃腸薬として飲めば体調は良くなる。しかしその薬を長期間飲み続けると胃腸がその物質を分泌することをやめてしまう。使わない筋肉が衰えるのと同じ現象が胃腸にも起こる。その結果その薬を一生飲み続けねばならなくなってしまう。
私は薬は極力飲まない。風邪をひいても寝たら治る。出勤しなければならない場合だけ不本意ながら市販の風邪薬を飲む。たまにしか薬を飲まないからよく効く。薬は習慣性があるので頻繁に飲んでいると段々と強い(危険な)薬でないと利かなくなるそうだ。