物欲王

思い付くまま、気の向くまま、物欲を満そう

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木村伊兵衛と土門拳

2010-02-22 00:34:45 | 写真/カメラ
ニッコールクラブのセミナーに参加しました。今回のテーマは土門拳です。去年は生誕100周年、今年は没後20年とあって私の知る限りでも去年から何回か写真展が開催されていて、土門拳の名前を見掛けることが多くなっているので実にタイムリーな企画です。

ゲスト講師は写真家で土門拳記念館理事のの藤森武氏。藤森氏は元々土門拳のお弟子さんだったとのことで、土門拳が現役で仕事をしている時代のエピソードを、言葉を一つ一つ絞り出すかのようにお話しされていました。藤森氏の実直そうなお人柄を感じる一方で、その師匠である土門拳のストイックなまでの写真への取り組み方に感じ入ること一入でした。

また、副次的な収穫としては土門拳記念館の作りが素晴らしそうなので、一度訪問してみる価値がありそうだと分かったことと、平凡社から『木村伊兵衛と土門拳』という本が出ていることを知ったことです。流石にセミナー帰りに山形県まで足を伸ばすことは出来なかったので『木村伊兵衛と土門拳』を近くの書店で手に入れて家路につきました。


木村伊兵衛と土門拳 写真とその生涯 (平凡社ライブラリー)
三島 靖
平凡社

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TIGER 電気ケトル

2010-02-09 01:48:14 | 服/カバン/時計/小物/日用品
ここ10年以上愛用してきた電気ポットの内部の汚れがどうしても落ちなくなってしまいました。流石に飲むためのお湯を沸かす家電だけに非常に気になってきたので、買い換えることにしました。

当初は新しい電気ポットに買い換えることも考えたのですが、エコ意識の高まった今日にあって、いつ飲むとも知れないお湯を常時保温している電気ポットを新調するというのもどうかと思い、必要なときに必要な量だけ湧かすことの出来る電気ケトルを買うことにしました。

電気ケトルと言えば第一人者のT-falが思い付きます。僕も家電量販店の電気ケトル売り場に着いたときにはT-falを買う気でいました。確かに湯沸かしの所要時間や見た目のお洒落さは群を抜いているのですが、いざふたを取って中を見てみると妙に安っぽい印象が否めません。また、T-falは内部と外部を遮るものがケトルの外装のみなので沸騰した直後はケトル自体が結構熱くなりそうです。いろいろと思案したものの、ふたも簡単に外れる等日本人のツボを押さえた作りでメンテナンス性も高そうなTIGERの電気ケトルを買うことにしました。

いざ使ってみると、湯が沸くまでの時間もあっという間で何の不満もありません。カタログスペック上はTIGERよりもT-falの方が短時間で湧くのですが、実用上は優位な差とは思えないことが分かりました。また、TIGERは沸騰直後でもケトル自体がさほど熱くならず、小さいお子さんやお年寄りがいらっしゃるようなご家庭でも安心して使えると思います。

今回も非常に満足度の高い買い物になりました。


飲みたいときにサッと沸く! TIGER 電気ケトル 0.8L(フッ素加工内容器) ホワイト PFY-A080WA

タイガー

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THERMOS 真空断熱ポケットマグ

2010-02-07 03:27:55 | 服/カバン/時計/小物/日用品
かつて勤務先の自席に急須を置いている人がいました。職場のデスクと急須の組み合わせがおかしくも不思議だったので、どうして急須があるのかと尋ねてみると「オフィスの自動販売機で買える緑茶が銘柄変更したせいで不味くなったから」と言いよどむこともなくなめらかな口調で答えました。確かに。緑茶好きの僕もオフィスで年中自動販売機の緑茶を飲んでいて、声には出さないもののあまりの味の変わりように内心がっかりしていたのでした。やはり飲みたいものは自分で確保すべきなのだとその時教わったような気がします。

それから何年か経ったある日のこと、買い物で立ち寄った大きめのスーパーに沢山のマグボトルが陳列されていました。「水筒」と呼んでしまっては申し訳ないくらいいろいろな形・デザインの商品が並んでいました。以来、スーパーやディスカウントストアに行く度にマグボトルの売り場に足を運んではどれを買おうかと思い悩む日々が続きました。高いものでも2000~3000円で買えてしまうマグボトルですがなかなか購入に踏み切れなかった理由は重さに対して懸念があったからです。僕はただでさえ荷物が多くなりがちなので、普段通勤に使うバッグもサイズと重さのベストな組み合わせを追い求めて何度となく買い換え・買い増しを続けています。鞄が重くなりがちなことを悩んでいる自分が、確実に重量増につながるマグボトルを毎日持ち歩けるのかと考えると、どうもレジまで商品を持って行く気にはなれませんでした。

しかし、去年TUMIのAlphaオーガナイザー・ポートフォリオ・ブリーフを買ったことで転機が訪れます。この鞄は見た目の割に軽く、鞄の形がやや崩れることを気にしなければ思いの外荷物を詰めることが出来ます。この鞄であればマグボトルくらい持ち歩けるのではないかと感じるようになったので、思い切って
THERMOSの300mlタイプのマグボトルを買ってみることにしました。

カタログスペックと物理的な小ささから当初第一候補になったのはTIGERのサハラマグでした。しかし手にとってふたを開けてみるとTIGERの製品は飲み口部分までステンレスなので、ちょっとした拍子に歯に金属があたる感覚を味わうことになるのではないかと考えると気持ち悪く、類似する製品で唯一ゴム製の飲み口だったTHERMOSを選ぶことにしました。Alphaシリーズはペットボトル用のポケットが従来のTUMIよりも狭めなので、マグボトルの容量はスリムな300mlモデルに決定です。

実際に持ち歩いてみると300ml程度のマグボトルであれば大して重さは気になりませんでした。また、熱い飲み物だと外出先でグビグビ飲んでしまうこともないので、容量が少ないと感じることもありません。オフィスで席にずっと座っているような方だと、どこかで飲み物を買って補給しないと物足りないかも知れません。もっともどこかで継ぎ足せるのであれば、敢えて重い大容量のボトルを買う必要もないと言えます。

僕にしては珍しく買うに至るまでかなりの時間を要しましたが、非常に満足度の高い買い物となりました。


THERMOS 真空断熱ポケットマグ ローストブラウン JNC-300 R-BW

THERMOS

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JUST Suite 2010

2010-02-07 01:59:25 | OS/ソフトウェア/SaaS
一昨日待ちに待ったJUST Suite 2010が我が家に届きました。PCのソフトウェアは日々修正が入るので、僕はどちらかというと発売直後のメディアを購入するのは好きではなく、最新版の一つ前のリリースを買うことの方が多かったりします。しかし、一太郎やATOKについては例外です。人気ゲームソフトではありませんが発売日に即日入手です。

今年は一太郎25周年なので記念のソフトウェア特典がついてきます。JUST Suite 2010の製品自体も毎年地道な改善が加えられているものの、ジャストシステムには申し訳ありませんが今年はこの特典欲しさにパッケージを購入してしまいました。

初めに目を引いたのは「かんたん!スケジュール図」です。僕は、Wordで提出すべき文書であってもわざわざ一太郎で作成してからdocファイル形式に変換することが結構あります。内容の割に時間が掛かる図表の作成がジャストシステム製品を使うと非常に楽だからです。図表に長けたジャストシステムさんが、やりたくない作業の代表格であるスケジュール図作成がマウス操作で簡単に見栄え良く出来ると言っているではありませんか。これだけでも購入する価値ありですよね。

二つ目の特典は一太郎25周年記念起動スプラッシュです。歴代一太郎の起動スプラッシュがランダムに表示されると、何とも言えぬうれしさがこみ上げてきます。

いずれの機能もJUST Suite 2010自体の魅力とはまったく関係なくて恐縮ですが、今年も「買い」です。


JUST Suite 2010 [一太郎25周年記念パック] 特別優待版

ジャストシステム

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Just MyShop(ジャストシステム)
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大江戸お寺繁昌記

2010-02-01 23:52:31 | 
子供の頃から妙にお寺に行くと落ち着く感覚がありました。普段直接お寺に用事があることはあまりないですが、ふらふらと休日に散歩をしているときに感じの良い境内を見付けると、ちょっとだけお邪魔することがあります。お寺にはどういう訳か猫が集まっていることが多く、特にお寺が好きでなくとも猫好きなら結構楽しいものです。

こういう話をすると一風変わった散歩趣味に聞こえるかも知れませんが、『大江戸お寺繁昌記』によれば当時のお寺は一大エンタテイメント拠点であり、誰しもがお寺に行っては楽しめたとのこと。本書はWebの記事をもとに一冊の本にまとめたらしく、本全体を通じて筋やまとまりがやや希薄なところが玉に瑕ですが、今とは違ったお寺像をかいま見ることが出来ました。


大江戸お寺繁昌記 (平凡社新書)
安藤 優一郎
平凡社

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