物欲王

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在宅勤務の肘の痛み・肩こり対策(3) − 完全解決

2021-07-18 13:12:18 | コンピュータ/スマートフォン/周辺機器

在宅勤務がきっかけで悪化した肘の痛みと肩こり対策ですが、最後の仕上げとしてPCスタンドを購入しました。

HHKBによりタイピング時の手の負担は軽減し、トラックボールの導入で右手の動きもかなり減らすことが出来たので、腕(特に右手)は以前に比べてかなり楽になったと思います。ただし、肩こりは依然として残るので、デスクの低い位置を長時間眺める姿勢が首や肩に負担を掛けているのではないかと考えるに至りました。

解決策としてぱっと思い付いたのは、Amazonでこれまでよく見掛けていたノートパソコンスタンドでした。こうした台の上にノートパソコンを載せ、ノートパソコンのディスプレイ部分が自分の目の高さに合うようにしてしまえば、体に無理のある前傾姿勢を強いられることもなく、首の疲れが軽減できるのではないかと考えたのです。

このプランは大成功でした。僕の購入したPCスタンドは27cmくらいの高さまでパソコンを持ち上げることが出来るのですが、その程度の高さでもノートパソコンであればディスプレイが自分の顔のあたりにくるように設定することが可能です。また、モニターアームのように机に設置する必要もないので、机でもダイニングテーブルでも好きな場所で自分の好みの高さにノートパソコンを設定することが可能です。商品を初めて手にしたときは、パソコン台の可動部分があまりに固くて動かず、なんて安っぽいのだろうと少し後悔したのですが、逆に言うとノートパソコン台にPCを載せた状態でノートパソコンのキーボードを使ってタイプしてもびくとも動かないくらいの固さなので、一度セッティングした位置からずれることもほぼありません。また、台自体が金属で出来ているので、ノートパソコンの廃熱効果も副次的に得られるという優れもの。使い始めて数週間で肩のこりをほとんど感じなくなりました。あまりにコストパフォーマンスが素晴らしいので、ノートパソコン本体を載せるために買ったのですが、間髪を入れずノートパソコンと一緒に使っているモバイルモニター用に2台目も購入してしまったくらいです。

なお、当たり前ですがノートパソコンのディスプレイが自分の顔の高さになるようにスタンドを設定すると、ノートパソコンのキーボードで長時間タイピングすることは現実的ではありません。しかし、ここで大活躍してくれたのが一番最初に導入したHHKB Professional HYBRID Type-Sです。Bluetoothで接続できるので、ノートパソコンがかなり高い位置になってもケーブルの煩わしさに悩まされることもなく、しかもノートパソコン付属のキーボードの何億倍も快適なユーザ体験が得られます。

これまで

  1. 快適なキーボードの導入
  2. ふつうのマウスからトラックボールへの移行
  3. ノートパソコンスタンドの導入

と3つの改善策を実施しましたが、これによって肘の痛みはほぼなくなり、肩こりもほとんど感じなくなりました。かつてはマッサージや整体、整形外科などに足繁く通ってもまったく改善することがなかったことを思えば、その施術費・治療費を早くキーボード、トラックボール、パソコンスタンドの購入費にまわせば良かったと悔やまれます。マッサージや整体に定期的に通うことを考えれば、かなり良いキーボードやトラックボールが買えてしまいますから。

同様のお悩みを抱えていらっしゃる方は是非お試し下さい!

 

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在宅勤務の肘の痛み・肩こり対策(2) − 肘痛緩和

2021-07-04 12:54:59 | コンピュータ/スマートフォン/周辺機器

在宅勤務が始まって以来、悪化の一途をたどる肘の痛みと肩こりを改善すべく、キーボードの新調とタイピングフォームの改善に続き、マウスを変えることにしました。

これまで使っていたマウスは、macOSを使うときはApple Magic Mouse、Windowsを使うときはMicrosoftの薄型マウスでした。いずれも操作性には特に問題を感じていなかったですし、気に入って長期間使っているものでしたが、マウスの機構上どうしても手首の辺りを中心に腕を振る操作となるので、これが自分の肘や肩に負担を掛けているのではないかと疑ったのです。それを解決するために思い付いたのがトラックボール。手首を振る代わりに操作部のボールを回転させることで操作できるので、腕どころか手のひらすら動かす必要がありません。良さそうなプランではありませんか。

アマゾンや実店舗であれこれ物色した結果、Kensington Pro Fit Ergo Verticalを購入することにしました。名前の似たロジクールのMX ERGO MXTB1sとどちらにするか悩んだのですが、Kensingtonの方が以下の点で優れていると感じました。

  1. 高い位置にボールがあるデザインなので、操作時の手の形が、握手をするときのような自然な姿勢になる
  2. 黒っぽいボディーカラーに加えて、白系のカラーバリエーションがある
  3. 単三電池で動かすことが出来る(MX ERGOは内蔵バッテリーで、その充電はマイクロUSB経由。Type-Cであれば良かったのに残念)
  4. 僕の欲しい白いモデルは、MX ERGOよりも3割近く安価

マウスからトラックボールに乗り換えたこと、そしてPro Fit Ergo Verticalを選んだことは正解でした。HHKBの隣にPro Fit Ergo Verticalを置けば、ほとんど右手を動かすことなく日常的な作業が出来てしまいます。またトラックボール操作をするときの右手の位置も、すとんとデスクに右腕を載せたときの姿勢そのままなので、右手首への負担がとても減ったように感じます。購入から1週間もすると腕の痛みはかなり緩和されてきました。

使い慣れないトラックボールでマウス同様の操作ができるのかという点についても、あまり困ることはありませんでした。そもそもPro Fit Ergo Verticalは、マウスをそのまま右に傾けて右手親指の位置にトラックボールを取り付けたようなデザインのため、クリックの操作感はマウスと同一ですし、トラックボールでのカーソル移動も、ほぼ直線的な動きしか必要がない事務作業に関しては違和感を感じることはまずありません。まれに範囲選択や、プレゼンテーションスライド作成等で画像などの位置調整で細かいマウス操作が求められるときは、「Shitf」キーなどを押しながら操作するとマウスカーソルがゆっくり動くように設定できるので、これもまず困ることないでしょう。むしろ今まで使っていたマウスがごく基本的な機能しか持っていないマウスだったので、カスタマイズが可能なボタンがたくさんついているPro Fit Ergo Verticalはかなり便利に感じます。

キーボード、マウスを変更することで、自宅のコンピュータ環境はかなり快適になってきました。

 

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