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物欲王

思い付くまま、気の向くまま、物欲を満そう

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THAT ONE NIGHT

2007-05-31 01:17:45 | テレビ/映画/DVD
MEGADETH新しいDVDが出ていたので買ってみました。

MEGADETHのショーを最後に見たのはもう何年も前のことで、最近は『Rude Awakening』を見たくらいでしょうか。彼らの映像を見るのは久し振りだったせいか、メンバーがちょっと老けたように感じました。Daveなんて津川雅彦?を一瞬連想させましたし。

とはいえ、Dave以外の誰一人としてオリジナルメンバーではなくなっているものの、演奏は相変わらず職人芸で安心感・安定感があります。歌詞ではなくリフを一緒に歌うオーディエンスを前にして、メンバーも良い意味で力みなく演奏しており、シンプルなステージセットと相まってこちらもリラックスして見ることができます。この調子で頑張っていればDaveがおじいさんになった頃にはベンチャーズみたいになれるかもと不謹慎にも思ってしまいました。

収録曲には「Blackmail The Universe」は当然としても、「Set The World Afire」のようなちょっと予想していなかった曲も含まれていたり、曲間に公園で「Holy Wars」をアコギで演奏している映像が流れたりして意外性も十分あります。

MEGADETHが好きなら買っておいて損はないでしょう。


ザット・ワン・ナイト~ライヴ・イン・ブエノス・アイレス

ハピネット

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ネコを撮る

2007-05-23 00:41:42 | 写真/カメラ
悲しい出来事がありました。しばらく乗り越えられそうにない状況に際して激励の言葉を寄せてくれる旧知の友人もあれば、心ない言葉を吐き捨てる人もあります。悲しい出来事のみに集中して悲しんでいられれば幸せなのでしょうが、社会に身を置くとなればそうもいかないということを痛切に思い知らされました。

昔から、楽しいときも悲しいときも、何かあればなぜか身近な動物に頼ってしまいます。悲しいかな今身近な動物というと金魚くらいしかおらず、話し相手には物足りないので、『ネコを撮る』でも眺めて心を休めることにしましょう。本書は前半がネコの写真を撮るためのちょっとしたtipsがあり、後半は広義のネコ撮影を通じたフォトエッセイが配されるといった構成です。amazon.co.jpの読者レビュでは著者の文章力を問う声もありましたが、穏やかな写真と良くも悪くも力みのない文章は癒しを求める僕には十分なものでした。

ちょっと疲労感や倦怠感を感じる日にはお薦めの一冊です。


ネコを撮る

朝日新聞社出版局

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雲隠

2007-05-11 18:53:00 | 買うことだけがすべてじゃない
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Gillette Fusion 5+1 POWER

2007-05-10 05:40:45 | コスメティック/フィットネス
僕はひげそりが非常に苦手です。BRAUN等でお馴染みの電動シェーバを使う分には問題ないのですが、シェービングクリームとカミソリでひげそりをしようものなら確実に血だらけになってしまうのです。どうすれば血を出さずに済むのか、これまでいろいろと試してきました。

まず効果的だったのはシェービングクリームを変えることです。僕の場合、めったにカミソリでひげを剃ることがないので、以前はシェービングクリームはコンビニやスーパーで売っているもので済ませていました。しかし、何年か前に何気なくCLINIQUEのエム シェーブ アロー ジェルを買って試してみたところ、劇的に出血量が減りました。極論すればハンドソープの泡でやったとて変わらないくらいにしか考えていなかったのですが、シェービングフォームに何を使うのかは結構重要だと痛感しました。

そして何よりも効果的なのはシェーバの選択です。よくテレビCMで「○枚刃」とカミソリの枚数が宣伝されている通り、枚数が多い程単位面積あたりに掛かる力が分散されるのか、出血が少ないです。年々各メーカから発表されるカミソリの枚数は増加の一途をたどっており、ついにGillette Fusion 5+1 POWERに至っては6枚ものカミソリが搭載されるようになりました。

もっとも6枚搭載といってもうち1枚はピンポイントトリマー用なので、通常のシェービングに使われる刃は5枚です。これまで僕が使っていたのは3~4枚刃のものだったので、刃が5枚になっただけでもかなり肌に掛かる負担は減った印象です。また、大して期待していなかった電動機能が効果絶大で、マイクロパルスのスイッチを入れるだけで5枚刃の肌にあたる感覚がさらに軽やかになるのです。amazon.co.jpのカスタマレビューには女性と思われるユーザから「腕、太もも・膝下などの広い範囲を一気に脱毛する時に、電気カミソリを使うよりは、圧倒的に早く、肌を傷つけずに脱毛できます。」との評がありますが、ここまで肌に負担が掛からないのであれば、性別や使用対象部位を問わずお薦めできそうだと実感しました。

かくして最近はあまり血を流すことなくひげそりができるようになっています。分野を問わず技術の進歩には目を見張るものがありますね。


ジレットフュージョンパワー ホルダー

Fusion 5+1

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ThinkPad X60の使用感

2007-05-09 02:48:37 | コンピュータ/スマートフォン/周辺機器
ThinkPad X60を使い始めて1~2日の間はThinkPad X40と比べて飛躍的に向上しているスペックを堪能していました。

X40にはなかった指紋センサーは意外に便利です。一度自分の指紋を登録してしまえばX60起動時に指紋を読み込ませるだけで、BIOSパスワード、HDDパスワード、Windowsの認証パスワードの3つの入力をすべてスキップすることができます。最初は自分の指紋がなかなか正確に読み取られず苦労してしまいましたが、指の第一関節を曲げないようにするのが指紋を正しく読み取られるコツのようです。これまでWindowsにログインするまでに長々とパスワードをタイプしなければならなかったので、この機能は実に快適です。

細かいところでは、USBポートがX40の2ポートから1つ増え、3ポートになっているものうれしいです。本体左側のポートは空冷の排気口のそばでUSB機器が熱くなってしまったり、右側のポートはパームレストの近くに配置され設置場所によってはマウス操作の邪魔になる等、ポートの配置が今一つではありますが、1スピンドル機のX60にとっては一つでもUSBポートが増えることはありがたいものです。

また賛否両論分かれるであろう変化としてはキーボード・ライトの色がX40のオレンジから、X60では白色に変わったことが挙げられます。好みの問題かも知れませんがオレンジ色のライトの方が視認性が高く、暗い場所から明るい場所に移動したときもライドの色が分かり易いので消し忘れもないように思えます。また、僕の買ったX60はIntel Core DuoのTシリーズを搭載していることもあり、Pentium M搭載のX40に比べてCPUが配置されていると思われるパームレストの右側がやや熱くなりがちです。ただIntel Core Duoのお陰もあってWindows VistaのAeroもきびきびと動作するので、性能をとるか快適な使用感を優先するのか難しいところです。

かくして新しいX60に満足していたのですがその喜びも束の間、購入から3日と置かずして仕事で使っているVPNソフトウェアがWindows Vistaをサポートしていないことが分かりました。主に仕事で使うために手に入れたPCなのでWindows XPを導入せざるを得ないのですが、Windows Vistaが発売からかなり経ったこの期に及んで旧バージョンのOSを新規に購入することになるとはかなりのショックです...


インテルCentrino Duo搭載ThinkPad T60 [468x60]
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ひとり日和

2007-05-07 04:04:14 | 
家の近くに深夜まで営業している書店があり、終電で帰ってきたときにこれといった目的もなくよく立ち寄ります。店内に入った時点である程度疲れているせいか、書棚をじっくり見るようなことはなく、衝動的に平積みされている本を手にとってレジに運ぶことが多いです。結果として何かの文学賞受賞作など話題作を買いがちで、前回の『八月の路上に捨てる』に引き続き芥川賞受賞作の『ひとり日和』を読んでみました。

主人公の知寿は母親の仕事上の都合を契機に71歳の親戚のおばあさんと一緒に暮らすことになります。彼女のキャラクタ設定が微妙で、母子家庭で育ち、定職に就くこともなくかといって大学に行くでもなく二十歳を迎え、奇妙な盗癖やうまくいかない恋愛として現れる人間関係構築の拙さがあり、老人とともに暮らしているからといってホームドラマのような暖かい感情もわき起こらない良くも悪くも現代的な若者として描かれています。これだけでも引っかかるポイント満載な訳ですが、こうした要素を抱えつつ、ちょっとした閉塞感を感じさせながら知寿の何気ない空虚な日常生活が流れていきます。最初は老人と二人で暮らす話なのになぜ「ひとり日和」というタイトルなんだろうなどと考えもしたのですが、しばらくページを繰れば納得ですね。

主人公も話の展開もきわめて現代的で的確に表現されています。キャリアパスや結婚など自分の進路に思い悩んでいたり閉塞感があれば共感する人も少なくないでしょう。夜中にあてもなく一人で本屋に立ち寄って本書を手にしている時点で、僕も知寿と似たような状況にあるのかも知れません。『ひとり日和』の読後感は悪くないものの違和感を禁じ得なかったのですが、この違和感が文学的なものなのか、似たもの同士が忌み嫌うような感情なのか分からなくなってしまいました。


ひとり日和

河出書房新社

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