物欲王

思い付くまま、気の向くまま、物欲を満そう

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HHKB用のパームレスト

2021-10-30 13:33:54 | コンピュータ/スマートフォン/周辺機器

HHKBの吸振マットを購入する際に、吸振マットと併せて木製のパームレストも注文しました。パームレストはあれば快適だろうなと常々思っていたものの、かといってないと非常に困る感覚もなかったので、買うきっかけが見出せずにいました。しかし、HHKBに吸振マットを取り付けるとなると、確実にキートップの高さは取り付け前よりも高くなる訳で、それが理由で折角の高級キーボードが使いづらくなったら嫌なので、パームレストを同時にそろえて手首の高さ対策をしようと考えました。

僕が買ったのは吸振マットと同じバード電子製の木製パームレストです。ネットで調べてみるとHHKB用に使えそうなパームレストはたくさんあり、価格もまちまちですし、そもそも木の板にお金をどこまで掛けるのかという気もしないでもありません。しかし、かなり限られた人たち向けの製品なだけに実物をさわって買うことは難しく、木材なので下手なものを買って肌触りが気に入らなかったり、時間が経って反ってきたりしたら嫌なので、HHKBの発売ものであるPFU社のオンラインショップでも取り扱われているバード電子製のパームレストを選択しました。同社は個人的にとても印象が良い会社なので間違いないでしょう。

実際に手許に届いてみると確かにPFU社も併売しているだけあって、本当にHHKBにぴったりなサイズです。横幅はHHKBより若干短めなサイズになっているので、HHKB下方の角の曲線が直線に切り替わるあたりにパームレストの両端がぴったりおさまる幅にカットされています。(キーボードの枠の内のりに幅が合っているといった方が分かり易いでしょうか?)また、高さについてはパームレストに付属のゴム足で調整するようになっています。ゴム足は厚みがあるものと薄いものの2種類が付属しており、同じくバード電子製の吸振マットを取り付けた状態のHHKBと比べると、厚みのあるゴム脚を付けた状態で、HHKBのキーボード枠の表面から2〜3mm低い位置にパームレストの上面がくるといった感じです。

やはりパームレストがあった方が手首が宙に浮かず、パームレスト上に固定できるので、手は楽になりますね。HHKBの打鍵感もパームレストなしでタイプするときに比べると打ち下ろすような感じになるので、指の力が少なくて済むような感覚もあります。吸振マットによって安定感が高まったHHKBに、パームレスで高さを確保した指から打ち下ろす感覚はベストマッチと言えると思います。

 

 

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続・ Mac Pro Mid 2010にmacOS Montereyをインストールする

2021-10-28 18:03:56 | OS/ソフトウェア/SaaS

昨夜macOS Montereyをインストールしたのですが、ふとWi-Fiが使えなくなっていることに気付きました。正確に書くと、Wi-Fi自体はオンに出来るのですが、macOS Big Surで昨日まで使えていたWi-Fiネットワークがまったく検出できなくなっているのです。macOS Big Surをインストールした時にはまったく不要だったのですが、もしかしたらOpenCoreのpost install patchを適用する必要があるのかと思い立ち、試してみることにしました。

昨日macOS Big Sur上で使ったGUI版のOpenCore Legacy Patcherは、macOS Montereyインストール後からきちんと動作しなくなってしまいました。起動はするのですが、何か処理を行うとプロセスごと死んでしまう現象が発生するようになっていました。そこでOpenCore Legacy PatcherのサイトからCLI版のOpenCore-Patcher-TUI.app.zipをダウンロードして利用しました。

勢いOpenCore-Patcher-TUI.appをダブルクリックし、メニューから「3. Post-Install Volume Patch」を選んでみたのですが、「SIPを無効にして下さい」的な英語のメッセージが出てくるだけで、まったく進みませんでした。そこで、「5. Patcher Settings」→「2.  Security Settings」→「1.  Set System Integrity Protection (SIP)」→「2. Disable SIP」を選択した後に「q」を3〜4回入力してトップメニューに戻り、「1.  Build OpenCore」を実施してさらに「2.  Install OpenCore to USB/internal drive」で起動ドライブ(いわゆるMacintosh HD)にOpenCoreをインストールし再起動したら、再起動後からトップメニューの「3. Post-Install Volume Patch」がそれらしい動きになってWi-Fi用のパッチをインストールすることが出来ました。本当に素晴らしいです、OpenCore!

OGPイメージ

Releases · dortania/OpenCore-Legacy-Patcher

Experience macOS just like before. Contribute to dortania/OpenCore-Leg...

GitHub

 

 

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Mac Pro Mid 2010にmacOS Montereyをインストールする

2021-10-28 02:10:28 | OS/ソフトウェア/SaaS

macOS Monterey

macOS Monterey。これまで以上につながれる機能。楽しい新機能が加わるFaceTime。まったく新しいSafari。あらゆるデバイ...

Apple(日本)

 

今年もmacOSの新しいバージョンがリリースされました。例年は最新バージョンのリリースタイミングは静観し、その後数回マイナーバージョンアップが行われてからインストールしていたのですが、今回は勢い良く最新版がリリースされたばかりのこのタイミングでインストールしてみることにしました。

僕の愛用しているMac Pro Mid 2010は言うまでもなくmacOS Montereyのサポートプラットフォームには含まれていません。ただ前回Big Surをインストールしたときの記事にも書いた通り、起動ディスク(いわゆるMacintosh HD)にOpen Core Legacy Patcherをインストールしてしまえば、「システム環境設定」の「ソフトウェアアップデート」から難なくアップグレードできてしまいます。

ただ、今回少しつまずいたのが、僕のMac ProにインストールしていたOpen Coreのバージョンが0.2.4と古いバージョンだったために、macOS Montereyのインストール過程で再起動が掛かった際に起動途中でクラッシュしてしまい、再度再起動されてmacOS Big Surがまた起動してしまうトラブルに見舞われました。そこでOpen Coreを最新版の0.3.1で再インストールしてから、再度macOS Montereyのインストーラを実行したところ、問題なくMac Pro Mid 2010でmacOS Montereyが立ち上がりました。

Open CoreのインストールはGUIの方なら一瞬で終わりますので、いとも簡単に古いMacに最新のmacOSを導入できます。もちろん、macOS標準のかな漢字変換のようにAVX命令セットを使っているので古いMacでは利用できないアプリケーションもありますが、公式にはサポートされないCatalinaやBig SurをMac Pro Mid 2010で使ってみた限りでは、アプリケーションの挙動がおかしくなったことはなかったので、ご自身のリスクで挑戦できる方には本当にお薦めです。

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HHKBの吸振マット(HYBRID Type-S編)

2021-10-24 13:04:29 | コンピュータ/スマートフォン/周辺機器

HHKB Professional HYBRID Type-Sを購入してから5か月ほど経とうとしており、その間ずっとキーボード自体には何も手を加えずに買ったままの状態で使い続けてきました。2年前に初めて買ったHHKB Professional 2に去年吸振マットを取り付けたときに、HHKBを買い足すことがあれば次からは必ず吸振マットも取り付けようと思ったことをふと思い出し、今年から使い始めたHYBRID Type-Sにも吸振マットを取り付けてみることにしました。

OGPイメージ

HHKBの吸振マット - 物欲王

とあるWebページによるとHappyHackingKeyboardの下にマットを敷くとタイピングがさらに快適になるらしいです。COVID-1...

HHKBの吸振マット - 物欲王

 

 

Amazonで調べてみるとHYBRID Type-S用の吸振マットは2種類あって、Professional 2の時に購入したメーカーのバード電子製と、Coversというブランドのものです。価格的にはCoversの方が若干安いのですが、前回購入したものがバード電子製なので、2つのHHKB間で打鍵感が異なっても気持ち悪いですし、カスタマサポートがバード電子はとても良い印象があるので、今回もバード電子製を購入しました。

バード電子製の吸振マットは前回購入したものと比べて進化していて、吸振マットを貼り付けたときに重なって見えなくなってしまうキーボード背面のシリアルナンバーやDIPスイッチの機能一覧表が印刷されている部分が窓枠状にくりぬかれていて、吸振マットを貼り付けた後でもそれらの記載がきちんと見えるようになっています。Professional 2用はキーボード背面を完全に覆ってしまう形状だったので、これはとても好感を持ちました。

肝心の打鍵感ですが、窓状にくりぬかれた部分があるからといってProfessional 2のものと比べて機能的に劣るようなことはなく、キーボードが机の上にがっしりと固定され、非常に安定感が高まることは以前と同様です。ここで言う安定感は単に机の上で滑らないといったことだけではなくて、たかが50g程度とはいえ重量が増したことによる効果なのか、タイピング時の感触も非常にずっしりとしてぶれない感じが加わるから不思議です。

ただ、前回吸振マットを取り付けたProfessional 2は非静音タイプで、吸振マットを貼り付けるととても打鍵感が向上した感覚を得られたのですが、今回Type-Sに貼り付けてみたところ、Type-S特有のタイピング時の柔らかさがなくなる代わりに、がっしりとした底打ち感が加わる感じになりました。打鍵感が向上するというよりは、打鍵感が変わるといった方が適切だと思います。力を抜いてタイプできるType-Sの感覚が好きな方は指が疲れるように感じるかも知れません。個人的にはType-Sのキーを完全に押し込んだときの反発力(底打ち感)が物足りない方や、より安定感が欲しい方に向いていると思います。

 

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