1983年4月12日に最初のモデルが発売されたG-SHOCKは今年で40周年を迎えました。それにあわせてカシオ計算機から40周年記念モデルのG-SHOCKが続々と発売されています。
そして僕も40周年記念モデルを幸運にも購入することができました。限定モデルとあって、いつもの黒い箱ではなく、40周年記念デザインの化粧箱が届きました。
化粧箱を開けると「G」の文字をかたどった内箱が入っていました。ぱっと見、どこに時計が入っているのかと思いましたよ。
ふたを開けると布袋に包まれた時計が出てきました。「G」の文字の隙間からのぞいていたのはこの袋の生地だったのですね。
そしてこれが僕が初めて手にした記念モデルのG-SHOCKです!
一瞥した感じはふつうの樹脂のG-SHOCKと違いが分からないかも知れませんが、スクリューバック式の本体ケース、尾錠、遊環はすべてステンレス製で、かなりしっかりした作りです。重さもレギュラーモデルのGW-5000U-1よりも実測で5gほど重いくらいです。
裏蓋、尾錠、遊環に施されている再結晶化と深層硬化処理はあまり期待していなかったのですが、いざ手許に届いて実物を見てみるとかなり良いですね。樹脂のストラップにキラキラした金色のパーツがついていたら嫌らしくなるのではないかと心配していたのですが、金色の尾錠、遊環に再結晶化と深層硬化処理が施されているお陰で、ビンテージ品でも手にしているような感覚になります。新品なのにビンテージ感があるFenderのRelicシリーズと言ったら伝わるでしょうか?
このモデルのストラップやベゼルにはバイオマスプラスチックが使われているそうです。ソフトウレタン素材のGW-5000U-1程ではないですが、通常の樹脂のDW-5600E-1と比べると若干柔らかく感じます。(気のせいかも知れませんが...)
そして何と言っても魅力的なのは記念ロゴがプリントされた裏蓋です。上掲はカシオ計算機のWebサイトからの引用ですが、手許で実物を眺めていると、幸運にも記念モデルを手に入れられた嬉しさがこみ上げてきます。
今日一日いろいろと嫌なこともありましたが、この時計が届いただけで幸せです。