物欲王

思い付くまま、気の向くまま、物欲を満そう

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Land of the Freaks

2011-12-31 20:28:05 | 音楽
最近これ程なかなか手に入らなかったCDはありませんでした。Freak Kitchenの『Land of the Freaks』は発売されたことを知ってから手に入れるまで1年近くかかったでしょうか。以前はVICTOR ENTERTAINMENTからすべてのアルバムがリリースされていたのですが、レーベルが変わってしまったのか、Freak Kitchenの『Land of the Freaks』からは国内版が販売されていないようです。輸入盤発売直後はプレミアム価格がついてしまって手を出し出しづらかったのですが、今はどうにか価格も落ち着いてきたので、納期さえ気長に待てれば比較的簡単に入手できると思います。

アルバムの内容としてはお馴染みのFreak Kitchen節炸裂で、期待を裏切りません。それだけに入手難だけはどうにかして欲しいものです。


Land of the Freaks
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Roadrunner
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グランドセイコー SBGE005

2011-12-31 19:09:47 | 服/カバン/時計/小物/日用品

買ってから半年以上経つのですが、未だにまわりの誰一人気付いてくれず、ましてやほめてもらえることなど望むらくもありません。僕が今年に入ってから手に入れたセイコーの時計SBGE005の話です。

我が家に何本かあった時計は気付いてみるとスイス中堅メーカーの機械時計1本だけになっていました。折しもその時計をそろそろオーバーホールに出さなければならない頃ですし、いい年して時計を1本しか持っていないのも格好悪い気がしたので、もう1つ時計を買い増すことにしました。

もともとエセ時計ファンの僕としては、買い増すにしても機械時計を候補に考えていました。それなりの金額を出す時計の中身が量販店で売っているような時計と同じような中身ではがっかりしてしまいますから。ただ、方針は明確なつもりだったものの、なかなか候補が見付かりません。結局「スイスの機械時計が一番」などと考え進めていくと、たどり着く先は「PATEK PHILLIPPEを買うしかないよね」といった議論になってしまいます。あれこれ自分で時計を選んでいるようでも、実はルートの決まった一本道を歩いているかのようで、つまらなく思えてきました。人によって「PATEK」の部分が「A. ランゲ&ゾーネ」や「ヴァシュロン・コンスタンタン」に変わったりするでしょう。でも大筋では同じことですよね、きっと。

と、そんな折に時計売り場で何気なく商品を眺めていたところ、グランドセイコーなるブランドがあるではありませんか。恐らく僕と同年代の多くは通り過ぎてしまうような気がします。ただ、僕にはそのデザインがたまりませんでした。1960年代の国産時計がそのまま売れ残っていたかのようなデザイン、キング・オブ・昭和テイスト。最高です。遠い記憶の中で祖父が腕にはめていたような時計が、新品で販売されているのですから。

また、盲点だったのがセイコーはマニュファクチュールだということです。時計を買う時は外国のメーカーばかり目が行きますが、もう少しセイコーをはじめとする国産メーカーにも敬意を払うべきですよね。実際、セイコーはスプリングドライブという独自機構を実用化し、時計として販売しています。スケルトン裏から覗くムーブメントは冒頭の「スイスの機械時計が一番」的な感覚からすると、どうかなと思ってしまいます。その一方で、わざわざトルクを稼ぐためにゼンマイを動力としつつ、その力で発電も行ってクオーツで調速するという発想は、世界でセイコーのみが持つ機構であり、スイスやドイツの時計にはないものです。肩の力を抜いてこうした突飛な発想を面白がるのも時計の楽しみ方の一つではないかと思うに至りました。

取扱店が少ないのか最も昭和テイストの強いSBGE005を見付けるまで苦労しましたが、今年になってようやく入手することが出来ました。


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小沼ようすけ 『The Best』

2011-12-31 18:31:46 | 音楽
今年になって意識するようになったミュージシャンのうち、白眉の一人に真っ先にあげたいのが小沼ようすけ氏です。よくよく調べてみるとギター・マガジンで連載をしていたりするので、もっと前から知っていてもおかしくない人です。

きっかけは今年になって生とテレビの両方で同氏の演奏を聴いたことでした。どうほめて良いか分からないくらい、半端なく上手でした。ほとんどJazzに興味のなかった僕でも真面目に聴き始めてみようかなと思うほど、印象的な出会いになりました。

テレビで音楽番組が減ってきていることもあって、国内のミュージシャンを見聞きする機会が減っています。僕が知らないだけのことで、まだまだ素晴らしい才能が本邦にも沢山潜んでいるのですね。


The Best
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SMJ
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What if ...

2011-12-31 18:13:55 | 音楽
今年の4月下旬に行われたMr. Bigの日本公演に先立ち『What if ...』を購入しました。彼らの曲を聴くのは久し振りでした。相変わらずキャッチーなメロディーと、安定した演奏とでリスナーを楽しませてくれます。安心して聴くことが出来る職人集団といった感じですね。

このニューアルバムもさることながら、アルバム発表後の武道館でのパフォーマンスも素晴らしかったです。震災や原発事故の悪夢が記憶にまだ新しい時期とあって来日自体を延期・キャンセルする海外タレントが多い中で、わざわざ来日し、仙台公演もこなし、ショーの中でわざわざ日本のファン向けの曲まで作って演奏している彼らを観ていたら、はからずも涙が止まらなくなってしまいました。ハードロックのショーを観て泣けるなんて、これが最初で最後かも知れません。

意識の高いバンドに敬意を払うべく、彼らのアルバムセールスに貢献するための小銭を払ってみました。


ホワット・イフ・・・(初回限定盤)(DVD付)
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WHDエンタテインメント
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Nikon D7000

2011-12-31 15:39:39 | 写真/カメラ
写真が一向に上達しません。あれこれ機材を買い込む割にまともな写真がほとんど撮れないと家人にすら嘲笑される始末。よくよく考え、やはり撮る枚数が圧倒的に少ないことが一因ではないかという結論にたどり着きました。やはりフィルムを使って撮っている制約から、勢いよく撮ろうにも36枚で一休みせざるを得ません。またデジタルと異なり、失敗作であっても写真1枚1枚にフィルム代という若干の撮影コストがかかるのも、シャッターボタンを慎重に押させているのやも知れません。今までずっとフィルム中心の生活を続けてきましたが、ここは涙をのんで上達のためにデジタル一眼(レフ)カメラの導入を決意しました。

GR DIGITALシリーズを1台持ってはいるものの、メインで使っているカメラはフィルムばかりなので、デジタルカメラを買おうにも何が良いのやらさっぱり分かりません。雑誌やWeb等を斜め読みし、NikonのD7000D300sCanonのEOS 60DOLYMPUSのPENシリーズ富士フイルムのX100あたりから実物を見て選ぶことにしました。

NikonのF6が最高のカメラの1台だと思っている僕としては、同社のD300sが質感も申し分なく、一番手になじむ感じがしました。ただ、候補に挙げたカメラの中では一番古い機種ですし、後継機の噂も絶えないので買うなり「D400」とかが発表されてはたまりません。フィルムしか知らない男がデジタルカメラを買おうというのですから、F6の呪縛から少し離れるのも良い気がしてきました。

であれば、いっそのことマウントも異なるCanonに行ってしまおうか...と思ったのも束の間、いざ60Dを手に取ってみるも電源の入れ方がどうしても分かりませんでした。たぶんCanonのユーザインターフェスと徹底的に相性が悪いのでしょうか。1枚もシャッターを切ることなく落選です。

写ガールなるお洒落なお姉様方にも人気がありそうなPENシリーズも悪くないです。値段も適当なのですが、何といってもフォーサーズのレンズを1本も持っていないので、必要なものをすべて買いそろえるとなると結構な金額になりそうです。であれば単焦点で割り切って富士フイルムのX100にしてしまえとも考えましたが、それだと今持っているGD DIGITAL IIを使えば良いだけの話になりますよね。

散々カメラ店の店頭で逡巡した結果、Fマウントのレンズが使えてボディ価格が安価なD7000を買うことにしました。質感ではD300sに劣りますし、小振りすぎてやや持ちづらい感はあります。しかしその分軽量ですし、割と新しい機種なので各種レビューでも画質が良いとの評価をよく見掛けます。とあるセミナーで織作峰子先生もほめていらっしゃっいましたし、もはや買わない理由が見当たりません。

実際に使ってみると、評判に違わず非常に良く写ります。デジタルカメラなので暗所に強いのもうれしいですね。恐らく今時のデジタルカメラに慣れている方なら欠点らしい欠点はないと感じることでしょう。僕の場合は、ローテクなカメラからいきなり最新機種に写ってきてしまったので、操作が覚束ないことが多いです。(未だにいざというときはフィルムカメラに頼ってしまう...)これも時間が解決してくれることを祈りつつ、当初の目的だった「撮影枚数を増やして上達する」ことに向けて頑張りたいです。

今年買った中で最も買って良かった製品の一つになりました。


Nikon デジタル一眼レフカメラ D700 ボディ
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ニコン
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Manfrotto MK293A3-A0RC2

2011-12-31 14:58:15 | 写真/カメラ
家人が偶発的に壊してしまい、新しい三脚を買うことになりました。もともと使っていた三脚は買い急いでしまったこともあって、あまり気に入っていませんでした。今回は満を持してGITZOを買おうとお店に直行です。

当初は同社のバサルト三脚でも買おうと息巻いていたのですが、購入することになった経緯から出資者が家人になるため、あっさり却下されてしまいました。いい年して人のお金で欲しい物を買おうなんて考えてはいけませんね。

スポンサーと相談した結果、落としどころとなったのはManfrottoのMK293A3-A0RC2。劇的に値段が安い一方、アルミニウム製の割に非常に軽いのが決め手でした。見た目も悪くないですし、素人が片手間でやっている趣味の写真を撮るには十分の三脚です。第一志望ではありませんでしたが、抜群のコストパフォーマンスに満足した買い物が出来ました。


Manfrotto 293アルミニウム三脚+RC2付きボール雲台キット MK293A3-A0RC2
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MXR M-120 AUTO Q / オートワウ

2011-12-29 18:30:47 | 音楽
ワウと聞いて思い出すのはジミ・ヘンドリックスの曲でしょうか。あるいはマイケル・シェンカーでしょうか。僕の場合はメタリカのエンターサンドマンがまず真っ先に思い付きます。ともあれ、これらのミュージシャンの曲をいざ自分で演奏してみようとすると結構難しいですよね。何といっても両手でギターを弾きながら足でワウペダルを操作しなければならないのですから。

今更ながら今年に入ってオートワウというジャンルのアタッチメントがあることに気付きました。正確に言えば、子供の頃から「オートワウ」という単語は聞いたことはあったと思うものの、まったく意識したことがなかったというのが正しいでしょうか。Youtube等でデモ演奏などを見ていると結構楽しそうなエフェクターではありませんか。しかも何といっても自分で操作しなくて良いので不器用な僕でも使えそうです。

当初は無難にBOSSのAW-3を買おうかとも思ったのですが、Webであれこれ眺めているうちにMXR M-120 AUTO Qが良さそうな気がしてきたので、後者を購入してみました。

これまた便利なエフェクターですね。特別なことは何もしなくてもただ弾いているだけでワウ特有のトーンが出てくれます。両手と足を同時に動かせそうにない方であってもワウを諦めるにはまだ早過ぎますよ。

# ただ、残念ながらMXR M-120 AUTO Qはメーカ在庫もなさそうなので、これから入手するのは難しいかも知れません。


BOSS ダイナミック・ワウDynamic Wah AW-3(T)
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BOSS(ボス)
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strymon OB.1

2011-12-28 23:27:14 | 音楽
gooブログには草稿保存機能があります。今見てみたところこの記事を書き始めたのは3月21日だったようです。3月以降いろいろなことがあり、たかだか自分が買った物のことについて細々書く気になれませんでした。

それから早くも9ヶ月以上の時が流れ、今年も残すところあと3日です。ネガティブに過去を振り返るのも非生産的ですし、3月以降買った品々が僕を幾許か支えてくれたことも事実です。そこで今年巡り会えた逸品について、気を取り直して少しご紹介していきたいと思います。

コンプレッサーと言えばギターエフェクターのカタログを眺めたときに最も地味に感ぜられるペダルの一つではないでしょうか。コンプレッサーの機能説明を読んでも、「歪みもの」のように音色が劇的に変わる訳でもなさそうですし、音が圧縮されるので特徴のない音色になってしまうのではないかとずっと思っていました。ところが去年のことです。雑誌でエフェクター関連の記事を立て続けに眺めていたところ、ブルース系・ジャズ系のギタリストのペダルボードに何故か必ずコンプレッサーが入っているのです。実はコンプレッサーをかませるとちょっと上手く聞こえてしまうのではないかと短絡的に思うに至りました。

早速購入するコンプレッサー選びをはじめます。定番はMXRのDYNA COMP2BOSSのCS-3でしょう。ただ、あまりに定番過ぎても面白くないので最近名前を聞くようになったstrymonOB.1を購入することにしました。

結論から申し上げると、このペダルは絶対に買って損しない逸品です。ものの本で読むコンプレッサーの原理がどのように影響するのかさっぱりよく分からない程、このペダルを通した音は非常に上手く演奏できているかのように聞こえます。またブースター機能も思いの外効果的で、非力なストラトで太い原音を作ることも出来ます。エフェクターとしてはやや高い価格設定ですが、十分のその価値がある製品ですよ。

あえて欠点を探せば2点あげられます。1つはエフェクターのゴム足がピップエレキバンのように製品に同梱されており、ゴム足を自分でペダルに貼り付けなければならないことです。不器用な僕は貼る位置を少しずらしてしまい、さい先の悪いスタートを切ることになりました。2点目は電池交換の際にいちいちネジを回して裏蓋を外さなければならないことです。電池交換の頻度は演奏時間によって異なるでしょうから、人によっては気にならないかも知れませんが。

最近文章をまともに書いてないこともあってか、何ともまとまりのない文章で失礼しました。ただし、この記事のクオリティとOB.1のクオリティはまったく関連しませんので、躊躇なくOB.1をお買い求め下さい。


strymon OB.1【Optical Compressor & Clean Boost】
クリエーター情報なし
strymon

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