物欲王

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Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D

2008-01-05 00:16:26 | 写真/カメラ
年末に家電量販店のカメラ売り場に足を運んだところ、LEICA R9を買っているお兄さんがいました。きっと彼は新たな年の楽しい一コマ一コマをゴージャスに切り取ることでしょう。そんな豪勢な男性を横目に僕は3万円ちょっとのレンズAi AF Nikkor 35mm F2Dの支払いを済ませました。幸い?にも僕はNikonが好きなので、数万円からいろいろなレンズを試すことが出来るコストパフォーマンスの良さは有り難い限りです。

事の発端はAFの単焦点レンズをまだ1本も持っていないので何か買いたいなと考えたことでした。金額の多寡はさておきAi AF Nikkor 35mm F2Dを買うまでに他候補の取捨選択があったのは言うまでもありません。例えばAF-S VR Micro Nikkor ED 105mm F2.8 G (IF)あたりはNikkorで評価の高い105mmのレンズであり、雑誌などでもよく取り上げられていたナノクリスタルコートが採用されているあたりがそそられます。ただ、105mmを常用するかと言われると1本目に買う単焦点レンズとしてはイマイチな気がします。定番の50mmを買うことも考えたのですが、Ai AF Nikkor 50mm F1.4Dでは手持ちのAi Nikkor 50mm F1.4Sとほぼ同じ設計でしょうし、Ai AF Nikkor 50mm F1.8Dもパンケーキレンズっぽいところは魅力的なものの、同じ焦点距離でMFとはいえ若干明るいレンズが手元にあるのに買い足すのも無駄な気がしました。同様のロジックでAi AF Nikkor 28mm F2.8DAi AF Nikkor 35mm F2Dも決め手に欠けます。しかし、汎用性の高い単焦点レンズとなると、標準・準広角レンズを選ばざるを得ないので、手持ちのMFレンズとの重複を恐れていては買いようがありません。そこで自分にとって一番自然な画角である35mmのレンズを買うことにしました。

一般的に35mmフィルムの標準レンズは50mmと言われています。ただどういう訳か僕にとって50mmはちょっと望遠よりに見え、28mm~40mmくらいの画角が文字通り(人間の見た感覚に近い)「標準レンズ」であるように感じます。Ai AF Nikkor 35mm F2Dは焦点距離35mmなのでまさに僕の感覚にぴったりで、違和感なくファインダーをのぞくことが出来ます。材質がプラスチックなので若干安っぽい外観ですが、その分コンパクトかつ軽量です。僕の愛するF6に装着するとかなり軽快な印象になります。このレンズなら、ふらっと出掛けるときにやや重めのF6を持って行っても良い気分になりますね。

APS-Cサイズのデジタルカメラ全盛とあって一時期入手困難だったAi AF Nikkor 35mm F2Dも、今では普通に店頭在庫があるようです。コンパクトで必要十分な明るさのレンズですので、1本くらい余計に持つつもりでお手持ちのレンズ群に加えるのも良いでしょう。


Nikon Ai AF ニッコール 35mm F2D

ニコン

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