10年以上前に当時付き合っていた女の子ととあるハードロックバンドのショーを見に行きました。確か中野サンプラザの2階だったと思います。長髪でサングラスを掛けた小柄な男性が、お供を従えて階段を上がってきました。恰幅も良いその堂々たる姿から一目で伊藤政則氏だと気が付いた瞬間、ハードロックに疎い彼女は「あ、みうらじゅんだ!」と叫んだのでした。
そうです。一般人にとっては伊藤政則氏も故池田貴族氏もみんなみうらじゅん氏に見えるのです。特に口外しないものの実はかなりみうらじゅん氏のファンである僕は、こうして勘違いであってもみうらじゅん氏が認知されていくことを心密かにほくそ笑むのでした。
新聞だったか、雑誌の記事だったかはあやふやですが、何かの書評で『青春ノイローゼ』が紹介されていたので、試しに出先の書店で買ってみました。みうらじゅん氏独特の着眼点と、例えるならばベランダで全裸になって外の景色を眺めるかのような自己開示に感動することひとしお。ほろ苦さとともに楽しい一時が過ごせたことは言うまでもありません。
そうです。一般人にとっては伊藤政則氏も故池田貴族氏もみんなみうらじゅん氏に見えるのです。特に口外しないものの実はかなりみうらじゅん氏のファンである僕は、こうして勘違いであってもみうらじゅん氏が認知されていくことを心密かにほくそ笑むのでした。
新聞だったか、雑誌の記事だったかはあやふやですが、何かの書評で『青春ノイローゼ』が紹介されていたので、試しに出先の書店で買ってみました。みうらじゅん氏独特の着眼点と、例えるならばベランダで全裸になって外の景色を眺めるかのような自己開示に感動することひとしお。ほろ苦さとともに楽しい一時が過ごせたことは言うまでもありません。
青春ノイローゼ (双葉文庫) みうら じゅん 双葉社 このアイテムの詳細を見る |