木めぐり像めぐり

気に入った木、気になる像などを紹介していこうと思います。

松前城、八十八ヶ所巡り

2015-11-15 14:40:24 | 

 北海道に唯一ある松前城を見学に行き、その後方の山に、八十八ヶ所巡りのハイキングコースがありました。コースタイムは1時間30分ほどとのことで、歩いてみました。説明によると、「安政6年(1859年)阿吽寺住職、経範法印の首唱で、城下の富永与三兵衛など有志が世話人となり、慶応元年(1865年)に完成したものです。
 この霊場には、四国八十八ヶ所の土砂を埋め、その上に石像を安置しております。この山(勝軍山とも言います)には、勝軍地蔵尊や、参詣道の中ほどの急斜面にある「お穴」に安置されている阿弥陀三尊仏にまつわる伝説などがあります。
 明治時代から行われている山開き、(現在は5月11日)には、近在から老若男女がたくさん集まり霊山はたいへんな賑わいをみせます。また、最近は春から秋まで絶好のハイキングコース(約1時間30分)として親しまれております。」となっていました。
 写真は四十四番目、ちょうど真ん中、昔は堂があったような場所です。そこに数本のイチイの木があったので写真に撮りました。きっと、この道を作ったときに植えたものでしょう。そう考えると樹齢150年ほどでしょうか。
 イチイは、サカキやヒサカキの産しない地方でその代用品として使われ、神社によく植えられるそうです。
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小樽、恵美須神社の桑

2015-11-14 14:19:07 | 

 小樽市鰊御殿を見学して、そこから歩いて小樽貴賓館へ行く途中にあった恵美須神社によってみると、面白い形の木があり、写真に撮りました。説明によると「推定樹齢280年のヤマグワで安永3年(1774年)に恵美須神社が創建されて以来、神木として住民に敬愛され、保存されてきました。主幹は地上30cmのところから三つ又に分かれ、枝は南北に15mに広がっており、ヤマグワとしては国内でも珍しい大樹となっています。」と書いてありました。
 何時ごろから日本人が北海道に進出したのかしらべたところ、ウィキぺディアによると、1457年に和人とアイヌの間で「コシャマインの戦い」があり、和人が勝ち、松前藩形成の元となったそうです。
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