木めぐり像めぐり

気に入った木、気になる像などを紹介していこうと思います。

大胡(おおご)駅から赤城神社まで歩く(その4)

2010-06-23 15:04:13 | 

 赤城神社の奥から右側に道があり、櫃石への道標がありました。櫃石なる単語は初めて見ました。どんなものか想像できません。2kmほどなので、普通の平地を歩くなら30分ほどの距離なので、歩いてみました。途中に樹齢300年ほどのブナがありましたが、それほど珍しさを感じませんでした。ちょっと大きな木という感じです。そこから、少し行くとキャンプ場の横にでて、山道になり、予想外の登りの連続で櫃石まで1時間かかりました。
写真が櫃石です。余りにも普通の石なので、いったいどこが珍しいのか不思議でした。
群馬県宮城村のホームページの説明によると「6世紀中頃の祭祀遺産で天津神地津神(あまつかみくにつかみ)を祭った盤座(いわくら)高さ2.5m、周囲12.2mの巨石周辺からは「あまのたくじり」「土師器」「滑石模造品」などが多数見つかっています。」となっています。でもどうしてこの場所で祭祀をおこなったのか理由がわかりません。推理すると、この場所が、赤城山と赤城神社を結んだ直線状にあり、もし周囲の木を取り払ったならば、関東平野を一望に見渡せるとても見晴らしのいい場所だと思えることです。
 ところで、櫃石を調べていたら、香川県に櫃石島があり、その名前の由来となった櫃岩がありました。
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大胡(おおご)駅から赤城神社まで歩く(その3)

2010-06-18 16:10:09 | 

写真は、正面から撮った赤城神社です。木々に囲まれた神秘的な感じがする神社です。規模は中程度の神社で、少し物足りない大きさです。鳥居の柱と平行して伸びる同じくらいの太さの木が左側にうつっていますが、この木は、サワラで、樹齢推定250年、樹高28m、幹周295cm、根元周430cmだそうです。またこの神社の由緒は「赤城神社は東国開拓の神々が祀られている古来の名社である。東国経営にあたった上毛野君の創祀以来、国司、武将が篤く崇敬し朝廷からも承和6年(839年)に従五位下を贈られ、元慶4年(880年)に従四位上にあげられ、延喜式には名神大社に列せられた。長元9年(1028年)頃には正一位に叙せられ、次いで上野国の二宮とうやまわれていた
分社は群馬県下のみで78社その他を併せると300余社に及ぶ。昭和19年には国幣中社に昇格の内定があったが、終戦後は国土建設、開拓精神発揚のため、神威益々顕著である」となっていました
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大胡(おおご)駅から赤城神社まで歩く(その2)

2010-06-13 15:37:45 | 

 大胡駅から、寄り道しながら約2時間歩いて、赤城神社の参道に出ました。松とツツジが植えられた道が約2km続いています。写真の左側に平行して車道が通っているので、少しばかり、この道の雰囲気を壊している。運よくツツジの咲く時に歩けたので、とても気持ちのいい道でした。この道は「慶長17(1612)年に大前田村(現在の前橋市大前田町)の彦兵衛が松苗木を太田(群馬県太田市)の金山より採り、三方から赤城神社の一の鳥居に集まるようにして松を寄進したといわれています。
 現在では中央の松並木のみが残っていますが、植林以来400年以上の時を経ても、なお沿道には約1200本のアカマツとクロマツが昔のままで残されている」とのことです。
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 大胡(おおご)駅から赤城神社まで歩く(その1)

2010-06-09 15:21:22 | 

 上毛電鉄、大胡駅から赤城神社まで歩いてみました。約9kmほどの道のりです。
 電車で上野から高崎方面に行くとき、高崎に近づくにつれて、広大な山裾がひろがる赤城山を車窓から見るたびに感動を覚える。その山裾の真南に赤城神社がある。それで、いつか訪れてみたいと思っていました。
 大胡駅から約1㎞北に大胡神社がある。そこに写真の前橋市指定天然記念物のムクロジの木があります。説明板によると
「このムクロジは、目通り周3.7m、樹高25mに達する巨樹で、地上3.8mの高さで3幹に分かれています。枝張りは、東西18.2m、南北21.7mに及び、根回りは非常に大きく50m以上に達しています。環境省の調査によると、樹齢は300年以上と考えられています。
ムクロジは、西日本の山林には自生していますが、群馬県での自生は知られていません。このムクロジも移植されたものと考えられます。ムクロジの実は、石けんとして利用されたほか、羽子板の追羽根や数珠としても利用されました。」となっています。
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