木めぐり像めぐり

気に入った木、気になる像などを紹介していこうと思います。

富士5合目から富士吉田への道(その3)

2009-08-10 20:03:22 | 
 写真は北口本宮富士浅間神社の大スギです。ここから吉田口富士登山のはじまりで、富士吉田駅まで徒歩30分の場所にあります。向って本殿の右側には大檜がありますが、スギの方が風格があり、掲載しました。
 『本樹は樹齢千年くらいと言い伝えられている。根張りが著しく発達し漏斗を伏せたような樹形は、ご神木の名に恥じない荘厳さがあり本殿を見守るかのようである。「冨士太郎杉」と呼ばれ、広く市民に親しまれている。南側付近の損傷部分は、昭和34年8月の7号台風により被害を受けたものである。
 山梨県を代表するスギの巨樹として、山梨県の天然記念物の第1号に指定された。
 目通り幹囲8.2m 樹高30.0m』
などと、説明板に書かれていました。「根張りが漏斗を伏せたように」とありますが、まさしくその通りで、人工的に形を整えたような気がします。写真でもその様子を幾分か感じられると思います。根張りだけを見れば、巨大な盆栽のような趣があります。
 
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富士5合目から富士吉田への道(その2)

2009-08-04 16:49:59 | 

 写真は1合目の様子です。ここから10分ほど下ると馬返にで、そこは公園のように整備されており、石碑など歴史を感じさせるものがたくさんあり、芝生も植えられており、休憩するにはとてもいい場所です。ウィキペディアで「浅間神社―馬返線」で検索するとこの道の歴史を知ることができます。
「1合目 大日如来社(現・鈴原社)
 鈴原社は、記録の上ではすでに戦国時代にその存在がしられています。古くは大日堂、大日社、大日如来社、鈴原大日などと呼ばれ、本尊には密教の最高仏の大日如来を祀っていました。富士山の神である浅間明神は、仏でいうと大日如来にあたることを、登山する人々にまず知らしめるために、吉田口登山道の最初の社であるここに安置したのだとされています。大日如来社が建つこの場所が1合目とされたのはそのためでした。」
と説明板に書かれていました。
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富士5合目から富士吉田への道(その1)

2009-08-01 19:47:37 | 
 
 富士スバルラインの5合目から富士吉田へ下る道を歩きました。新宿からのバスで10時10分に着き、あっちこっち寄り道しながら歩き、富士吉田へは15時30分に着きました。この道は、1964年にスバルラインができる前までは富士登山で大変賑わった道で、その痕跡が良く残っているし、よく整備されているので、10組ぐらいの登山者とすれ違いました。写真は3合目の休憩所のコハウチワカエデを撮ったものです。幹にコケがよくついています。ここらあたりは霧の発生が多いのかもしれません、幹にびっしりとコケがついた木がたくさんありました。休憩所は廃屋化しており、往時を偲ばせます。
 「3合目三軒茶屋
 ここには江戸時代から茶屋(山小屋)が2軒ありましたが、古くから三軒茶屋と呼ばれていました。ここからの見晴らしがよかったので、多くの登山者がここで休憩しました。富士登山の行程では、早朝に麓の上吉田を発ち、ここで昼食をとることが多かったので、後には中食堂とも呼ばれています。茶屋のかたわらには道了・秋葉・飯綱の三神を祀った三社宮と称する社があり、富士講の人々に信仰されていました。現在は石碑が残されています。」と説明板に書かれていました。
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