沼尻平から浅湖湿原への道の途中で撮った尾瀬沼の写真です。小雨が降ったり、止んだりとはっきりしない天気で、靴の中はぐっしょりとなってしまいました。雨の中、長時間歩くのは、楽しくないのですが、この墨絵のようなモノクロの風景に出会えるのは、この天気のおかげです。晴天では味わえない、静寂と寂寥に満ちた感じの風景、水面が白く輝き、好い風景ですね。
家に帰り、登山靴を脱いだら、足と靴からひどい臭いが漂いました。半日ぐっしょり濡れた靴をはき続ければ、こうなってしまうのはしかたないが、もし、宿に泊まる予定だったら、かなり恥ずかしいことになっていたと思いました。