木めぐり像めぐり

気に入った木、気になる像などを紹介していこうと思います。

ツガと石の祠

2005-11-20 10:53:26 | 
山道、まるで峠のような場所に、ツガの木と石の祠がありました。右下の写真は、その祠に彫られた像です。
落葉樹ばかりの山道を歩いていると、突然、常緑樹の大きな木に出会うことがある。それも、峠や分岐点など、重要と思われる地点にドーンと鎮座している。これは、道標の役目として、人為的に植えられたものだろうと思うのです。植えたのは、マタギ、木地師、里人だろうか。道のなくなる雪山に獲物を求め、マタギが尾根から下を眺めれば、緑の常緑樹を直ぐに見つけ、自分の位置を確認する。そんな風に、この木の役割を想像しています。
ところで、この木から、少し離れた場所に、もうひとつ石の祠があり、そこに「山神……」と「宝……」と彫られた文字を何とか判読しました。(間違っているかもしれません)「宝」は、宝永か宝暦のことだと思います。宝永元年は1704年、宝暦元年は1751年です。そんな古い時代のものには見えません。写真の祠の方が古いように見えました。
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大木戸山からの日光山塊

2005-11-14 21:09:54 | 自然
大木戸山山頂付近から日光山塊を望んだ写真です。男体山(父)、太郎山(長男)、大真名子山(長女)、小真名子山(次女)、女峰山(母)といった、山の家族の記念写真です。
ところで、真名子(まなこ)を、「はなこ」と呼べたら、「たろう」と「はなこ」で親しみやすく、憶えやすいのに、どうして「まなこ」なのでしょうね。
太郎は、桃太郎、金太郎、浦島太郎、狂言では太郎冠者など、伝統的な名前なのに、花子はいつ頃から使われた名前なのでしょう。代表的なものが思いつきません。
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太郎山、小真名子山、大真名子山

2005-11-07 20:41:15 | Weblog
上の写真は、左から太郎山(2367m)、小真名子山(2322m)、大真名子山(2375m)と並んでいます。右辺の山稜は男体山の一部です。下に見えるのは湯ノ湖、前々回の「男体山、中禅……」の写真といっしょに見れば、山々の連なりがわかると思います。小真名子山の後方に女峰山あります。
女峰山が母、男体山が父、太郎山が長男、大・小真名子山が長女・次女といった、一男二女の五人家族の山なみです。太郎山は、近くにピークがもうひとつあり、そこを小太郎山(西峰)と呼ばれているので、双子のほうがふさわしいかもしれません。
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