木めぐり像めぐり

気に入った木、気になる像などを紹介していこうと思います。

清澄寺の千年杉

2010-03-24 19:45:59 | 

 外房線、安房天津駅からバスで20分ほどのところに清澄寺があり、そこに国の天然記念物、千年杉がある。説明板によると
「~樹齢は不明ですが『千年スギ』と呼ばれ,1千年をこえる清澄寺の歴史を物語る霊木とされています。
 樹容は、根廻りの太さ約17.5m、目通りの太さ約15m、樹高約47mです。この大きさは、国の天然記念物に指定されている高知県大豊町八坂神社の『杉の大スギ』と、岐阜県白鳥町の『石徹白の大スギ』にくらべても勝とも劣らないものであり、植物学上も貴重なものとして、大正13年12月9日、国から天然記念物に指定され、その保護が図られています。~」となっています。
 たいへん立派な木だと思うのですが、どこか物足りない感じがしました。どうしてだろうと考えたのですが、たぶん少し傾いていることが、バランス的に見て不安定な感じを与えるからかも知れません。
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 壬生駅周辺を歩く(その4 大神神社)

2010-03-10 10:50:57 | 
  前回の天平の丘公園から徒歩1時間20分、あるいは、栃木より壬生駅からひとつ前の野州大塚駅から徒歩20分のところに大神(おおみわ)神社があります。説明板によると
『下野惣社(室の八嶋)大神神社は、今から1800年前、大和の大三輪神社の分霊を奉祀し創立したと伝えられ、祭神は大物主命です。
 惣社は、平安時代、国府の長官が下野国中の神々にお参りするために大神神社の地に神々を勧請し祀ったものです。
 また、この地は、けぶりたつ「室の八島」と呼ばれ、平安時代以来東国の歌枕として都まで聞こえた名所でした。幾多の歌人によって多くの歌が、残されています。』
上の写真は、室の八嶋を撮ったものです。池の中にというよりも、半径5mほどの島が8つあり、その周りに堀をめぐらせた感じです。
それぞれの島に、香取神社、二荒神社、熊野神社、浅間神社、雷電神社、鹿島神社、天満宮、筑波神社が祀られています。余りにもこじんまりしていて、この姿では、歌の名所にはなりえません。この神社は栄枯盛衰を繰り返したようで、昔の「室の八嶋」姿はもっと立派で大きなものだったと、想像するしかないようです。
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