小田原駅の隣の早川駅からミカン畑の中をはしる舗装された農道の坂道を30分ほど歩くと、石垣城跡に着く。標高262mの石垣山山頂に作られ、北条氏の小田原城を攻めるために秀吉が築かせた城である。崩れかけた石垣がたくさんあり、特に井戸曲輪の石垣がおもしろい。本丸、二の丸跡などは芝生が植えられ、ゴザでも敷いて食事でもするのにぴったりな場所です。小田原を一望できる展望台があり、そこからの写真です。小田原城が何とか認識できます。
知りあいから「小田原にある石垣城跡は面白いよ」と言われていたので、調べたところ、小田原駅の隣り、早川駅から、徒歩30分のところにあることを知りました。これは手ごろなところにあると、出かけてみました。早川駅は意外とこじんまりとした駅で、特徴のない駅です。そこには、石垣城跡をめぐるハイキングコースの掲示板があり、地図がなくとも何とかいけるようになっていました。また天然記念物のヒエンジュが記されています。ヒエンジュとはどんな木なのか、はじめて聞く名前なので、余裕があったら見物しようと思いました。
掲示板の示すコースは少し遠回りになるのですが、そのとおりに歩くことにしました。すると、ちょうど駅の出口の反対側に真福寺があり、そこに立派なタブノキがありました。小田原市指定天然記念物で市内最大級の古木だそうです。このほかにイトヒバの木もありますが、この木の方がおもしろい。