木めぐり像めぐり

気に入った木、気になる像などを紹介していこうと思います。

枯れる寸前のカヤ(その2)

2008-02-27 13:56:15 | 

石尊山山頂から下って、ゴルフ場の中を仕方なく抜けて、一般道を歩いていたところ大きな墓の中に枯れかけていますが、何かいわれのありそうな木がありました。立札には「天然記念物 福田家の墓地に、享保年間(1716~35)の墓碑があり、墓地選定の当時、既にかやは大木であったと伝承している。従って樹齢は、300年以上と推定される。
このかやは、樹容が整い、樹勢も旺盛であり将来も一層繁茂する樹命を有し、今市地域における最大級のものである。昭和54年10月」となっている。
昭和54年からほぼ30年経過して、見るも無残な姿になってしまった。この木の後ろ側を見たらほとんど幹の表皮はなく、腐っていた。もう、手のほどこしようがないと思えるほどだ。天然記念物の木なのに、枯れさせてしまうとは、どういうことなのだろうか。

コメント
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