総合スーパー(GMS)が沈み、コンビニ頼みを強める小売業界――。流通各社の2015年8月中間決算が8日に出そろい、そんな傾向がより鮮明になった。コンビニ上位3社が過去最高の営業利益をたたき出す一方、収益力の低いGMSは閉店や業態転換を迫られている。
■イトーヨーカ堂、地方で苦戦
「構造改革を徹底し、どうしてもできない店舗は閉鎖していく」。セブン&アイ・ホールディングスの村田紀敏社長は8日の決算記者会見で、90億円の営業損失を出したGMSのイトーヨーカ堂についてそう述べた。上半期の営業赤字は2010年以来のことだ。
従来の本部主導を改め、各店に仕入れを任せて品ぞろえを多様化する構造改革を進めており、通期では黒字を見込む。だが特に地方の店が厳しく、不採算の40店は収益が改善しなければ5年で閉める。百貨店についても同様の方針で、この日も、前身から30年の歴史がある西武春日部店(埼玉県春日部市)を来年2月末に閉めると発表した。
イオンもGMS事業は87億円の営業赤字だが、大量閉店に踏み切るセブン&アイとは一線を画す。「店舗の閉鎖は考えていない。すべてぴかぴかの店に作り替える」(イオンリテールの岡崎双一社長)
店舗を高級路線の「イオンスタイル」に改装し、利益率を高める取り組みを続けるという。来年以降も10店以上の新規出店と50店以上の改装を予定。通期では営業黒字を見込み、「今後2~3年でかつてのように400億円ほどの営業利益を稼ぎ出せる」とGMS復活に自信を見せる。
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コンビニの好調さを伝える記事、しかし、実体は、違う。マスコミの報道も、少しトーンダウンしている。
ローソンの28年通期の営業利益予想が、710億円。1万店舗として、1店舗あたり、710万円。月間約60万円。オーナー夫婦、クルーさんが、まともな賃金であれば、この利益は、吹き飛ぶ。スーパーとコンビニスーパー決算の差は、商売の差というより人件費の差。タダ働きで、コンビニ本部に奉仕することの無意味さを理解するべきだと思います。スーパーリストラ→コンビニオーナーは、やめたほうがいいと思います。人件費の安さが、利益の根源だから、永久にオーナー、クルーさんの賃金があがることはない。
確かに、自助努力して、赤字であれぱ、自己破産が、一番楽だと思います。しかし、それまでにいろんな方法があります。借りたお金に優先順位を付け、処理すれば、自殺の生命保険、死亡一時金で処理という考えは、なくなります。自殺は、本部を儲けさせるだけです。
ストコンプリンタ用紙を安いのに変え。100均で2つ穴パンチとバインダーでつづる。
床清掃、ダスキンフィルターやめる。
消耗品登録の洗剤は使わずドラックストアで買う。
制服はリースだと高いのでやめて消耗品で発注。
サービスライターは消耗品は高いのでサンヨープロセス
ストコンのインクも純正は高いので汎用インク
個人経営だと会計士やめて商工会に入る
また、旧から新契約への変更で店利益が激減したのは、極めて単純な理屈です。それはチャージの変更です。先ず旧契約には低売上総利益部分への特恵チャージが存在していましたが、新契約にはそれはありません。また通常チャージの率も新契約ではアップとなっていますので、同じ日販同士で比較すれば、チャージだけで本部は旧契約より20~30%増益となる仕組みです。
本部は新契約が加盟店支援と強調していますが、その根拠は電気代の50%負担と廃棄額の一部負担です。しかし、チャージのあまりの増額が電気代50%負担を吹き飛ばしています。さらに廃棄の一部負担も元々発注を適正に堅実経営している店なら本部負担の対象となる廃棄額まで廃棄ダダ漏れ状態ではないため、一切サポート対象とはなりません。
さらには、最低保証額も新契約では旧契約より大幅に減額となっており、7やファミマと比べても見劣りするものになりましたので、最低保証対象となるほど低日販になると、もはや発注は不可、従業員を雇うのも困難な状況となります。
新契約は完全に本部が自らを支援するため以外のなにものでもありません。加盟店支援というのは完全にウソなのです。
本部は、今期の統合報告書の中で、新契約への変更を推進すると述べてます。廃棄、電気料金の一部負担を餌に、新契約への移行を強引に進めると思います。まず、本部に新契約のシミュレーションを文書でもらって下さい。廃棄2万で、利益が、でれだけでるか?文書でもらえれば、指導に従っていいと思います。出さないようであれば、店内照度をおとし、在庫を減らし、おでんをやめ、絶対的な利益確保に走るべきだと思います。それで契約解除は、ないと思います。本部にそうせざるを得ない状況に陥らせるべきだと思います。
支店長の指導は、貴方のことは、一向に考えない、破滅させる為の指導です。そういう教育を受けています。
日販は前年とほぼイコールだったのだが、店利益はマイナス28%。。。
騙されました。どういうからくりなんでしょう?
最近支店長に呼び出され、貴方の店は地区平均より廃棄が少ないと注意され、またFFをもっと作成しろと恫喝されました。廃棄は2万出せとの事です。売価で。
旦那は鬱傾向で元気がなく、心配です。残り5年どうするべきでしょうか?
そんな加盟店の環境で、一般アルバイトさんの時給など世間並みのレベルに上げられるはずもなく、どこへ行ってもその地域の最低時給のオンパレード。人が集まらなくなって当然です。そして、それでもチャージを見直したりの加盟店支援を一切何も行わない強欲な本部という構造は未来永劫変わらないでしょう。
青看板に至っては、新契約が旧契約より加盟店支援になっていると大ウソまでついているくらいです。商品廃棄コストの経費を元々しっかり抑えて管理できている店なら、旧⇒新契約で、店利益は20~30%ダウンします。もちろん、その分は本部利益がアップとなります。加盟店をどこまでも疲弊させて、本部利益だけの拡大をもくろむ本部ということです。新契約に変わったら、それだけで生計が成り立たなくなるオーナーは少なくないはずです。