コンビニ経営相談室「あかり」

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レジボロ第2報。

2016年12月15日 07時23分35秒 | 日記

コンビニのレジ、ロボが会計 ローソンとパナソニック 

2016/12/12 20:15

ローソンとパナソニックは12日、コンビニエンスストアで商品の会計や袋詰めを自動化する無人レジの実用化に乗り出すと発表した。コンビニ店員の仕事量を約1割減らし、来店客も会計の時間を短縮できる。小売業で人手不足感が強まる中、両社は同様の機器の採用をほかの小売企業に幅広く呼びかける。いち早く実用化に取り組んで実績を積み競争力も高める。

来年度、十数店舗で導入

パナソニックとローソンが共同で実証実験を開始した「レジロボ」(12日、大阪府守口市)
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パナソニックとローソンが共同で実証実験を開始した「レジロボ」(12日、大阪府守口市)

 商品が入った買い物カゴをレジに置くとすぐ合計金額が計算され、機械に現金を投入するかクレジットカードを差し込んで支払いをする。会計が済むとカゴの下部が開き、下にセットされた買い物袋に商品が詰められる――。

 12日、大阪府守口市の「ローソンパナソニック前店」でローソンとパナソニックが始めた無人レジ「レジロボ」の実証実験の様子を公開した。ローソンの竹増貞信社長は「次世代型コンビニの実現に向けた取り組みの一つになる」と説明する。2017年度後半にまず十数店舗に導入する方向だ。その最大のポイントは電子タグを活用する点にある。

 12日に始めた実験では、一つ一つの商品に付いているバーコードを、カゴに取り付けた読み取り機に来店客がかざす仕組みだ。実験の最後の月となる17年2月は、縦約2センチメートル・横7センチメートルの薄い電子タグを使う。店内の延べ7万点の商品に貼り付けた電子タグをレジロボ内で読み取り、素早く精算する。バーコードのように来店客が読み取る必要がない。おでんや鶏の空揚げなどタグを貼れない商品だけ、売り場のバーコードを手作業で読み込む。

 

商品が自動で袋詰めされる(12日、大阪府守口市)
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商品が自動で袋詰めされる(12日、大阪府守口市)

 機器の開発でパナソニックは工場の自動化技術を活用。形や材質が異なるそれぞれの製品をまとめて袋詰めできるよう金属や樹脂の部品を細かく調整し、卵を割らない、ケーキを倒さないといったローソン側の要求に応えた。電子タグの読み取りでは携帯電話などで培った高周波電波の制御技術を生かした。

 実証実験で使い勝手を高め、ローソンは人手不足の解消と来店客の利便性向上の両方を狙う。

■最大の壁は高額の電子タグ

 ただ実用化にはハードルもある。最大の壁は電子タグの価格だ。現状では1枚10~15円程度とされる。1個100円のおにぎりが並ぶコンビニでは採算が合わない。

 このためローソンは競合コンビニも含む小売企業に対し、同じ仕組みの採用を働きかける。業界全体で普及させることでコストを引き下げたい考え。企業向け事業の拡大を図るパナソニックは流通業界への販売拡大につなげる。

 米アマゾン・ドット・コムは今月上旬、センサーやカメラ、人工知能(AI)を駆使した「無人コンビニ」に参入する方針を発表、まず米国で数年内に数百店舗開く計画だ。ローソンの竹増社長は「日本でもスマートフォン決済などが普及すれば可能性はある。ただフレンドリーな接客も必要だ」と無人コンビニには否定的だ。

 日本にコンビニが誕生してから40年超。新しいコンビニ像を模索する動きはこれからも本格化しそうだ。

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前回より詳しいレジロボ実験の内容

疑問点

①お客様がかごにつけた読み取り機にバーコードをかざしレジで精算する。

 →悪意はなくともミスは発生する。レシートと商品とをチェックしないと誤差が発生する。

②電子タグを最終的には使うようにする。

 →2cm×7cmの大型タグを7万点の商品につける?

  レジの省力化以上に取り付けの費用がはるかに大きのではないでしょうか?

  また1枚が10~15円程度おにぎり1個販売しても利益が出ない。

③一番のパナソニックの売りは自動袋詰め

 →人が詰めるより早くはなさそうに見える。

 →スーパーで自社で袋詰めする店舗は稀、ほとんどお客様はセルフの袋詰め。

どんなメリットがあるかさっぱりわかりません。

以下の記事は約3年前のニュースリリース

どれだけ現在の店舗に受け継がれているのだろうか?

その後どの部分が展開にやくにたったかをあまり聞かない。

ただ目立つためだけに打ち出した実験の紹介。

あまり気にすることもない実験だ。

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ローソンとパナソニックによる実験店舗

~“環境・ICT・健康”の最新設備を導入~

「ローソンパナソニック前店」オープン

2014年2月 6日

 株式会社ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:新浪剛史/以下ローソン)とパナソニック株式会社(本社:大阪府門真市、取締役社長:津賀一宏/以下パナソニック)は、次世代型コンビニエンスストアの実験店舗「ローソンパナソニック前店」を本日、2014年2月6日(木)13時にオープンいたします。

この実験店舗では、「環境配慮」、「ICTを活用した利便性の提供」、「健康の提案」の3つのテーマに基づき、電力使用量50%削減に向けた省エネメニューの採用、デジタルサイネージの導入、お客様に癒しを提供するリラクゼーションコーナーの設置などを行います。パナソニックの持つ技術を最大限に活用し、高齢化や健康志向にも対応した次世代型コンビニエンスストアの店舗モデル構築を目指して参ります。

この実験店舗で検証・改良を重ね、蓄積した知見やノウハウを全国のローソン店舗に活用して参ります。

  

 
 
 
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