ローソン社長・竹増貞信氏 年内に海外1100店目指す
産経新聞 6月14日(火)7時55分配信
--景気の現状や国内消費の動向をどうみるか
「楽観はできないが、健康志向を取り込んだ商品などお客さまの支持があるものは多少高くても売れている。うまい販売促進策も重要だ。ただ、タマゴや牛乳などの価格には、非常にシビアで近隣の店より少しでも高いと売れない」
--国内のコンビニエンスストアは飽和状態になりつつあるとされるが
「(飽和の)店舗数についてははっきりいえないが、役割はもっとある。熊本地震のときもそうだが、各店のオーナーや店長は『こんな時こそ店を開けないといけない』といった高い当事者意識を持っている。街のコンビニ像は変わってきている」
--店舗数が業界2位から3位になる
「確かに店舗数では3位になるが、店舗数や全体の売上高ではなく、まず個々の店の質、競争力をいかに高めるかが重要だ。地域やお客さまに愛されて、一店一店を大事にして、他社にいかにして勝っていくかが最優先だ。結果として店舗数や売上高がある」
--海外進出が大手3社の中では遅れている
「海外進出は筆頭株主である三菱商事の経営資源を使わせてもらい、協業していきたい。進出から20年を迎える中国・上海は今年の夏には550店ぐらいになるだろう。そうしたノウハウを活用し、今年は海外全体で1100店ぐらいを目指していく。進出スピードを加速させたい」
--ポプラ、スリーエフとの資本業務提携の効果は
「一番大事なのは、お互い違う文化や歴史を持って成長してきた会社なので理解し合うことだ。ポプラさんとは付き合いが長くなり、今後も突っ込んだことをやっていく。スリーエフさんも同様でこれから、しっかり手を組んでやっていく」(永田岳彦)
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竹増社長さんの初めての対外的な情報発信だ。
現在海外店舗は758店舗、1,100店舗まで342店舗。
国内の実質出店数は昨年はほぼ「0」、赤字の海外に342店舗出店する余力はあるのだろうか?
二位並さんの中国「1万店」目標で現在655店舗(竹増氏の認識は550店舗)、
に比べれば、可能性はあるが実現困難な目標だ。
思った通りハワイの店舗は現在2店舗、幹部の出張目的のための店舗だっだのだろうか?
出店政策、提携政策等お話に具体的な内容が少ない気がします。
あるのは、三菱商事頼みの思い、危機感のなさ。
こういう発言で加盟店の現在の窮状を救えるのだろうか?