那田尚史の部屋ver.3(集団ストーカーを解決します)

「ロータス人づくり企画」コーディネーター。元早大講師、微笑禅の会代表、探偵業のいと可笑しきオールジャンルのコラム。
 

悪の論理から学ぶ

2013年02月07日 | 雑談

春になったかと思えば、また明日から冬に逆戻りとのこと。
このところリハビリをしながら確定申告を含め、色々な用事で忙しいのでブログがおざなりになっている。
 昨夜も投稿しようとしたが、引用元によって数字が違うので迷っているうちに夜中を過ぎてしまい、下書きに回している。毎日書いているブログを突然中止するというのは結構気持ちの悪いものだが、時間の優先順位を考えると仕方ないと居直っている。

ところで、知り合いに「トンデモ学説」が大好きな男がいた。「世界はロスチャイルド家の意思のまま動いている」「坂本竜馬はロスチャイルド家の傘下にあるフリーメイスンのメンバーである」等々、ことごとくロスチャイルド家の陰謀とする論法だった。

ロスチャイルド家が莫大な資産を持っていることは事実だが、私はそういうことに余り関心がない。またフリーメイスンの会員になっている、という人物とネット上で会話したことがある。多分本当だろうが興味が湧かなかった。

たまたま今日のネタ探しをしていたら、上記の説の代表的なものを見つけたので、貼っておく。http://ameblo.jp/kennkou1/entry-11370447726.html

この中に~初代ロスチャイルドは、その会議で全世界に対する絶対的な支配権を手中に収めるための 「25項目の行動計画書」から成っている「世界革命行動計画」について述べた。~とあり、それを読んでいると、興味深い文章に当たった。

4.道徳律によって支配を行なう支配者は、自ら攻撃にさらされてその地位を追われかねないので、 熟達した政治家とは言えない。 最終目標に到達するために利用されるありとあらゆる手段を正当化できる。 率直さや正直さといった国民としての立派な資質は政治に支障をきたすから、 支配となろうとする者は狡賢さ、欺瞞に訴えなければならない。

8. 酒類、ドラッグ、退廃的道徳、あらゆる形態の悪徳を代理人を通じて組織的に利用することで、 諸国家の若者の道徳心を低下させなければならない。 賄賂もペテンも裏切り行為も、それが我々の目的達成に役立つのであれば、続けられなければならない。

13. 誹謗、中傷、偽の情報を流したことでどのような波紋が広がろうと、 自らは姿を隠したまま、非難されることがないようにしなければならない。 そして、プールした金を活用し、大衆への情報の出口すべてを支配すべきである。

18. 恐怖支配は、手っ取り早く大衆を服従させるもっとも安上がりな方法だ。

__________________
ヒットラーの「我が闘争」にも似た「悪の論理」で、なるほどと思う。今の日本がまさにこのようになっている。

世の中は「善悪二元論」で割り切れるほど単純ではないが、仮に割り切ったと仮定した場合、正直で正義感の強い一市民と巨悪が闘ったら巨悪が勝つに決まっている。上に書いてあるとおり巨悪は巨悪を自覚することで支配者になっているのだから、善意や愛語が通じないのは当然。改悛の可能性はゼロである。

では、正直で正義感のある市民が巨悪に勝つには?

私自身の考えはブログを通してアチコチで書いてきたので繰返さない。また個人個人の立場によって方法論は違うだろう。

話題一転、今日の五行歌は、まだ推敲中だが、次のような一首を詠んだ。

善も悪も
みな白骨に
成り果てて
小石交じりの
土に消え行く

これはニヒリズムの心境の吐露ではなく、ここをスタートラインにしたい、という出発の歌のつもりである。

今日は暖かくて体がよく動いたのに、明日からまた雪とは。健康保持のために今日は早めに寝ます。