那田尚史の部屋ver.3(集団ストーカーを解決します)

「ロータス人づくり企画」コーディネーター。元早大講師、微笑禅の会代表、探偵業のいと可笑しきオールジャンルのコラム。
 

喫煙権はないのか?

2013年02月01日 | 世直しのためにどうすべきか

最初に公道での路上喫煙禁止を言い出したのは横浜市長だったように思う。
それがあっという間に日本中に広がり、公道だけでなくファミレスや飲食店にまで喫煙禁止となり、大きいホテルでの結婚式や記念行事でアルコールと料理が出ていても、喫煙者は室外に出て定められた場所で喫煙するようになった。

副流煙の被害が大きく報じられ、タバコにも「心筋梗塞の被害を高める」などと書いてある。

だったらそんなに体に悪いものを売らなければいいのに、と思う。タバコというのは依存性が高いので禁煙は非常に難しい。依存症にしておいて喫煙区域を極度に狭くし、値段を大幅に上げて認可している、というのは愛煙家にとっては二重三重の拘束状態になり、ますます苦しむだけだ。

ところでタバコが本当にそんなに体に悪いのか、というと、そうでもない、という人もいる。少し長くなるが、
例えばhttp://plaza.rakuten.co.jp/cosmodragoon/diary/200505050000/ によれば、
喫煙バッシングにヒステリックな嫌煙家さん達、何故排気ガスには文句も言わないのでしょうか。
どちらが臭い?排気ガスの方が臭いでしょ。
車内に排気ガスを引き込めば自殺出来ます。
車内で煙草100本喫っても死にませんよ。
どちらが健康に悪いのでしょうね。

以前、蚊取り線香の危険性に少し触れましたが、農作物である煙草の葉の煙より、殺虫剤の煙の方が安全だと考えているのでしょうか。

蚊取り線香等に含まれる成分のアレスリンは「遺伝子に異常をもたらします。
人間の細胞の遺伝子に異常がおきると細胞が突然変異してがん化する恐れがあります。」という報告があるにも係わらずです。

安全、危険というよりも、煙草が嫌いなだけでしょう。
それとも、意図的に本当に危険な物を隠すために、煙草をスケープゴートにしているのでしょうか?
嫌煙の影の仕掛け人は誰なんでしょうねぇ。

少し、煙草の効能を書いて置きましょうか。
医学博士、橋内 章氏の著書『そこに酒あり煙草あり』から少し抜粋してみます。

煙草はパーキンソン病の予防、治療効果があるそうです。
煙草はアルツハイマー病の予防効果が報告されています。
喫煙者がアルツハイマーになる確率は非喫煙者の35%だそうです。
一日に10本以下の人より、21本以上の人の方がボケ難い。
煙草を沢山喫う人ほどボケ難いということになります。
素晴らしいですね。

ネズミに迷路の先にある餌を取りに行く実験をすると、ニコチンを与えたネズミの方が成績は良いそうです。

横に並んだ数字を足していく、クレペリン検査でもニコチンを投与した方が成績が向上することが認められています。

つまり、煙草は脳細胞に良いということになります。

考えてみれば、芸術家がパイプを咥えて絵を描いていたり、ヘビースモーカーの作家や映画監督等、沢山います。
アインシュタインもパイプ愛好家でした。
人類に恩恵や豊かさをもたらした、数々の発明、アイデア、芸術作品、文学作品の多くは煙草の煙と共に紡ぎだされたものと言っても過言ではないのでしょう。

脳細胞を活性化させる、煙草の効用を少し見直したら如何でしょうか。

煙を肺に入れるのが心配な方はパイプか葉巻を喫えば良いのです。
紙巻タバコより遥かに美味しいですから。

とある。
 実際大きな総合病院には入院患者用の喫煙室が置かれているし、心療内科なども待合室に喫煙スペースがある。

結局はストレスとのバランスとの問題だろう。あらゆる病気にとって最も悪いのはストレスで、これが極度に抵抗力を弱めることは広く知られている。
 だから入院中は当然禁酒なのでストレスの緩和のために喫煙が許されているわけだ。

これはアメリカに長らくいた知り合いから聞いた話だが、州によっては「タバコは非合法、大麻は合法」らしい。調べたところでは大麻は依存性がなくて健康被害も医学的には認められていないようだ。ところが日本ではタバコが合法、大麻は違法になっている。おかしな話である。

飲酒に関しても、私の母親が1年以上お世話になっているヘルパーさんから面白い話を聞いた。介護先にアルコール依存症の老女がいて、酒を飲んだ勢いで活気をもらって生きている様子だったらしい。ところが医者に禁酒を命じられて真面目に酒を断って以来、見る見る衰弱してすぐに亡くなられたという。「あの年齢なら先も短いんだから、あのまま好きなように飲ませたほうがよかったのでは」とそのヘルパーさんは述懐していた。
 芥川龍之介は「酒虫」という小説で似たような話を面白く描いているから、未読の人は是非読んでもらいたい(青空文庫でタダで読めるはず)。

喫煙にしても飲酒にしても、嗜好品は大なり小なり毒と薬の部分がある。上に引用した人物が書いている通り、それを一括りにして「ヒステリック」に反対する風潮が、どうも気持ち悪い。嫌煙権を主張する勢力があるのなら喫煙の権利を主張する勢力があってもいいはずだ。今はエアカーテンなどもあるのだから、飲食の場では区切りをつけて愛煙家の席を設ければいいだけだし、路上喫煙にしても、雑踏の中では危険にしても人のいないビルの谷間などで携帯灰皿を持って吸う分には一向に構わないと思う。まして田舎で人通りの無い道で歩きタバコをしてどこが悪いのか分からない。

これは冗談半分本気半分で時々話すのだが、愛煙家の権利を主張する政党が全国区から立候補すれば結構支持者が出るのではないだろうか?私も一票入れます。